5月にあったいちかちゃんの緊急入院




その時の入院の記録を少し・・🏥


 1歳4ヶ月になるまでに三つ子ちゃん達はRSウイルスとヒトメタニューモウイルスに同時にかかり、その後アデノウイルス、ノロウイルス、えりかちゃんはインフルエンザA型にもかかりました


お兄ちゃん達がかかった感染性胃腸炎や溶連菌感染症なども高熱は出ませんでしたがもしかしたら影響があったかもしれません


何かにかかるたび鼻水は何ヶ月も続き、何もなく元気に過ごした日のほうが数えるくらいと言っていいほど、様々な強敵なウイルスとの闘いを乗り越えてきた三つ子ちゃん達


これだけの手強いウイルスを相手に入院することなく過ごせてきたので、もう大丈夫だろうと訪問看護を卒業しようと決めた矢先


いちかちゃんが緊急入院することになりました


以前から、誰かが入院した場合を話し合って家族に協力のお願いをしていましたが、まさかこの緊急事態宣言を本当に発動することになろうとは😨


かかりつけ医に連れて行く時も


元気に遊んでいるしただの軽い風邪だろう、ただ夜中の咳と呼吸音がするのが気になるから連れて行こうかな


くらいの気持ちで、まさか入院することになろうとは夢にも思いませんでした


家族に協力の要請をして、上の子ども達の為に旦那さんにも伝えて早く帰ってもらわなければ、とはじめて旦那さんの職場に電話すると、急いで旦那さんと繋いでくださり、そのまま早退させてくださり、さらにはもともとのお休みに有休を使って4連休になるように休ませてくださいました✨


育休といい、この時の配慮といい、この職場にしてよかったね!😭と夫婦で感謝


旦那さんに車を運転してもらい、隣の市にある大きい病院で、先生のお話を夫婦一緒にきくことができました


ウイルス性かもしれないけど、診断名は喘息性気管支炎になるとのこと


以前から風邪をひくと、毎回ではありませんが呼吸音がキューキューやゼエゼエ、みぞおちが呼吸とともにペコペコすることがあり、風邪を引いた時に何度かこういった症状が出るようであれば喘息の治療を始めた方がいいかもしれないと言われていました


治療は飲み薬を飲んだり、ひどければ酸素と一緒に薬を吸入をしたりすると聞いていましたが、入院中はそれに加えて鼻水吸引と点滴からのステロイド注射もありました


入院先の病院につくと検査と診察があり、検査結果が出ると小児病棟の個室へ


見通しの良い広い個室の真ん中にベッドがあり、トイレも洗面台もあるお部屋で


周りの柵から落ちないようにいちかちゃんをベッドへ降ろし


病院食を離乳食にするのか幼児食にするのかやお風呂は疲れるので体を拭くタオルで済ませること


入院病棟のお部屋に付き添えるのは保護者一人のみということなど、


入院中のあれこれの説明をうけて書類をいただき


いちかちゃんは点滴の針を挿入する為に別室へ連れて行かれました


私達は待合スペースで待つよう指示があり


ほどなくして、いちかちゃんの泣き叫ぶ声がフロアに響き渡り、看護師さんや先生達がパタパタとそちらへ一人また一人と走っていかれていました


個室へ戻ると、髪まで全身汗だくで大泣きのいちかちゃんと少々お疲れ気味な看護師さんがでてこられ


小さいのに力が強くてびっくり!大人5人がかりでした😅


とおっしゃられており


申し訳無さもありましたが、それだけの抵抗をする力があるほどには元気だと内心少し安心


血液がついたり汚れたりすることがあるのでと80のカバーオールの病院着にお着替えしており、左手甲に点滴、右足親指の酸素濃度を測るバンド、酸素の出る管を胸元にテープで固定されていました


抱っこしてと泣きながら両手をあげて寄ってくるので、とりあえず抱っこしましたが3方向から管やコードで繋がれているので2歩以上動くこともままならず一緒に柵の中のベッドの上へ😅


看護師さんが部屋に入ってくるたび、うぇーーん!!(抱っこー!!🤣)と全力で大泣き、申し訳なさそうに点滴へのステロイド投与や吸入器を私に手渡しバイバイしながらそそくさと出ていかれました


鼻水吸引の時は私が押さえて固定するので私も罪悪感😓


狭いベッドの上だけで、それでも人が来る度に全力で泣くので毎日お昼寝もして夜もよく寝ました


嫌なことは早く済むよういちかちゃんの上に馬乗りになってしっかり押さえるので、お昼寝中に自分のご飯を買いにいくのですが、罪滅ぼしにいちかちゃんのご褒美ヨーグルトも買うのが日課になりました😅


自分のお風呂は、予約無しで決められた時間内に空いていれば入れるというもの


処置や食事以外の時間で、いちかちゃんが寝ていないと目を離して離れることが出来ないので、最初の2日間は諦めました😅


その翌日が幼稚園の遠足だった為、前日の夜に旦那さんと交代して遠足のお弁当を作りに帰り、2日ぶりのお風呂✨


抱きついてくるお兄ちゃん達と一緒に寝ました👦👩👦


朝お弁当を作り終え、その翌日は地域の運動会にお兄ちゃん達と旦那さんが参加するようにしていた為、また交代


退院がいつになるか分からなかったので、入れるときはお風呂に入る!と気合を入れて戻り、いちかちゃんがお昼ごはん後の寝入った瞬間お風呂へGO!💨


ちなみに交代しに行った旦那さんは、最初いちかちゃんに認識されず、部屋に入るなり号泣されたそうです😭


旦那さんから付き添いを交代する時に、緊急の患者さんが入ったので処置の出来る個室をあける必要があり、二人部屋に移動になったことを知らされました


荷物を置かなくても看護師さんが吸引や吸入の装置を取るためにベッドの脇を横向きで通らなくては通れないような狭いスペースでしたが、いちかちゃんにはこのお部屋の方がいいようでした


看護師さんや先生がきても囲われているカーテンで見えず、二分の一の確率でもう一人の子のところへ行き、自分には何事もなく終わる


日頃周りに人がいる暮らしを当たり前としているので同じ年頃の子の気配があるのが心強かったのもあるのかもしれません😊


相部屋の方も少し先に同じ症状で入院されたとのことで、看護師さんをされているお母さんで気さくに話しかけてこちらにも気にかけてくださる方でした


酸素を測る機械の数値は酸素濃度と脈拍を示していること、波形が激しく上下している時は対象が動いて上手く測れていないこと


つまり、波形がおだやかなときに酸素濃度がいいと安心ということを教えてもらいました


なるほど👀✨


それで寝ている波形のおだやかな時に看護師さんがテープを巻こうとするのね!


外れたらすぐ巻こう✊


その頃は少し暑さを感じる頃で、節電のためか窓が開けてあり、いろんなお部屋の声がダダ漏れ😅


入院が長いのか、ストレスのかかったお母さん方の声がよく聞こえまして、


働いてたら働きながら職場と保育園やら学校やらに電話してお願いしたり説明したり、狭い病室から思うように離れられないし、家のこともあるしそりゃ疲れるよ💦早く良くなって退院できるといいね!😣


と励ましテレパシーを送りながら


三つ子が生まれる以前と比べ、子ども達に優しく出来ているのかなと少し不安に思っていた時期だったので、きっと自分は優しい方だろう😅と少し自信を取り戻しました


いちかちゃんの楽しみは病院食の離乳食と私が用意するおやつのヨーグルトくらいで、病院食は多めの量のようでしたがほぼ毎回完食していました✨


トマトに少しお砂糖をかけたもの、よく食べるなぁ✨


なるほど、このくらいの味付けね〜♪


とおかずを一口味見させてもらったり私もとても勉強になりました


処置の大泣きは相部屋になってから、点滴へのステロイド投与は泣かなくなり、看護師さんがバイバイして帰っていくので人を見るとバイバイして追い払おうとするようになりました😅

(はたからみるとバイバイして歓迎しているようにも見えます🤭)


吸入器は、煙を吸い込ませられるように口鼻の近くになるよう親が持って10分程度保持するのですが、ずっと逃げ回り管が絡まり危険


嫌なものを顔の近くに持ってこられるのが嫌な様子


それならと


一階のコンビニでペンとノートを買って、上げたベッドの柵の下から30cmくらいのところに吸入器をテープで固定して、いちかちゃんをその前に座らせます


ノートにお絵かきしていいよとペンを渡し、吸入器が口鼻の前にくるように調整


吸入の時間がお絵かき出来る楽しい時間にかわり、泣かなくなりました🙌✨


私も見守るだけで器具を持たなくていいので楽ちんに✨


いちかちゃんの心と症状が回復してにこにこが戻るようになり、吸引だけは押さえつけるので泣きますが、そこは心を鬼にして😅


NICUから最後に退院したいちかちゃんとのはじめて二人だけの日々を楽しみました💕


心配さえなければ、ご飯も作らなくていいし、子どもと一対一って、なんておだやか✨


お兄ちゃん達やあかちゃん二人を預けた実家のことは気になりましたが


家族で連携をとってなるべく自分達が一番頑張る形になるように


実家へあかちゃん二人をお風呂を入れに行ったり、お兄ちゃん達がさみしくならないようにと交代のタイミングを考えて過ごしていた5日目


先に退院された相部屋の方が退院の目安を教えてくれていたので、まだまだ先と思っていたら、診察にこられた先生に


明日退院しましょう😊

と言ってもらえ6日間で退院となりました✨


同じ症状だからといって、同じではなくそれぞれ違う子で、看護師さんの言う事だからといって、担当の先生に訊いみなければわからない✨


当たり前だけど入院中は分からなくなる


ネットや人から聞いたそれらしい他の子のことではなく、この子を診てくれている担当の先生や看護師さんとのコミュニケーションが大事だなと感じました


寝る時の酸素の値が落ち着いていたから、との説明で、何度も付け直した甲斐があった✨


いちかちゃんはその頃から私のお腹の上で寝付くようになり、家に帰って3ヶ月以上経った今も他の子には渡さない!という勢いで乗ってきます😅


その後、次にかかった咳の出る風邪でかかりつけ医にかかった時にモンテルカストという喘息の予防薬をしばらくの間、服用することになりました


入院ほどではないけれど、えりかちゃんも同じような症状が風邪のたびに起きていたので、少し遅れてモンテルカストを飲み始めました


そのおかげか最近は調子が良く、夏休みの間、子ども達はみんな元気でした😊


アレルギーや細菌性の原因がある喘息ですが、子どもの頃の喘息は大人になって治ることも多いようです✨


32週で生まれると呼吸器が心配ですが・・と妊娠中聞いた気もしますが、考えてもしょうがないことは考えない


自分にやれることをやる、それだけ考えよう✊


神様、お願いします🙏✨


やれることなので、ちゃっかり神だのみもします🤭


元気な子どもに、そして大人になりますように✨



緊急入院で一番戸惑ったことは持っていくものでしたが、早く連れて行くことが一番大事なようです😊


付き添いの大人に必要な大体のものは病院の売店にあります


持っていってよかったと思うものは、いちかちゃんのお気に入りのブランケット💕


私の布団代わりに持って行きましたが、いつも使っているお気に入りブランケットで一緒に眠れたおかげで、ブランケットを抱きしめて、寝付きよく、安心して長く寝てくれました


忘れがちだけど、以外と必要なものはペン🖊️


書類やその日の記録のためについてすぐからずっと毎日使います


食器用洗剤とスポンジ、ティッシュ、こぼれにくいマグとお食事エプロンも持って行ってよかったです😊


子どものオムツやおしりふき、おやつ、歯ブラシなどお気に入りや使い慣れた物があれば持っていった方がいいですが


部屋は物を置くスペースが余りないと想定して置いて、家族に足りないものを持ってきてもらったり、交代で家に帰った時に補充したりという方が病室は過ごしやすいかなと思います😊


子どもの着替えは入退院時のものがあれば大丈夫!


そうそう、看護師さんが教えてくださいましたが、この病院のある隣の市に同じ年頃の男男女の三つ子ちゃんがいるらしい😆


看護師さんの近所の方らしく、私達のことを伝えたら会いたーい!と言ってくださったらしい


いつかお会いできるかしら💕


元気になってくれて本当によかった🥹


いろいろ心配して、どうなることかと思ったけど、家族のことをたくさん考えて大事にできた入院も今ではいい思い出です✨


けど、もう入院しませんように💦🙏✨