実話を基にした2本の映画 | やせっぽちのヒロシのブログ

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「ストックホルム・ケース」

先週Joan Jettの映画を観た際の予告編で面白そうと思い、観に行くことにした次第です。

 

ストックホルム症候群(Stockholm Case)という言葉は何となく聞いた憶えがありましたが、その元となった事件については全く知りませんでした。

Bob Dylanの"New Morning"が流れてくる中、着々と準備をし、銀行へ乗り込み、事を起こす主人公。

二人の女性行員と男性を人質として、仲間を釈放させ、逃亡のための車や現金などを要求するものの、首相や警察もメンツをかけて様々な駆け引きに出て、そんな中人質たちが次第に警察らへの不信感を抱いて犯人に親愛の情すら示すようになっていき、犯人に協力すらするようになってしまうのですが....

凶悪事件でありながら、イーサン・ホーク演じる主人公の憎めなさに、人質の女性が生理になってしまった際にはタンポンの差し入れも要求するなど、妙にユーモラスでのどかな感じさえあり、結構楽しく観てしまいました。

 

「薬の神じゃない!」

そして、「ストックホルム・ケース」を観た後、同じ新宿ということもあり、前から気になっていたこの映画も観ることにしました。やはり実話が基になっているとのことです。

それまでインドの強壮剤を売っていた上海のバツイチ男が生活のために高価な白血病の治療薬の安価なジェネリックを違法と知りながらインドから仕入れ、更にその事業を広めるために仲間を集めて、白血病患者のネットワークを知り、薬を貧しい人たちに安く売ることで富を成していきながら、タチの悪いニセ薬の売人に脅迫され、その権利を手放すことになったものの、その売人が警察に追われる身となり、ジェネリックが入らなくなったことで多くの白血病患者が苦しむこととなってしまい、彼らを救おうと再び立ち上がるのですが....

背景にはスイス製の治療薬が高すぎて貧乏人には手が届かず発症してしまったら死を待つしかなかった当時の事情があったのですが、この事件がきっかけとなり、高価な治療薬の値段が見直され、またこうした治療薬に保険が適用されるようになったということでした。

このところ中国を舞台にした映画をいくつか観てきましたが、今回は上海という大都会の中でのストーリーということもあり、その中で描かれている街や住人の濃さと熱気には圧倒されました。