親友と久しぶりのランチ。
彼女は今一番大切な人と言っても過言ではない。
旦那の事を、彼女の様な存在に感じれたなら、
最高に幸せな結婚生活が送れているだろうにと思う。
いつの日か旦那の事を、
『友達』
から
『親友』
と呼べる日が来る事を祈る。
そんな日は来ないと思うけど。
彼女とは独身時代に結構やらかした日々を送った事もある。
朝まで飲み歩いて、
お互いにろくでもない男に引っ掛かったりして、
泣いたり、笑ったり。
支え合ってきた。
二十代半ばで知り合い、
瞬く間に心を通じ合わせることができたのは、
奇跡とも思える。
大人になると、なかなか相手に心を開けなくなる。
どこかで壁を作って、
これ以上厄介な関係が生まれない方を選ぶ。
作り笑顔と、嘘っぽい相槌でやり過ごし、
着かず離れずの都合のいい関係を好んでしまう。
でも彼女は違った。
この年になって出会ったからこそ、
互いに尊重し合えるし、
彼女の言葉なら、
身体にすっと染み込んでくる。
脳内革命のきっかけを
いつも必ず私に与えてくれる。
『いつもありがとう』
そう彼女に伝えると、
『お互い様だよ』
と答えてくれる。
私自身、この世から消えてしまうことはあまり怖くない。
私がこの世から消えたら、
息子たちには私よりずっと素晴らしい大人たちが居てくれる。
でも私が消えたら、
彼女がとても悲しむんじゃないかと思うと、
心が痛む。
若くして母親をなくし、
去年父親もなくした。
私までが消えてしまったら、
酷く落ち込むだろうなと思う。
だから60才くらいまでは、
彼女の為にがんばろうと思う。
持病も多くて、
なかなか面倒くさい人生だけど、
あと二十年くらいは頑張ろう。
今日も、やっぱりそう思った。