ピラティスを始めて半年以上。最近は「お腹が使える女」を目指しているが、使えていないことに気づくのに時間がかかった。筋トレで多少腹筋はしているので、あたしはお腹が使えていると思い込んでいた。使えてないことがよくわかるのがヨガの椅子のポーズ(コチラ・外部)だ。反り腰になれるなら床と太ももが平行になるくらい腰を落とせるが、反り腰にならないよう坐骨をハムストリング側に引くと、お腹に力が入るのはわかるがほとんど腰を落とせない。それに最近気づいた。ずっと腰をそらせていた。
ヨガは始めて10年経っている。杖のポーズといって、単に長座で座るポーズ(コチラ・外部)があるのだが、私は手のひらが床につかない。指が立ってしまう。先生に、
「あたしは座高が高いから床に手がつかない」と言ったら、
「それ関係ないから」
要は肩甲骨が下に降りないのだ。というわけで私は自分の肩甲骨が下に降りないというのを発見したのだが、他方向、主に上には人一倍可動域が広いと思っていた。バタフライをしても「腕が高くあがってキレイ。あんなふうにリカバリーできるのはあなたくらい」とよく言われたし、ヨガで立ってやる開脚前屈のポーズ(コチラ・外部)をするときも手のひらを密着させたままこぶしが誰よりも頭側に回っていた。しかしピラティスで肩甲骨のエクササイズをしている最中、個人的に指摘されたのは、
「肩関節が柔らかいので動いているのは肩。肩甲骨がぜんぜん動いていない」
そこで先生が私の肩甲骨をぐっと入れたら、背中のお肉が肩甲骨の裏に入るのが分かった。座ってやる開脚前屈で恥骨が床に触れる感覚も最近初めて味わったが、それに続いて肩甲骨の裏にテメーの背中のお肉が入るこの新感覚。ピラティスのクラスの最中は基本手ごたえが薄いが、この時ばかりはビビッドだった。要はあたし、常に肩が動いているのを肩甲骨が上に動いていると勘違いしていた。肩甲骨と肩の区別のつかない女。これはなかなかの発見だ。何年も勘違いしていた。いつまでたっても肩甲骨が下がらないはずだ。しかし気づいたところで杖のポーズでいまだに床に手のひらはつかないし、肩甲骨裏にムニュっと自らのぜい肉を入れるのも自分ではできない。
自由自在とはいわないまでも、それなりに自力で肩甲骨が動かせる日は来るのか。
そんな私の平成の終わりだったが、テレビ神奈川(TVK)で「The GOLF」という番組が始まった。ちょっと変わったゴルフ番組で、「細かすぎるゴルフ講座」とスポンサー所属の女子プロのプロモーションコーナーで構成されている。残念ながらそこまでツアーで活躍しているプロでないこともあり、このお嬢さんにこんなに尺を割くかね、というスポンサーべったりの地方局ならではの作りだ。しかし「細かすぎる」のほうは今のところ傾聴に値する。二回目はグリップとアドレスについてだが、
①球をきちんと当てて飛ばすには腕と体幹部がしっかりつながっているべき。だが分かれているアマチュアのほうが多い。
②腕で打つのではない。腕と体幹がジョイントしていなくてはいけない。
③アドレスを取り、肩(肩甲骨)を敢えて落として耳と距離を取る。
⑤こうして背中と肩甲骨がジョイントすると、肩は下がり、腕と背中が(肩甲骨で?)ジョイントする。
④ひじは緩んでいるべき。肘がはると肩が入って肩甲骨はジョイントしない。ヘッドの重みも感じられず、腕が早く動く(HSが上がる)ことはない。
こうすると「体幹を使って」スイングできるという。この話をピラティスの先生にした。先生自身はゴルフはしないが、クライアントにゴルファーがいるらしい(詳細不明)。その先生が言うには、
「それでスイングすれば骨盤底筋も使えているはずだよ」
ウチのピラティスの先生も「インザジョイント」という言葉をたまに使うが、私は「肩甲骨と腕がジョイントしてない」と何度も指摘された。結局どういうことなのか今でも体感としてはいまいちわからない。しかしこのゴルフ講座との話に共通しているのは、肩が上がっていると腕と体幹はジョイントしない、ということだ。
※ピラティスを前回扱った記事はコチラ。
★今週のワールドカップ★
5/11 贔屓にしている津久井浜の蕎麦屋(平朗)の真ん前でウインドサーフィンのワールドカップが開催されていた。ものすごくいい天気だったのに、なかなかの無風。世界のプロ選手の勇姿を垣間見たかった。