Third Place
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相手の悩みをすべて聞きだそう。

kに今日言われたことば。

kの人格を否定するような言葉を一年前のバーベキュの時に言ったらしい。

自分では全く覚えていない。


「あまりにも前向きやから凹んでいるときに相談できない。」と

m、ころにもよく言われる。


自分の勢いを守ろうとするために他人のマイナスを押さえ込もうとしていたのかな。

そんな自分の姿を思い浮かべて、凹んでいる。

そういう自分はこれから治していかなければならない。

器が小さな人間にはなりたくないな。


今現在、目の前にいる人を本当に大切にしていきたい。

これからの人との付き合い方と自分の欠点を知る良い機会にもなった。

金持ち父さん

ロバート キヨサキ, 白根 美保子
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

金持ち父さんを読む。

E=従業員、S=自営業者、B=ビジネスオーナー、I=投資家

今、現在自分はEの立場にいるが人生の中では全てを経験してみたいと思う。

投資家、ビジネスオーナーはリスクはあるかもしれない。

しかし、そこで生きていくルールのようなものを身に付ければ

そこからは倍々でお金の流れが増えていくのではないか。

あくまでも想像、経験したことがないので分からない。


今の段階で考えてみよう。

自分の頭をしっかり使って。


自分がビジネスを起こしたい理由はなんだろう?

この本を読んで、ただ起業といっても

Sのような自営業者やBのようなビジネスオーナーの二種類があると知った。

自分で全ての商売をやりきるならば自営業者を選ぶのがよいのだろう。

しかし、自分のような非完璧主義者はビジネスオーナー型の起業法を極めたほうがよいのではないかと思う。


自営業は大抵自分の好きな分野(自分ならば写真やアート、デザインであるが)で極めていくことになるが、

全く資金の無い状態からそれをしていくのは少し難しい、と考えている。

それよりも、まずは確実に事業になる分野から手をつけてそこで稼いだお金を投資にまわす。

それから自分のやりたいことを極めていっても遅くはないんじゃないか。


そんな風に考えている。あくまでも着実に。無茶な投資はしない。


そして、最終的に「アート、デザイン分野で自分の好きなお店を持つ」

その夢をかなえるために、人生の中で全てのクワドラントを経験したい。

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 ちょうど僕が降りた会談の真向かいに同じような階段があった。それを上るともうピンボールには出会えないような気がして、進んでいく気持にはなれなかった。ただ、ここでうかうかしていては、何も始まらない。一歩を踏み出すことが今の僕には必要なのだろう。鉛のような両足を振り上げ、その階段を上っていった。ただ何も考えず、がむしゃらに、20代のころの自分を思い出すように突き進んでいった。

 20段ほどある階段を昇りきると、そこは餌小屋のような小さな倉庫になっていた。あたり一面に藁が散らばっており、誰かが寝泊りしているような気配を感じた。その部屋の片隅には鶏の餌用のバケツ、泥のついたタオルが置いてあった。

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僕が暗闇の中で壁についたスイッチを押すと、何秒かの時間をおいて天井の蛍光灯がカチカチとまたたき、その白い光が倉庫の中に溢れた。蛍光灯は全部で百本はあるだろう。倉庫は外から見た感じよりずっと広かったが、それでもその光の量は圧倒的だった。まぶしさで僕は目を閉じた。しばらく後で目を開けたときにはやみは消えて、沈黙と冷ややかさだけが残っていた。

 倉庫は巨大な冷蔵庫の内部のようにメタが、建物の本来の目的を科が得てみればそれは当然のことともいえた。窓ひとつない壁と天井は艶のある白い塗料で塗られていたが、黄色や黒や、その他のわけの分からぬ色のしみが一面にこびりついていた。壁がおそろしく分厚く作られていることは人目でわかった。まるで鉛の箱に詰め込まれたような気がする。営業第1部絵インにっこから出られないのではないかときう恐怖が僕を捕らえ、何度も後ろの扉を振り返らせる。これほど人を嫌な気分にさせる建物もまたとはあるまい。

 ごく好意的に見れば、それh象の墓場のようにも見えた。そして足を折り曲げた象の白骨のかわりには、見渡す限りのピンボール台がコンクリートの床にずらりと並んでいた。僕は会談の上に立ち、その異様な光景をじっと見下ろした。手が無意識に口元を這い、そしてまたポケットに戻った。

 恐ろしい数のピンボールだいだ。七十八というのがその正確な数字だった。僕は時間をかけて何度もピン簿r-る台を感情してみた。七十八、間違いない。台は同じ向きに八列の縦隊を組、倉庫のつきあたりの壁まで並んでいた。まるでチョークで床に線を日いい手並べでもしたように、その列には一センチの狂いもない。アクリル樹脂の中で固められたハエのようにあたりの全ては静止していた。何ひとつびくりとも動かない。七十八の死と七十八の沈黙。僕は反射的に体を動かした。そうでもしなければ僕までもがそのがー語いるの群に組み込まれてしまいそうな気がしたからだ。

 寒い。そしてやはり死んだ鶏の匂いがする。

 僕はゆっくりと五段ばかりの狭いコンクリートの階段を下りた。階段のしたはもっと寒い。それでも汗が出た。嫌な汗だ。僕はポケットからハンカチを出して汗をぬぐう。ただ、わきの下にたまった汗だけはどうしようもない。僕は会談の一番下に腰をおろし、振りえる手で煙草をすった。・・・・3フリッパーのスペースシップ、僕はこんな風に彼女と会いたくはなかった。彼女にしたところでそうだろう・・おそらく。

 扉を閉めてしまった後には虫の声ひとつ聴こえない。完璧な沈黙が重いきりのように地表によどんでいた。七十八台のピンボールマシーンは三百十二本の足をしっかりと床に下ろし、その行き場の無い重みにじっと耐えていた。哀しい風景だった。

 僕は腰を下ろしたまま「ジャンピング・ウィズ・シンフォニーシッド」のはじめのヨン小説を口笛で吹いてみた。

スタンゲッツとヘッドしぇ位キング&フットタッピングリズムセクション・・・・。遮るものひとつない伽藍とした冷蔵倉庫に、口笛は素晴らしくキレイに鳴り響いた。僕は少し気をよくして次の四小節を吹いた。そしてまた四小説。あらゆるものが聞き耳を立てているような気がした。もちろん誰も首を振らないし、誰も足を踏み鳴らさない。ただ、それは僕の奥底の舞台でなり続けているだけだった。

先を見据えた仕事をしよう。 お客よりも一歩先にいく仕事を。

常に経営者の意識で仕事をしよう


単に言われることをやるのではなく、売上をあげるためには、


自分が部下を持っていたらどのような指示を出すのか、


また、そのために先を見据えた仕事をしていこう。



それはまたお客さんよりも一歩先をいく仕事をする、ということでもある。


今はまだまだお客さんよりも下のほうの知識しかないが、


今年中に追いついて、信頼される人間になろう。


スピードと誠実さを大切にしよう

今は経験も知識も無い状態。

だから他の自分の持ち味で勝負していかなくてはならない。

新人だからといってぼんやりしていられない。

常に求められるもの以上の答えを出すように心がけていこうと思う。


今、自分にできることはお客さんの要望に対して誠実に応えていくことだ。

適当なことを言って逃れる時期ではない。

まずは信頼してもらうために、スピードと誠実さで勝負をしていこう。



経営の場では、ギリギリまで結論を出さない。

ギリギリまで結論を出さない、

あらゆる可能性を加味して結論を考えるということを習慣づけよう。

ひとつの情報だけで結論を導くことは危険でもある。

ある情報の後にはまた新しい情報が出てくる。それはきりが無い。

しかし、その情報のメドが出るまでは結論を急がないほうが良い。

経営の場では、ギリギリまで結論を出さないことが大切なんだろう。


ただ、現場レベルはちがう。

上からの結論が出たら、即実行に移さなくてはならない。

結論が出た時点で、構想はできあがっているのだから。

あとはそれを実行していくだけだ。

そこはスピードが勝負になってくる。



世の中に残るもの

「世の中に残らないものなんて、その程度なのかもしれない。

世の中に残るものだって、あると信じたい。

形でなくとも情のような無形のものでもいい。」

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スペイン語の講師が電話をかけてきたのは十一月の連休があけてばかりの水曜日だった。昼休み前に共同経営者が銀行にでかけた後、僕は事務所のダイニングキッチンで女の子が作ってくれたスパゲティーを食べているところだった。スパゲティーは二分ばかりゆですぎで、バジリコのかわりに細かく切った紫蘇がかかっていたが悪くは無い味だった。僕たちがスパゲティーの作り方についてという論している最中に電話のベルが鳴った。女の子が電話を取り、二言三言はなしてから方をするめるようにして受話器を僕に渡した。

「スペースシップのことですが、」と彼は言った。「行方がわかりました。」

「何処ですか?」

「電話では申し上げにくい。」と彼は言った。双方がしばらく沈黙した。

「と、いいますと?」と僕が訊ねた。

「電話では説明しづらい、ということです。」

「一見に如かず、ということですね。」

「いや、」と彼は口ごもった。「目の前でご覧になったとしても説明し辛い、ということです。」

上手く言葉が出てこなかったので、彼の話の続きを待った。

「別に勿体をつけてるわけでもないし、からかっているわけでもない。とにかくお会いしたい。」
「分かりました。」

「今日の五時ということでいかがでしょう?」

「結構です。」と僕は言った。「ところで、プレイは出来るのですか?」

「もちろん。」と彼は言った。僕は礼を言って電話を切った。そしてスパゲティーの続きを食べ始めた。

「何処に行くの?」

「ピンボールをやりに行く。行く先はわからない。」

「ピンボール?」

「そう、フリッパーでボールを弾いて・・・・」

「しってるわよ、でも、何故ピンボールなんて・・・・、」

「さあね? この世の中にはわれわれの哲学では推し測れぬものがいっぱいある。」

彼女はテーブルに頬杖をついて考え込んだ。

「ピンボールは上手いの?」

「以前はね。僕が誇りを持てる唯一の分野だった。」

「私には無いもないわ」

「なくさずにすむ。」

彼女がもう一度考え込んでいる間に僕はスパゲティの残りを食べた。そして冷蔵庫からジンジャーエールを出して飲んだ。

「いつかは失われるものにたいした意味はない。失われるべきものの栄光は真の栄光にあらず、てね。」

「誰の言葉?」

「誰の言葉かは忘れたよ。でもまあそのとおりさ。」

「世の中に失われないものがあるの?」

「あると信じるで。きみも信じたほうがいい。」

「努力するわ。」

「僕はあるいは楽観的過ぎるかもしれない。でもそれほど馬鹿じゃない。」

「知ってるわ。」

「自慢しているわけじゃないが、その反対よりはずっといいと思ってる。」

彼女はうなずいた。「それで今夜はピンボールをやりに行くのね。」

「うむ。」

「両手をあげて。」

僕は天井に向かって両手を上げた。彼女は僕のセーターの脇の下をじっと点検した。

「オーケー、行ってらっしゃい。」


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三日ばかり風邪で休んだおかげで仕事は山のようにたまっていた。口の中はざらざらするし、体中に紙やすりをかけられたような気分だ。パンフレットや書類や小冊子や雑誌が僕の机のまわりにありづかのように積み上げられていた。

共同経営者がやってきて、僕に向かってもごもごと見舞いらしきことを言ってから自分の部屋に戻っていった。ジムの女の子はいつものように暑いコーヒーとロールパンを二個机の上に置くと姿を消した。煙草を買い忘れたので共同経営者からセブンスターを二箱もらい、フィルターをちぎりとって反対側に火をつけて吸った。空はぼんやりと曇り、どこまでが空気でどこからが雲なのか見分けもつかない。あたりにはまるで湿った落ち葉をむりやり焼き付けたような匂いがする。あるいはそれも熱のせいかもしれない。

 僕は深呼吸してから一番手前の蟻塚を崩しにかかった。全部に「至急」というゴム印が押され、その下には赤いフェルト・ペンで期限が書き込まれていた。幸いなことに「至急」蟻塚はそれひとつきりだった。そしてもっと幸いなことには2、3日中というものもない。一週間から二週間といった期限付きのものばかりで、半分を下訳に回せばうまくかたは付きそうだった。

僕は一冊ずつを手に取り、片付ける順序に本を積み替えてみた。おかげで蟻塚は前よりずっと不安定な形になった。新聞の一面に載っている性別年齢別の内閣支持率のグラフのような形である。そして形だけでなく、その内容たるや実に心を踊る取り合わせだった。