9/3から9/6にかけて毎年恒例の会津詣でに行くはずでしたが、母の病状があまりよくなかったため、土壇場でキャンセルすることになりました。幸いホテルは当日夕方までキャンセル料は無かったので助かりました。
色々ストレスは溜まっていましたが、やはり母の病状も気になるので、休みの間に何としても病院へ連れて行き、しっかり検査をしてもらおうと母を説得し続けましたが、本人はなかなか行きたがりません。月曜日は根負けして断念、火曜日は大雨のためこれまた無理に連れては行けず断念しましたが、その間病状はますます悪くなる一方で、本人もさすがにこのままではまずいと思ったらしく、9/4水曜日にようやく重い腰を上げました。
ほとんど歩けない状態でしたので、まずはタクシーを拾い、家まで来てもらい、そこから病院まで向かいます。
まずは地元の割と大きめの病院へ行きましたが、看護師さんが過去の「お薬手帳」の履歴を見て「かなり強い薬も使っていたようですので、そちらの病院で診て貰った方がいいのでは?」と言うので、そこから隣町のかつて母が行きつけだった町医者へ行きました。
そこで色々検査してもらったところ、息苦しいのは肺に水が溜まっているからのようで、更にかなり重い心不全の兆候もあるとのことでした。当分は毎日通院し、点滴を受けて、排尿を促進する薬も飲み、肺の水を外に出すことを提言され、夏季休暇だけでは賄えず、更に休みを3日延長することになりました。
まあ、手遅れにならないうちに医者で診てもらえたのは良かったです。
ということで、この10年余り毎年訪れていた会津に行けなかったのがとても悔しかったので、とりあえず会津のお酒を家呑みすることでこの1週間は毎日会津のお酒を飲むと心に決めて、日本橋の福島アンテナショップMidetteで会津の地酒を購入。
毎晩それらを飲むことにしました。
この時期は「ひやおろし」「秋上がり」が次々に発売されていることもあり、選ぶのには結構苦労しました。
まずは9/3火曜日、会津の入口である南会津のお酒「開当男山 山王丸」
どぜう鍋定食と唐揚げにお酒を2杯飲んだら約9000円。もはや庶民の味とは言い難いですね(^^;)
更に今年はかき氷を食べていなかったなと思い、仲見世から1本隔てた通りと松屋前の通りを結ぶ路地の喫茶店で「宇治金時」を。
やたらと高価でしたが、今まで食べたかき氷の中で一番美味しかったかも?
夜は会津坂下のお酒「天明 秋上がり 生純吟」を頂きました。
9/5は病院が休みだったため、朝一で普段は土曜日に行っている私の腰痛のリハビリへ。
終了後は新宿で映画を2本観て、合間にレストランはやしやで昼食。
お酒はやはり会津のお酒がいいかと思い「会津ほまれ」を。初めから徳利できてしまったため、瓶の写真は撮れませんでした。
夜は喜多方のお酒で「奈良萬 純米酒 ひやおろし」。甘口ですが飲み飽きしないのは流石です。
9/6は再び母の付き添いで隣町の病院へ。一昨日の点滴が効いたのかかなり元気になり、どうやら緊急事態は脱したようでした。
午後からはやはりどうしても観たかった映画「ナミビアの砂漠」へ。河合優実主演となれば観ないわけにはいきません。
ランチは映画館近くにあるお蕎麦屋さんで、「シビレチャーシュー丼セット」に「田酒 特別純米」。
そしてこの晩酌は毎年酒蔵へも訪れている鶴乃江酒造の「会津中将 特別純米 ひやおろし」。今年もウマウマでした。
9/7はやはり病院へ付き添いで行った後に新橋へ。
ランチは汐留の「喜多方ラーメン坂内」で「すだちと炙り椎茸が香るさっぱり塩ラーメン」に、喜多方の銘酒「大和川」。
この日は夜からピーター・バラカン・ミュージック・フィルム・フェスティバルの中でも最も観たかった「ボビー・チャールズ 極楽の歌」を観ましたが、既に本人を含め多くの関係者が亡くなっていたのにもかかわらず、貴重な証言が次々に語られて興味深かったです。
帰宅後は簡素なツマミと共にやはり喜多方は大和川酒造店の「弥右衛門」の呑み切りサイズで。
そして本日9/8は以前から観たいと思っていたフェイ・ウォン主演の1994年の映画「恋する惑星」を鑑賞。
晩酌は「辰泉 純米 秋上がり」でした。
会津のお酒を堪能した6日間でした。
でも、来年はやはり会津でこれらのお酒を楽しみたいと願っています。