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やせっぽちのヒロシのブログ

音楽とお酒が大好きです。
趣味は国際交流?(笑)。

 

一夜にしてすべてを失ったスターパイロットの男性が、新人女性パイロットとして再起を目指す姿を描き、韓国で観客動員数470万人を突破する大ヒットを記録したコメディ。
優れた操縦技術を持つパイロットのハン・ジョンウは有名テレビ番組に出演するほどの人気者だったが、予期せぬトラブルと誤解により職を失ってしまう。ブラックリストに載ったジョンウを雇おうとする航空会社はなく、窮地に追い込まれた彼は妹ジョンミになりすまし、完璧に変身して再就職を果たす。しかし喜びもつかの間、またもや思わぬ困難が彼の前に立ちはだかる。
「EXIT」「観相師 かんそうし」のチョ・ジョンソクが主人公ジョンウと彼がなりすました妹ジョンミを演じ、2025年・第61回百想芸術大賞の映画部門で最優秀演技賞(主演男優賞)を受賞。ジョンウが出会う女性スルギをドラマ「二十五、二十一」のイ・ジュミョン、ジョンウの最も身近な理解者である本物の妹ジョンミをアイドルグループ「Secret」出身のハン・ソナ、ジョンウの元同業者ヒョンソクをドラマ「D.P. 脱走兵追跡官」のシン・スンホが演じた。「最も普通の恋愛」のキム・ハンギョル監督がメガホンをとり、韓国の最新コスメやカルチャーを散りばめたポップな映像美と洗練されたユーモアで描き出す。

2024年製作/111分/G/韓国
原題または英題:Pilot
配給:松竹
劇場公開日:2026年4月3日(以上、映画ドットコムより)

 

☆最近観ている韓国コメディ映画にハズレ無しということで、この作品もやはり観ることにしました。主人公は10年くらい前の山田孝之みたいな感じで、「え?、彼が女装するの?」と思ってしまいましたが、案の定(こちらには)全く女性には見えず、いかつくて、声も全く可愛くなく、それもヒゲもうっすら見えているし...で、それらに関してはツッコミどころだらけでしたが、内容的には笑えるシーンの連続で、母や妹との家族愛もペーソスを持って描かれ、とても面白かったです。特に冒頭のマヌーシュ・スウィングの音楽に乗った小気味良い展開に近年の韓国のエンターテインメントの充実ぶりを見る思いでした。

 

東京都立日比谷高校に実在する部活動「雑草研究部」をモチーフに、脚本家・映画監督の上村奈帆とシナリオ制作チーム「モノガタリラボ」が原作を開発して誕生した漫画「ザッケン!」(小学館刊)を、上村が自ら脚本・監督を務めて映画化した青春ストーリー。自分がわからずに迷う思春期の少女が、それまで見向きもしていなかった足元に生える雑草から、自分らしさを見つけていく姿を繊細かつみずみずしく描く。
高校1年生の春。何かに夢中になれるわけでもなく、ただ日々をこなすだけの、どこにでもいる少女だった杉野ゆかりは、雑草を愛し、その生命力に魅せられている同級生の徳田みみ=通称「ドクダミちゃん」と出会う。少し風変りだが、まっすぐでピュアな心を持つ彼女に、ゆかりも少しずつ心を開いていく。ドクダミちゃんは「ザッケン」こと「雑草研究部」の復活を願っており、ゆかりはその熱意に戸惑いながらも、彼女とともにザッケン復活を目指す活動を始めることになるが……。
「蔵のある街」「とれ!」など主演作が続き、「TOKYOタクシー」では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した中島瑠菜が杉野ゆかり役、NHK連続テレビ小説「おむすび」やドラマ「ぼくたちん家」など話題作に出演する大島美優が徳田みみ役を演じ、主演を務めた。

2026年製作/98分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2026年4月3日(以上、映画ドットコムより)

 

☆他にもいくつか観たい映画があったものの、場所が遠かったり時間が折り合わなかったりで、何となく選んだ映画でしたが、観て良かったです。一言で言えば嫌味や臭さのない爽やかな青春映画といった感じで、野球部の「雑草魂」を自分たち雑草研究部に結びつけるなど適度に笑いもあり、ほのぼの感もたっぷり。いつもズッコける役柄の多い中島歩の先生ぶりも意外に良かったですが、個人的には久しぶりに見た岡本信人の出演が嬉しかったです。ちなみに主人公よりもドクダミちゃんを演じる大島美優のオタク感ある可愛さにキュンとしてしまいました(笑)。

 

1990年代のカナダを舞台に、韓国から移住してきた母と息子の絆を16ミリフィルムの美しい映像で紡いだドラマ。
恋人を亡くし未婚の母となったソヨンは、まだ赤ん坊の息子ドンヒョンを連れてカナダのバンクーバー郊外に移住する。工場で働きはじめたソヨンは、言葉や文化の壁、人種差別に直面しながらも、懸命に息子を育てていく。やがて16歳になったドンヒョンは英語名「デービッド」を名乗り、カナダでの生活にすっかりなじんでいたが、心の奥底では自身のルーツや一度も会ったことのない父の存在に思いを募らせていた。そんなある日、衝撃的な知らせを受けた母子は初めて韓国へ帰郷し、悲しみの過去と対峙することになる。
自身も8歳で韓国からカナダに移住した経験を持つアンソニー・シムが監督・脚本を手がけ、移民としてのアイデンティティの揺らぎや親子の葛藤と再生を、力強くも繊細に描き出す。韓国を拠点にダンサー・振付師・俳優として活動するチェ・スンユンが母ソヨン、ドラマ「アンブレラ・アカデミー」のイーサン・ファンが息子ドンヒョンの青年期を演じた。

2022年製作/117分/PG12/カナダ
原題または英題:Riceboy Sleeps
配給:カルチュアルライフ
劇場公開日:2026年4月3日(以上、映画ドットコムより)

 

☆カナダを舞台にした韓国から移住した母子ということで、タイトルの「ライスボーイ」の由来は想像出来ましたが、まさしくその通りでした。どこの国でも異国・異文化の中で暮らしていくのは大変なことであり、それでも子供は成長していくにつれて適合していく逞しさやしたたかさを身につけていくわけで。

死期を悟った母が息子を韓国の父親の実家へ連れていくあたりから次第に面白い展開になっていき、カナダ映画でありながら、やはり韓国人の物の考え方や美学のようなものが中心に描かれているように感じました。そうそう、授業中の場面でマヤ・アンジェロウの名前が出てきたのにはびっくり。生徒が「ディアンジェロの親戚か?」とか言っていたのには笑えました。

途中、母親が思い出した韓国の古い民話が「姥捨山」によく似た話で驚きましたが、アジアには各国にこうした話があるようですね。

 

難病の母親の看病を続ける高校3年生の息子と、我が子の希望ある明日を願うシングルマザーの姿を描いたドラマ。母親を看病した経験を持つ『か「」く「」し「」ご「」と「』の中川駿監督が、自身と自身の母親を重ね合わせながら、半自伝的作品として描いた。
母子家庭で育ち、小学生の頃からバスケットボールに打ち込んでいた佑。高校2年の時に母・美咲が難病を患い、母の世話を優先するためバスケットボールを辞める。介護ヘルパーの支援を受けながら、美咲のケアや家事をこなし、東京の大学進学を夢見ていた佑だが、母をひとり残して上京する現実に葛藤を抱えていた。看病のため自分の夢や希望を諦めかけていたある日、担任教師から自己推薦による受験を勧められる。しかし、美咲が日に日に身体の自由を失っていく姿を前に、佑は上京したい気持ちを打ち明けられずにいた。
宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」で主人公・眞人役の声を演じた山時聡真が高校生の藤村佑を、菅野美穂が難病を抱えたシングルマザー・美咲をそれぞれ演じる。

2026年製作/116分/G/日本(以上、映画ドットコムより)
配給:クロックワークス
劇場公開日:2026年3月27日

 

☆奇しくも先に観た「ライスボーイ」と同じくシングルマザーと息子を描いたストーリーでしたが、こちらはALSという難病に冒された母の痛々しい姿を菅野美穂が熱演、介護に追われる息子が自分の将来の夢を諦めざるを得ない状況に追い込まれてしまうものの、まわりの温かい協力を得て希望を見出していくという展開で、個人的には実際こうした介護の現状がここで描かれているほどしっかりケアされているようには到底思えませんでしたので、正直違和感を覚えてしまいましたが、内容的にはなかなか泣ける話だったと思います。

 

人生に退屈していた平凡な主婦が金(きん)の魅力にとりつかれ、100億円相当の金の茶碗を盗み出そうとする姿を描いたクライムコメディ。実在の事件から着想を得た物語で、主人公の主婦・美香子を田中麗奈が演じた。
平凡で味気ない日々に退屈していた専業主婦の美香子は、ある日訪れた百貨店で、ゴールドカンパニーのSGCが販売する、100万円もする「金のおりん」をつい盗んでしまう。普通であることが幸せだと言い聞かされて育った美香子だったが、金の魅力にとりつかれたことをきっかけに、幼いころに抱いていた「特別な人になりたかった」「私にしかできないことをする」という夢がよみがり、無謀にも100億円相当の「秀吉の金の茶碗」を盗み出す計画を立てる。しかし、美香子を利用しようとするSGCの社員・金城との駆け引きや、なし崩し的に泥棒の共犯者となった夫の浮気など、トラブルが連続し……。
金の精錬から製作、販売、買取などすべてを手がけるゴールドカンパニーの株式会社SGCが協力し、総額数百億円にものぼる本物の金工芸品の数々が劇中に登場。美香子と駆け引きを繰り広げる金城役で森崎ウィンが共演。監督・脚本は「断捨離パラダイス」「津田寛治に撮休はない」などのオリジナル作品を手がける萱野孝幸。主題歌を広瀬香美が担当。

2026年製作/112分/G/日本
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2026年4月3日(以上、映画ドットコムより)

 

☆正直なところお金を払ってまでして観たいとは思っていませんでしたが、TOHO CINEMASのポイントが貯まっていたので有効利用ということで、無料鑑賞することが出来ました^^;

100万円もする金のおりんの盗難が発覚した割には(店側の配慮や諸事情もあり表沙汰にはならなかったとはいえ)その分はしっかりと弁償しなければならない筈の主人公の家庭がやけに裕福であったりするのも気になりますが、そこをいちいち指摘せずにストーリーを楽しめということかもしれません(^^;)。突っ込みどころは多々ありましたが、特に不愉快な場面もなく、そこそこ楽しんで観ることが出来ました。

 

「奈緒ちゃん」シリーズや「PascaLs しあわせのようなもの」などのドキュメンタリー作品で知られる映像作家・伊勢真一が、ニューヨークを舞台にミュージシャン・詩人の友部正人の長い旅をつづったヒューマンドキュメンタリー。
1950年に東京で生まれた友部正人は、高校卒業後に名古屋の路上で歌いはじめ、72年にアルバム「大阪へやって来た」でレコードデビュー。これまでに26枚のオリジナルアルバムをリリースし、詩集やエッセイ集も数多く発表してきた。
本作は、友部と30年来の友人である伊勢監督が、約10年前にニューヨークで暮らしていた友部に会いに行ったことをきっかけに撮影を開始。コトバを探して長い旅を続ける友部のとりとめのない時間を拾い集め、彼の歌や詩とともにスクリーンに映し出す。

2026年製作/90分/日本
配給:いせフィルム
劇場公開日:2026年4月11日(以上、映画ドットコムより)

 

☆特にファンという訳ではありませんが、長年日本のフォーク界で活躍するこの人にはそれなりに関心があるので観ることにした次第です。主にニューヨークでの生活ぶりが記録され、何とニューヨーク・シティ・マラソンにも毎回出場し3時間台で完走するという意外な一面も見せてくれますが、やはり歌のシーンには惹きつけられます。初期の代表曲「一本道」も久しぶりに聞けました。ただ、個人的にはもうちょっと彼の生い立ちなども紹介してほしかったと思います。

上映終了後、伊勢真一監督の挨拶あり。友部さんは今日明日と吉祥寺のスターパインズカフェでのライヴがあるので抜けられないとのことでした。

 

 

韓国・ソウルの芸術団を舞台に、母を亡くした女子高生と完璧主義の先生の心の交流を描いたヒューマンドラマ。
ソウル国際芸術団の舞踊学科に所属するイニョンのもとに、母の訃報が届く。母子家庭で育った彼女は家賃を払えず家を追い出されてしまい、芸術団の練習室に隠れて寝泊まりするようになる。芸術団の60周年公演に向けて猛特訓が続くなか、「魔女」と呼ばれる冷徹な芸術監督ソラに練習室での生活を知られてしまったイニョンは、ソラの家に居候することになる。年齢も性格も生活習慣も異なる2人は互いに戸惑いながらも、同じ時間を過ごすうちに心を通わせていく。そんな中、芸術団のエースでイニョンを敵対視するナリの不調をきっかけにチーム内で問題が発生し、イニョンら団員たちとソラの気持ちはバラバラになってしまう。
「ソウォン 願い」のイ・レが主人公イニョン、「毒戦 BELIEVER」のチン・ソヨンが「魔女」と呼ばれる先生ソラを演じ、「犯罪都市 THE ROUNDUP」のソン・ソックが共演。テレビドラマ「恋愛体質 30歳になれば大丈夫」などのキム・ヘヨン監督が長編初メガホンをとり、2024年・第74回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門にて、韓国映画として初めてクリスタル・ベア賞(最優秀作品賞)に輝いた。

2023年製作/102分/G/韓国
原題または英題:It's Okay!
配給:日活、KDDI
劇場公開日:2026年4月10日(以上、映画ドットコムより)

 

☆前から度々書いているかもしれませんが、日本は経済だけでなく娯楽のコンテンツでも韓国に並ばれただけでなく追い越されてしまったように思えますが、この映画もそんな感想を持たずにはいられないほど面白い映画でした。こうしたちょっとバタ臭い場面も多々ある青春映画はちょっと間違えると昔の大映テレビドラマみたいな安っぽい感じになりそうなところがあるものの、それを上手くかわして見ごたえある青春ドラマとして物語が進行していたように思います。ただ、ラストの踊りがそれまで彼女たちの築き上げてきた伝統芸能でなかったのは不可解でした。

冷徹な芸術監督ソラを演じたチン・ソヨンも魅力的でしたが、何よりも主役イニョンを演じたイ・レがとても可愛くて萌え!となりました。

 

世界的ジャズピアニストのキース・ジャレットが1975年1月24日にドイツのケルン歌劇場で行ったコンサートの開催までの舞台裏を、当時18歳だった女性プロモーターを主人公に描いた音楽青春映画。
ドイツ・ケルンに住む音楽好きの高校生ヴェラ・ブランデスは、厳格な父親への反抗心もあり、来独ミュージシャンのツアーをブッキングするアルバイトを始める。持ち前のバイタリティを発揮して仕事が軌道に乗り始めた頃、ベルリンのジャズ・フェスティバルに出向いた彼女は、アメリカの天才ピアニスト、キース・ジャレットの演奏に衝撃を受ける。キースのケルン公演を実現させようと決意した彼女は、幾多の困難を乗り越えてコンサート開催に漕ぎつけるが、当日、キースの希望していたピアノとは異なる種類のピアノが用意されるというトラブルが発生する。開演時間が迫る中、キースは演奏を拒否し、コンサート開催が危ぶまれるが……。
ライブアルバムの名盤「ケルン・コンサート」としても知られる伝説的なコンサートが、開催中止寸前のトラブルに見舞われるも、弱冠18歳の女性プロモーターの機転と行動力で実現したという、知る人ぞ知る実話を史実に基づき映画化。ドイツの新鋭マラ・エムデがヴェラ役を演じ、キース・ジャレット役を「ファースト・カウ」「パスト ライブス 再会」などで知られるジョン・マガロが演じた。

2025年製作/116分/PG12/ドイツ・ポーランド・ベルギー合作
原題または英題:Köln 75
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2026年4月10日(以上、映画ドットコムより)

 

☆あの名盤にそんなエピソードが?…と意外なストーリーに驚きましたが、結果は当然わかりつつもスリルある展開を楽しみました。ちなみに、どこまでが事実なのかもよくわかりませんが、目的達成のためにひたすら走りまくる奔放でチャーミングな主人公は当時高校生ということで私と同世代なのですね。同じ頃学業とバイト以外はほとんど部屋でレコードやラジオばかり聴いていた私めとは大違いで、その行動力は素晴らしかったの一言です。もっともスクリーン上に映る主役はとても10代には見えないくらいに大人びていましたが(^^;

唯一残念だったのはキース側からの使用許可がおりなかったらしく肝心のケルン・コンサートの音が流れてこなかったことでした。