こんにちは、YUです。
今回のテーマは「消費者目線でみるマーケティング」です!
これはどういうことかというと、売る側の良いと思ったものを売るのではなく、買う側の良いと思ったものを売っていくという考え方です。
さて、なぜこんなことを記事にしたかというと、意外と盲点になりやすいのかなーと思ったからです!
どうしても商品を提供する側に立つと、自分が良いと思ったものが買い手の求めるものだろうと決めつけてしまいがちですが、実際には違っている場合もあります。
学校で勉強する数学を例に出しますね。
分かっている人(例えば先生とか)にとっては方程式の解き方なんて当たり前の考え方なわけですよね。
でも初めて勉強する生徒にとってはその当たり前の考え方ができていないです。
そこでもし、生徒が分かっている前提で授業をしてしまったらどうなるか。
いきなり一次方程式が解かれて授業が進んでいったら、ほとんどついていけないですよね。
この状態は、先生が生徒の視点に立てていないことになります。
ビジネスも同じです。売る側が買う側のことを分かっていなかったら適切な商品を売ったり、適切な情報を提供できなくなります。
なので、お客さんの立場に立って考えましょう!
余談ですが、今の日本は企業の規模が大きいほどこの消費者目線ができなくなっています。
なぜだかわかりますか?
考えられる要因は、
・会社に根付いた長い伝統というかやり方に縛られ、今の時代のやり方に対応できていない
・従業員の人数が多いので、考え方や方向性を統一できない
このようなことが考えられます。
一つ目については、20世紀では物の数自体が少なかったので、商品を作れば売れました。
ところが今では物が溢れかえっている時代ですので、簡単には商品が売れない時代になっています。これを成熟経済と言ったりします。
過去に商品が売れまくった栄光があるので、昔のままの考え方からなかなか抜け出せないというのがあります。
もう一つは大企業ほど従業員の人数が多く、考えがまとまらずにみんなの納得のいくところに落ち着いてしまう傾向にあります。
食べ物で例えますね。
ラーメンを売るかパフェを売るかで社内議論したとします。
ここで日本の風習的にはみんなの納得いく方法をとるんですよ。
すると、あろうことか「ラーメン入りパフェ」を作ってしまうんです。
これでは当然、お客さんの求めるものとずれてしまいますよね。
つまり、ラーメンが求められていると分かったら絶対にラーメンで押し通さなければいけないんです。
決して「ラーメンパフェ」にしてはいけないんです!
さて、少し議論が外れましたが今日のまとめです。
・常に消費者目線でマーケティングを考えていく
・大企業ほど統率が難しい
それでは、また別の記事でお会いしましょう!
読んでいただきありがとうございます!