と、いうわけで。4月7日がやってまいりました。
起床して録画しておいたとある深夜ドラマなどを観ながら旅の支度をたしなむ朝。そうです。きょうはエビ中さんの『私立恵比寿中学ライブハウスツアー~2019~Listen to the MUSiC』の初日公演が名古屋で開催される日だったのです。
コチラはきのうの錦糸町で「名古屋まで吹き飛ばしてください」とお願いをされ、とあるおっさんを吹き飛ばす真山さんの様子。かわいい。吹き飛ばされているおっさん部分は不快なのでカットします。もとネタはTikTokですよ。ソーダ欲しいうん欲しい。
そんなわけで準備もばっちり。
zeppめがけて前日に飛んで行った自分のハートを追いかけて、カラダも名古屋へ向かったのでした。
会場のZepp名古屋。
2014年のバタフライツアーに参加したとき以来になるのかな。懐かしいな。
あれはカホリコが入って初めてのツアーで、1部2部制となっていました。1部は番号も悪く会場に入ったものの物凄い混雑。ほぼ何も見えず、ステージ後ろの大型モニタも調子が悪くてなんか軽くバグった画面に。でも前年SSA以来のキミに39を美怜ちゃんが歌ってくれたので、だいぶモトがとれた公演でした。
数時間後からの2部では2階着席指定がとれまして、ゆったりと観覧。こんどは真山が老醜ブレイカーを歌ってくれました。楽しかったなあ懐かしいなあ。
当時と比べてメンバー皆さんのパフォーマンスとかはどう変わっただろう。そんなことを考えながら、ライブメモなど残しておいてみます。
でも。
前日の2SHOT会の最後の挨拶にて、真山から「セットリストはなるべく秘密ね」的な話があったそうですね。
ブラックタイガーさんもその流れの通り、ライブ後もセトリはUPしていないです。だので僕も内容はぼやかし、簡単なメモライズに留めることにします。ライブリポというよりは単なる感想文くらいになりますよ。中途半端になりますが、そこはサプライヤーの想いを汲んで頂くようお願いします。あとは持ち前の想像力とか元気とかでなんとか。それすらできなかったら僕らなんてぞうきんですから。
それでもちょっとしたネタばれにはなると思いますので、今後の会場で初参加に臨む方はここから先を読むのはやめて、かわりに万葉集とか読むと良いと思いますよー。
■開場まで
・数年ぶりのZEPP名古屋。周辺には愛知大学のキャンパスビルなどがOPENしており、ちょっとしたファッションタウン化していました。5年前は造成直前で更地ばかりだったのにな。
・僕が到着した頃には事前物販列はだいぶ空いていました。が、トレンディーガールを予約すると当たるかもしれないメンバーサイン入りパネルは、ラストの小林さん1枚が残るのみに。大人気ね。僕は真山のメッセージ付きポストカードが当たりました。大満足。ツアーは3か所に参加しますのでこのポストカードが全部で3枚になる予定です。
・ZEPP前の道路は大混雑。待合スペースなどがないのでスタッフさんたいへん。
・開場時刻。大行列に。たいへん。
■会場へ
・客入れBGMはフュージョンぽいものやらきゃりーぱみゅぱみゅ系ガールズポップやら。統一性とかはよくわからなかったです。さまざまなミュージックってことなのかな。
・ステージには派手なセットはなく、ただ鉄パイプのフレームが組まれて幾何学的な模様が描かれているような感じ。だいぶ簡素だなと思っていたのですが、フレームにはカラーのLEDが仕込んであって、随所でちょっとした気の利いた演出をしてくれたのでした。
・このセット、熊本や新潟、長野などの小さなライブハウスでは組めない大きさのもの。たぶんZEPPサイズの会場でしか見られないヤツな気がします。どうにか映像に残りませんかね。
・フロアはギュウギュウの一歩手前くらいの混雑加減。小さくならばパーソナルスペースを作れるくらいの客入り。1階フロア後方へ向かうぼく。
・PA席を観たらいつのまにかかりそめさんやエミコ先生が。さあ、そろそろだ。
■開演
・先述のとおりセトリのネタバレは粋なものではありません。
・ですので、ここからはMUSiC曲について、CDの曲順で簡単に感想を書いていくことにします。
・アルバムMUSiCのツアーなので、収録曲はすべて披露されたような気がしますが、もしかしたらダミーで実際には披露されていない曲の感想が混じっているかもしれません。そうだ。そういうことにしておけばよいのだ!
・登場したメンバーは赤系のかわいい衣装。この衣装、メンバーごとに少しずつバリエーションがありました。髪はみんなおろしていた感じだったと思います。かわいい。
●ファミコン
・岡崎体育のステージのようなノリで盛り上がれます。前半で体が温まり、BPMが上がってゆく後半は更にホットに。今回もいい曲をいただいたと実感させられました。
・見たことのない虫を見せつけられた際の、りったんさんのリアクションに注目。
・例の箇所。みれりーずだけでなく、無事にファミリーの8割ほどがブヒブヒ化を果たしました。楽しいのでみんなでやりましょう。ブヒブヒ部以外にもコール&レスポンスもあるので、CDを聴いて予習しておくと良いですよ。
・メンバー名の誂えられた歌詞部分などは、舞台セットの鉄骨LEDがなかなか小イキな演出をしていました。派手さはないけど、これは良いなあ。ライブハウスツアーですから、こういうので良いんですよ。
●大目玉
・歌い慣れたもので、安定の大目玉がギラギラ。ハモりなどもしっかり響き渡っています。
・スペースの問題で、フリコピ勢には少し厳しい状況だったかもしれないっすね。きょうはアルバム曲以外にもフリコピ曲があったのですが、それらの曲も同じ状態でした。
●70点
・かわいい。楽しい。キャッチーな振付をぜひコピっておきたいところ。でも前述のとおりパーソナルスペースに問題が…。
・後半にて出荷されてゆく柏木さん。会場から歓声が上がる。これけっこう腹筋必要ですよね。
・ここで耳より情報。まやまが一番気に入っている振付はココの部分だそうですよ。理由は振付の先生がテンション高く笑いながら振入れしてくれたからとのこと。これは先日、本人から聞きました。
●ロクデナシ
・ライブハウスで聴くとビートが良い感じにディスコサウンド風?に伝わってきて楽しい。
・美怜ちゃんのかっこいい英語コーラス部分は小林さんが代打。でもやっぱり美怜ちゃんの声で聴きたいな。
●曇天
・これはファンクラブイベント等で見られた通り。
・何度か目にしましたので、ちょっと見方に慣れてきたかも。メンバーごとに別々の振付をするあたり、だんだん全体像が追えてくるようになった気がします。コンビネーションやフォーメーションを保ってダンスしている部分から、するっと個人演技に移行して、再び全体に戻ってくるあたりの移り変わりなどをゆっくり見るのも楽しいです。
・せっかくのライブハウス公演なので、もうちょっとギターの音響を激しくしてくれても良いのにな。個人的なシューゲイザー趣味からそんな贅沢なことも感じたりもしましたが、まあそれはそれで。
●でかどんでん
・MUSiCの中からこの曲だけやらなかったらどうしよう。…なんて怖いことを考えていましたけど、ちゃんと見られましたよー。
・メンバーによると、でかどんでんっていう言葉が?流行ると思っていたのだそうです。ふーん。。いや、僕はでかどんでん好きですけどね。
・ここで、昨年11月のエビネギ運営会議でのタワレコ嶺脇社長発言を要約しておきます。
・ダパンプUSAの良い意味でのダサさは、虚をつくような形で世間に受け入れられました。これは「狙っていなかったから受け入れられた」とのこと。でかどんでんがそうなれなかったのは「狙っちゃったダサさだったから」という話になり、校長とかりそめさんが納得していらっしゃったのでした。
・でもライブハウスのでかどんでんは楽しいですよ。今日ももちろん会場みんなで「どーん!」ってやりました。楽しい。これからもここぞというときに楽しませてほしいです。
●ブザービーター
・ウォーウォー部を歌うフロアの声がまだ小さいです。メンバーもファミリーもがんばれ!僕もがんばる。できれば。
・とはいえこの曲はライブで映えますね。大学芸会などでも3日連続で披露されていましたし、腕を回す振付などかなりステージとフロアのシンクロ率が上がっていました。
・曲終わりの3ポイントシュートの振付。僕はあの瞬間が好き。ブザービーターの曲名通り、試合終了の最後の祈りが込められているようで。
・だけれどまだ曲の真の力が発揮されきっていないようにも思えるので、このツアーでしっかり育っていってほしい。大事な局面で歌える曲に成長してほっしーな。
●日進月歩
・安定しすぎ。もうベテランの風格。ライブで育ってからレコーディングして、そこからまたライブを重ねているわけですからね。
●星の数え方
・3声になっている部分など、見事にこなしていました。実力ついたなあ。立派です。
・小林さんの低音だったかな。そのあたりが安定していてよい感じ。ツアーに毎回参加できたりしたら、どこかに粗とかが見えてくるのかもしれませんけれど。でもライブで初めて聴く分には見事としか言いようがなかったっす。
・安本さんの熱唱が光っていました。この曲のときは安本さんに注目。
●COLOR
・振り付けも歩き続ける感じの動きが多め。やっぱり10年間の行進曲といった面持ちです。
・歌唱的に高い技術を要求されるものではないので、メンバーも比較的ラクに歌っていたように見えました。
・技術の曲ではないからこそ、色々なものが歌声に載せられやすいようで。ぼく個人的にはCDで聴いたときよりも、気持ち的に断然クるものがありました。意外なほどに。10周年の歩みというものがあるのだなあ。さすがたむらぱん。
●シンガロンシンガソン
・これも安定した出来でした。特にいうことナスかな。フロアがもうちょっと広く使えたら気持ち良いんですけどね。そこはしかたない。
●元気しかない
・やっぱこの曲たのしいっすよ。
・寸劇部分もしっかり再現。大人計画らしい小劇場系の軽くシュールなリアクションを採り入れた動きなども盛り込まれていて楽しい。
・真山です!安本です!の部分で順々に上がってゆくペンラの色あいが美しくて楽しい。
・曲中も寸劇中も「元気しかない」という言葉に合わせたかんたんな振り付けがありますので、次回以降参加される方は早めにその動きを一緒に出来ると楽しいかも。
■そのほかの曲とかであった事件など
●令和アイドル事件
・とある曲でのコール&レスポンス。「令和!令和!令和!令和!」がちょっとノりづらくてまあ70点くらい。タオルでも食べて元気だそう。
●柏木さん笑い上戸事件
・とある曲での美怜ちゃんによるヒツジのモノマネを小林さん?がカバー。あまりの棒読みっぷりにひなたさん歌いながら笑ってしまう。
●師匠の自己紹介を潰す弟子事件
・安本さんの自己紹介。いきなり「アイ!」とおかしなタイミングで合いの手を入れる小林さん。あえなく自己紹介やりなおしに。
・ちなみに小林さん自己ショでの、いつものご当地ネタは「名古屋城の上のしゃちほこにも聞こえるように盛り上がりましょう!」でした。
●チームしゃちほこ復活事件
・会場ファミリーの上手下手での大声合戦をするコーナー。
・上手担当まやまが「名古屋といえば」とのことで、みそかつー手羽先ーエビフライー、チームしゃちほこですのフリから『はー!』を上手のファミリーに叫ばせようとして、あまりの唐突さに敗北。小林さんから「しゃちは名前かわってるから」とツっこまれる始末。真山さん春も変わらない残念さ。
・柏木さんひきいる下手ファミリーチームは「みれい、みれい、無敵のみれい」を叫んで見事勝利。おめでとう。
■美怜ちゃんの様子について
・体調の心配される美怜ちゃん。パフォーマンスに参加できた曲は少しだけ。基本的にはお休み。でも、きょう1階後方から見ている限りでは、舞台にいるときは元気に頑張っていました。
・自己紹介の際はたくさんのピンクのペンライト。きれい。フロアからは「美怜ちゃーん」の声もたくさんあがっていました。
・柏木さんによると、お休みしている間も会場のどこかからしっかり見張っているはず。なので、ノリが悪かった人などはメモされているかもしれないとのこと。
・終盤に再登場した際は、LINEBROGで本人が語っているように、ライブを観ているとどうしても参加してしまいたくなるそう。
・某曲でメンバーとファミリーがみんなで振付を揃えるところのシンクロっぷりが壮観だったようで、「みんないつ練習しているんだろう」との美怜節が炸裂。これ!美怜ちゃんのこれが見たかった。
・そんな美怜ちゃんがメインのちょっとしたコーナーあり。みれりーずと美怜ちゃん本人のためにも大事なコーナーだと思う。ひいては「6人でエビ中だ!」と繰り返すメンバーのためにも大事なコーナー。温かい目で見ながら楽しんでゆくべきだと思います。
ドラマ撮影やイベントやらでエビ中さんはバタバタしていたように思えたのですが、きっちりと新曲に振り入れをして、春ツアーをスタートさせてくれました。
5年ぶりのzepp名古屋で感じたのは、強く、物事に動じなくなったカホリコのふたりの存在感の大きさ。そして5人の盤石なパフォーマンス。さらに強力な1ピースがそこに戻ってくる未来がきっとあることです。
春ツアー、回を重ねるごとに、とても楽しいものに仕上がっていきそうです。最終日の長野公演が行われるときには、各楽曲がどのように育っていくのだろう。それを思うと楽しみで仕方がありません。
はあ名古屋、行ってよかった。次に参加できるのが待ち遠しくなりました。
というわけで急ぎ足で単なる感想などで終わってしまいますが、ツアー初日のメモはこんなところで。
あ、スマートEXはとても便利なのでみなさんもぜひ。
それではそろそろ寝ますです。
おやすみなさいグー。