美容雑誌での連載をまとめた単行本を文庫化したものの第二弾。私が現在進行形でファンの漫画家は伊藤さんただひとりだが、その私が読んでもまあまあ、といった程度なのがこの「女のはしょり道」。テーマが美容に限定されるしね。でもまあまあ面白いです。私は第一弾よりこの第二弾が面白いかな。雑誌オレンジページに連載中の「おかあさんの扉」のほうが面白いけど。子育て/出産マンガって、当人(出産経験者含む)と外野(それ以外)に温度差あって面白くないのが普通だけど、この漫画は子供のいない私が読んでも面白い。文庫化したら買うんだけどなあ。以下この漫画を読んでの私の雑記。
《掃除機》
商品名は控えているが、伊藤さんはダイソンを買ったらしい。吸引力が微妙というようなことを描いているが、私もネットで「吸引力が変わらない唯一の掃除機」というのは、「低いレベルで変わらない」ってことで、吸引力自体は日本製掃除機のほうが強いという記事をいくつか見た(実際の真偽は不明)。うちはというと、2014年末に東芝のトルネオを買った。4万くらいだった気がする。これがほどなく自走式ヘッドの音がうるさくなった。しかし掃除機として使えてはいるのでそのまま使い続けたが、今年壊れた。アイドリング機能(ヘッドを持ち上げると停止して、また床に置くと吸引を再開)がバカになってしまい、持ち上げてもヘッドが自走し続けるようになった。修理に出すかと見積もりを取ったら2万弱。誰が修理するか。やはりとりあえず掃除機としては使えているのでそのまま使っていたが、やはりパーツを洗ってキレイに使おうという気が失せるし、フィルターはそうでなくても交換時期だといわれた。そんな要交換パーツがあったとは。ダラダラと迷った挙句、新しいのを買うことにした。よって選んだのはフィルターレスが売りのパナソニック製だ。
ブログタイトルの通り2011年に40歳で結婚して現在7年目だが、結婚後に買った家電で壊れた(買い換えた)のはこのトルネオとコーヒードリッパーで、両方とも東芝製だ。結婚後に買った家電で壊れたものは他にない。というわけで、私の東芝のイメージはとても悪い。あんな経営している会社だから製品もこんなだ。対しパナソニックだが、他の記事でも書いた通り、うちの父はパナソニック系列の会社で長年働いていたせいで実家はパナソニック製品がとても多く、家さえパナホームなのだが、「こんなに早く壊れた」という経験が思い出せない。父は他の会社に転職してから現在リタイアだし、今更パナソニックを持ち上げる義理もないが、なんとなく「パナは壊れない」という長年の個人的経験が染みついている(ネットを検索すればパナはすぐ壊れるというコメントも簡単にみつかるが)。掃除機はフィルターレスも魅力ならパナもということで私の独断で決めた。現在うちは冷蔵庫が東芝で、これは夫がこのマンションに引っ越した時に購入した10年オーバーもの。現在私も特に問題なく使わせてもらっている。そろそろ買い替え時期だというのが夫の主張だが、次も東芝のベジータにしようとしている。
「東芝は壊れるからイヤだ。あたしと相性が悪い」
「調べたら、家電部門はすでに本体から切り離されて(中国企業に買われている)、経営もとっくに黒字らしいよ。つまりうちが買った東芝製は一番経営状況が不健全なときのやつだったわけよ。今は平気」
とりあえず来年夏の値下げ時期に買い換えようと計画しているが(今のところ全然壊れていない)、まだ東芝製にするかは決定はしていない。夫曰く、サイズや野菜室が真ん中といったうちの冷蔵庫に対する条件を考慮するとベジータが最適らしい。東芝好きというよりベジータ贔屓だ。ちなみにパナソニックの掃除機(MC-SR540G)は9月下旬の型落ち時期に三万程度で購入したが、今のところ快調だ。
《誰かに似てる》
芸能人に似てる話。私もかつては何人かの芸能人に似てるといわれていた。今じゃ全然言われないけどね。一番言われたのは昔よくテレビに出ていたモデルのはなちゃん。私がこのブログでのニックネームを「ハナ」にしているのは8月7日生まれだからで、はなちゃんに似てるからではないのだが、当時(20代後半か)はベリーショートでちょうど彼女のような髪形をしていた。ある時母親が新聞をみていたらはなちゃんが出ていたので、「あたしこの人に似てるってよく言われるんだよ」といったら、「そうか、誰かに似てると思った」と納得していたので、本当に似ていたんだと思う。顔のサイズはまったく違うだろうが。他に何人かに言われたのはチェ・ジウで、やはり当時縮毛矯正のストレートセミロングで似たような髪形をしていた。髪形の影響は大きい。これははなちゃんほど周囲を納得させるほどでもなかったのだが、ジムで一緒のご常連のおばさまのひとりが私のことを「冬ソナさん」と呼ぶようになり、これには困った。至って無邪気そうなその女性は、「似てるわよね~」と時折他のひとに同意を求めるのだが、言われたほうはちょっと困っているようなことが多く、それに私が困った。
というわけでチェ・ジウとはなちゃんに似てると言われた私の顔、どういった系統の顔か皆さん想像がつくと思う。目鼻立ちの小さい(あたしの顔そのものはデカいが)アジア顔ってことですね。外国で韓国人に間違われたことは何度かあり、ニューヨークで韓国人に朝鮮語で話しかけられた。そういやはなちゃんも中華街の老舗のお嬢さんで、中国人の血が入ってるんだった。
《猫の介護》
伊藤さんの作品「女いっぴき猫ふたり」(文春文庫)は私の愛読マンガなのだが、この猫のうちの一匹、アメショのニャコが二か月の介護の末亡くなる。伊藤さんは当時妊娠中だったそうだ。ニャコは喉に穴をあけて流動食にしたようだが、うちは胃ろうした。「猫をこんなことしてまで助けていいのかと思うんですけど」と書いているが、私も同じことは考えた。でも「というわけで放っておいて死ぬのを待ちましょう」となれないのも現実。うちの介護は一か月半で、伊藤さんのケースと重なることが多い。私も寝不足になって(妊娠はしてないが)精神的にも肉体的にもヘトヘトになった。ちなみにこの漫画にはないが、もう一匹の猫のクロはニャコやうちの猫のような闘病はなく「ぴんころ」で亡くなったようだ。人間もそうありたいが、なかなか思うようにはいかない。伊藤さんは現在縁あって、つまり自分からペットショップに行くようなことはなく、向こうからやってきた猫を二匹飼っている。私もそういう縁を待ってはいるが、いまのところなく、近所の野良猫たちとの交流(?)に留まっている。死んだ直後はこんなことはもう二度と無理、と思ったが、介護のキツさの生々しさが薄れてくると、一緒に猫と過ごした幸福感ばかりが思い出される。
※「猫の胃ろう」はコチラ。
※「6月20日(うちの猫が亡くなった日)」はコチラ。
《髪を洗わない》
この本によると作家五木寛之氏は髪の毛を数か月に一度しか洗わないらしい(お湯洗いはするよう?実際の詳細は不明)。五木氏といえば高齢にしては豊かな髪のダンディ風写真が思い浮かぶ。うちの母は70代で、髪を洗うのは週に二回かどうか、というような話をしていた。それは髪のためではなく単に面倒になったからで、
「だって汗もかかないし」
「そうやって高齢者は薄汚くなっていくんだ。目も老眼で、実際汚くなっているのがわからない」
と親子で口論になったこともあるのだが、母のほうが五木氏よりもマメだった。私の場合、体調が悪かったりして一日髪を洗わないと翌日にはもうねちゃっとべとつき感があるので無理だ。
伊藤さんも書いているが(私と同世代)あたしが中学のころ朝シャンとかいう言葉が流行っていて、日に二度、朝夕洗うとかいうのが「イケてる女子」だった。それが最近は仮に髪を洗うのが夜だけだったとしても二度洗いなんてとんでもない、市販シャンプーなんて強力な洗剤は頭皮にも髪にも悪い、リンス(コンディショナー)なんて、あんなの髪の周りに膜(石油系?)作ってツルツルの手触りを作ってるだけで、髪や頭皮には悪いとか。というわけで洗うのは基本お湯だけ(湯シャンだっけ?)、たまにシャンプーする程度でいいとか情報が錯そうしている。現在47歳(伊藤さんのひとつ年下)の私(薄毛に対する意識は高い)がどうしているかというと、NHKでみたシャンプー法を採用している。つまりそれまでしていた二度洗い(一度目でざっと洗って泡立しやすくして、二度目でモコモコ泡を立てる)は止めて、まずシャワーのお湯を数分流して、お湯と手(指)のみで頭皮と髪のゴミを流し落とす。つまり髪を湿らせるだけではなく、お湯で洗うのだ。それでほとんどキレイになるらしい。その後手にシャンプーを取り(適量。多すぎない)、手で泡立ててから髪に泡をつけて洗う、のちリンス(きちんと流す)という方法だ。NHKで紹介していたのはお湯洗い前にブラッシングしたりともっと段取り・留意点が多いのだが、「はしょって」簡略化している。シャンプーを使っての二度洗いより実際頭皮や髪が健康になったかどうかはよくわからない。少なくともどんどん薄くなってはいない気がするが、美容院で頭皮ケアを続けている効果かもしれない。
《冷えを取る》
綿と絹の薄い靴下を重ね履きする、という「健康法」がこの本で紹介されている。私も長年足先が冷え症だ。というわけで家用にモコモコの毛糸の靴下を買った。靴は絶対はけないモコモコ具合で、靴下というより室内履きというべきかもしれないが、これが本当に寒くなると温かくないんである。つまり「保冷」されちゃうというか。足先が冷たいからといって、この靴下をはいてホットマットの上に足をのせても熱が伝わらない。本当に寒い場所では寝袋には真っ裸で入るのが正解というのがよくわかった。「寒がり」に毛糸の厚い靴下はいいかもしれないが、冷え症の場合はダメみたいだ。この薄い靴下の重ね履き健康法、あたしも試したほうがいいのかなあ。マンガにある通り、洗濯とかめんどくさそうだなあ。
(講談社文庫 530円本体)
※この漫画の第一弾「女のはしょり道」はコチラ。