海と生きる
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海と生きる・広島湾:第3部/中 世界遺産の島・宮島 /広島
◇古き良き文化、息づく 濃密な人間関係、現代人の「窮屈」が魅力
世界遺産の島・宮島(廿日市市)。桟橋と厳島神社を結ぶ表参道の商店街から1本裏道に入った「町家通り」は、格子戸や瓦屋根が江戸情緒を残す旧家が軒を連ねる。
「ここには日本の古き良き民衆文化が残っています。それに魅せられたんです」。通りの東端にある町家風ホテル「ゲストハウスKがわ」の従業員、Kさんは愛媛県出身。広島市内の企画会社勤務を経て4年前、宮島に移り住んだ。「Kがわ」のウェブサイトを制作する仕事で島に滞在したのを機に、島暮らしがすっかり気に入ったという。
青い広島湾と深い緑の弥山(みせん)が織りなす豊かな自然、それに溶け込んだ町並み、神事を中心とした文化、人間関係が濃密な島の暮らし。対岸まで約2キロ、船で10分の距離ながら、海で隔てられたゆえに、昔ながらの生活文化が保たれている。ともすれば現代人が「窮屈」と感じる要素すべてが、菊地さんには魅力的だった。夏祭りや町内の清掃、消防団活動--。近所付き合いは忙しいが、「同じ町に暮らすのだから良い関係を築きたい」と苦にする様子はない。
今年、宮島の来島者は過去最高の約340万人を見込む。しかし、にぎわいとは裏腹に島の住人は減る一方だ。1947年に約5200人だった人口は、既に2000人を割った。単独町制の維持が困難になり、05年に廿日市市との合併を選んだ。観光産業の従事者も、対岸から船で通勤する人が少なくない。
人口減少は地域の活力を失い、伝統ある町家の荒廃も気になる。同市は06年、定住推進室を設置したのを機に「空き家バンク」制度を始めた。空き家情報を定住希望者に紹介するシステムだが、バンクを介した移住の成立例はない。そもそも、町の中心部にある約500軒の建物のうち、どれだけ空き家になっているかも把握できていない。同室の担当者は「町並み保存に熱心な宮島の住民団体との連携も考えていきたい」と思案する。
Kさんは、新しいアイデアを実行に移している。町家通りにある民家を改修し、1日1組だけの宿泊施設として来春オープンを目指している。1泊だけでも「島暮らし」を体験してもらう狙いだ。「宮島に根を下ろしたい」。Kさんは、後に続く移住者が増えることを願っている。
<記事全文/毎日新聞>
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世界遺産宮島は先を行っている
文章中8割が鞆の浦にも当てはまるし、
大きなヒントも垣間みれる・・・
海と共に生きる
ということは、
過疎化が進む町に根をおろすということは
決して簡単なことではない
どこに「魅力」が感じれるか?が大きなポイントとなって
そこに生活のメリットがあるか?・ないか?の選択を強いられる
そこで生きていくには?
町とは?
町民の権利とは?
なぜ?過疎化に繋がるのか?
を考えた上での「まちづくり」
としての「空き家バンク」ならば
大賛成だ
「賢くなれ」は、いらぬ押し売りのミス・リードなのだ
「あなたは賢いのか?」と問いたい
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