パワースポットと自称他称する場所は多々あるが、「本物」のパワースポットのひとつであろう戸隠神社に行ってきた。あたしはパワスポ好きだ。夫の実家である上田市に行く前に寄った。
行ったのはお盆休み真っ盛りの8月15日。五つある社をすべて回る「五社めぐり」というのもあるそうだが、私たちは中社と本社である奥社、それに隣接する九頭竜社にお参りした。
11時頃車で中社に到着。一回600円の駐車場に入れ、敷地内の観光案内で情報収集。奥社入口に行くバスは一時間に一本で、大人ひとり250円。歩いて30分程度とのことだが、バスでは5分、おまけに奥社入口バス停から奥社まではもれなく二キロ歩かねばならない。奥社バス停側にも駐車場はあるが、季節柄満車かもしれないとのこと。よってとりあえず中社にお参りして、バスが来るまで時間をつぶすことにした。
戸隠のトップシーズンなのか、中社本殿には参拝者が列を作っていた。お参りを済ませて交通安全のお守り(大800円)を購入。今年買った車用に以前からほしかったが、ここぞという神社で購入できてよかった。前の車に乗せていた諏訪大社のお守りを返す。箱をのぞくとほとんど戸隠神社のお守りやお札だった。みんなきちっとしている。
バスに乗って奥社入口へ。歩道がほぼない車道で、この道を30分歩くのはキツいとバスから思う。そして奥社入口から奥社本殿へ二キロの道のりを歩く。参道には人込みというほどではないが、行くひと帰るひと大勢いる。大木がそそり立つ参道で気持ちがいいが、なんせ長い。首都圏とは比べ物にならない気温と湿度だが、それなりに暑い。参道の大半は平坦だが、本殿に至る10分程度は登り。足場もいいとはいえず、足腰に問題のある高齢者には勧めない。それなりにいたけど。トレッキングシューズが必要というほどではないが、サンダル等はやめたほうがいい。いなかったけど。55歳の夫と49歳の私がそれなりにテキパキ歩いて30分かかった。
奥社もなかなかのにぎわい。ここが「本命」なので二人で千円を賽銭箱に。ご利益目的とかではなく、正式な気持ちがあるなら私は札は当たり前だと思っている。中社と九頭竜社はひとりずつ100円玉。昔ならともかく、今の世の中で10円玉とか5円玉とかってないよなあ、と個人的には思う。例えて言うなら、ひとの家にお呼ばれして、いい大人がポテチの袋を一つ持っていくような。私は独身の頃からこのように「信心深く」、夫は面倒なので私に合わせている。帰りは下りというのもあり、体感的にはあっというまにバス停についた。戸隠神社参拝という長年気にかけていたことを成し遂げた達成感のせいもあるかもしれない。
お昼は名物戸隠そば。店舗は中社に至る車道を中心にいくつもある。ネット等では「うずら家」という中社の目の前の店と、少し離れた「そばの実」の二店舗が特に有名だが、うずら家には「ただいま2~3時間待ち」という表示が出ていて、そばの実には駐車場に入れない車が車道に列を作っていた。そこで中社から歩いて行けるある店に行った。それなりに混んでいる店だったが、結論からいうと、さほどおいしくないわりに高く量が少なかった。食べログでも特に評判が悪いということもなかったが、価格・量・味三点どれをとっても普段横浜、特に横須賀で私たちが行っている店のほうが勝っている。あたしは味は普通と思ったが、夫は「あまり美味しくない」に分類。戸隠帰りにその旨長野市内に住む友人にLINEすると、
「そばの実が絶対オススメ。期待が高すぎたなんて言わせない。でもお盆の時期にそばの実やうずら家に行くのは無謀。いつ行ってもそばの実よりうずら家が混んでいるけど理由はわからない」
上田出身の夫は以前からスーパー等で売っている乾麺「雪んこそば」を推していた。首都圏育ちのうえ、そもそも蕎麦に興味がなかった私は全く知らないが、夫が子供の時から上田ではポピュラーだそうだ。戸隠のリベンジとばかりに、上田市内のスーパーで自宅用に購入。乾麺と半生が売っており両方買った。価格は忘れたが庶民価格。横浜に戻って食べたが、確かに戸隠の店で食べたのより美味しかった。私は半生と乾麺に違いを感じなかったが、夫は乾麺のほうが美味しいとのこと。私には両親の実家が上田の友人がいるが(本人は東京生まれ東京育ち)、その友人も「実家は雪んこそばを箱買いしていた」とのこと。確かにスーパーで箱でも売っていた。首都圏で売っても売れると思うけどな、雪んこそば。下手な手打ち蕎麦よりはっきり美味しい。
★ついでに今週の冷麺★
8/29 夫が日帰り盛岡出張のお土産に冷麺を買ってきてくれた。あたしは知らないが、ぴょんぴょん舎という人気の店らしい。夫は店舗で食べてきたそうで「俺は冷麺のおいしさは以前からよくわからない」。うちの夫にかかれば大概のものは「普通」で、自分の作った料理が「美味しい」に分類される。へえ、そんなもんかね、とレトルトの冷麺をひとり食べたが、これ美味いよ。夫にハードルを下げられたせいだろうか。二人分を別々の日にひとりで食べて、二回とも美味しかった。麺も硬くてツルツルしてて美味しかった。