世界が４月１４日を迎えました。
仙台から誰かが僕を呼ぶ声が聴こえてきます。
そうです。エビ中さんの『私立恵比寿中学ライブハウスツアー～２０１９～Listen to the MUSiC』の第二回公演が仙台ＧＩＧＳにて行われるぞと僕を呼ぶ声が聞こえてくるのです。
行かなくちゃ。行かなくちゃ。
僕は耳鼻科や精神科に行くという選択には敢えて目をそらし、一路仙台へと向かったのです。
しかしのっぴきならないビジネス的な都合により、前日に仙台入りをすることになりました。仙台駅近くの商業施設にて、先ごろに購入した商品についてサプライヤーの方と意見交換などを行い、最後に署名を戴くというフォーマルで格式高いやつです。
ビジネスルックに身を包んで新幹線に乗った僕。さあ走れ跳べ嘶けやまびこ号。
商談に臨むためのエビ中券を握りしめ、一路仙台へ。
まあ、駅前E-BeansでのMUSiC購入者特典のサイン会に参加しただけなんですけどね。
ちょこっとだけ現場リポ。ひなたレーンにて。
隅内さん ｢はい次の方、エビ中券とＣＤのどこにサインを書いてほしいかを言ってコチラでお待ちください」
ぼく 「歌詞カードのこのページに、牛タンに対する熱い気持ちをすべてぶつけながらサインをお願いします！」
隅 「ひなさん、このページに牛タンに対する熱い気持ちをすべてぶつけながらサインをお願いします。」
僕 （そのまま伝えるんだ。）
ひなちゃん 「牛タンに対する熱い気持ちをすべてぶつけながらサイン？」
僕 （そのまま伝わるんだ。）
面倒くさいこと言って本当に申し訳ございませんでした。
柏木さんの熱い気持ちのこもったサイン
といったわけでライブメモに話題を移しておこうと思います。
とはいえ、今回のツアーは「セットリストはなるべく秘密」的な流れになっています。その流れに逆らうことなく、今回もセトリはぼやかして、二度目の披露となったＭＵＳｉＣ新曲に関する感想などをＣＤ収録順に呟くのみにとどめておこうと思います。
…あと体調が悪かったため、覚えていないことがたくさんです。。ほんとに簡単につらつらいきます。
■開場まで
・仙台GIGSは仙台駅から地下鉄で１５分ほどの終着駅。駅前にほぼ何にもない立地。でも開いているテナントを利用して休憩室を開放。体調の悪かった自分にとって座って待ち時間を過ごせたことはとても大きかった。
・しかし待合室。ＭＵＳｉＣがＢＧＭで気が利いているかと思いきや、なぜかファと星の数え方の２曲を延々リピート。さすがにほかの曲が聴きたくなりましたとさ。
・待合室のホワイトボードにファミリーの方のイラストが。かわいい。
■開場
・客入れＢＧＭはINFORMERとかの少し昔じみたヒップホップやＥＤＭなど。先週の名古屋とは違うラインナップだったように思えたのですが、どうだっただろう。
・舞台セットはシンプルなもので、舞台後方に幾何学的？に鉄パイプが組まれたものがあるくらい。先週と同じものでした。これがまた結構良い仕事するんですよ。
・会場は満員なんですが、圧縮感圧迫感はだいぶ弱め。僕の陣取った場所がだいぶ後方だったからかもしれませんが、息苦しさなどはありませんでした。
■開演
ここからネタバレありですが、曲順とかは書きませんし、もしかしたらフェイントでやっていない曲のリポとか混ぜているかもです。そういったものだと思って読んでくださいな。
●ファミコン
・アルバムの中で一番人気とのうわさもあるファミコンですが、やはり会場でもファミリーみんなの盛り上がりが凄い。
・アップテンポになる部分などはいつの間にか皆でハンドクラップ。ブヒブヒ言ったりジャンプしたり、推しの歌詞でペンライト掲げたりと賑やかで忙しい。そして楽しい。
・美怜ちゃんは今日もほぼお休みモードでしたが、ブヒブヒ部の様子がどうしても見たくて舞台袖からしっかり確認していたとのこと。これでみれりーず皆様が今後も気を抜かずにブヒブヒ言わねばならなくなりました。
・珍しい虫のクダリ。会場から笑い声。
●７０点
・かーわーいーいー！
・りったんさん、歌詞が少し飛んでいたような。
・ステージ下手から上手に今日もつつがなく運ばれてゆく柏木さん。これは良い団体芸。
・東雲さんの歌詞部分って音源のものだったかな。思い出せない。
●ロクデナシ
・きょうは会場後方のセンターにいたためか、ベースの音響がすごく気持ちよく響いてきました。やっぱしトラックがかっこいいです。
●曇天
・真山さんがぴょん。
・なんていうか、だんだん「エビ中の歌」という感覚が増してきたように思えます。いや、他人の歌だったわけじゃないんですが、普段より年齢層高めの目線の歌が、だいぶ板についてきまして。やっぱり表現の幅を広げる１曲だったのだなあと思った次第。
●ブザービーター
・柏木さんから「みんなで歌おう」と声がかかります。でもまだまだファミリーの声は小さい気がします。もっと頑張ろう。頑張りたい。
・この曲はいわば王道真ん中どストレートな応援歌なんすよね。それはもしかしたら、エビ中以外の人が歌っても大丈夫な曲…強く言うとエビ中である必要がない曲と言えることなのかもしれない。でも変化球の多いエビ中だからこそ、こういったストレートな応援歌がしっかり盛り上がっていてほっしーなと思うのです。
・だのでもっとウォーウォー歌えるように頑張ろう。頑張りたい。
●星の数え方
・振付はほぼなしで、曲中は歌に力を全フリ。
・安本さんのソロ歌唱部、ちょい声がハスキー。去年の春ツでの体調悪化時のことを少しだけ思い出してしまったが、今日は元気だったようで安心。元気しかない。
・３声に分かれている部分や、それに２声で返す部分とか。ライブハウスで聴いて違和感なし。エビ中がアイドルグループではなくてコーラスグループに変わる瞬間のようにも感じる。曲終わりの締めは安本さんが右手をあげ、ギュッと握りしめて終演となるあたり、とてもかっこいい。
●ＣＯＬＯＲ
・曲中の振付にエビ中ポーズやなないろ、感情電車など過去の諸々が次々に出てくる箇所などに気づかされる。いろいろ歩いてきた１０年間が詰まっている。はぁすごい。
・ゆったり心地よく聴ける曲だったのだなあ。
●元気しかない
・ほんとに元気しかない。ブレイクのやり取りではフロアそこかしこから笑い声。曲の勢いにも載せられて盛り上がるしかない。
●そのほかの曲
・未来へ向かうとある曲が久々に披露される。美怜ちゃんも一緒に声を合わせる。そうか、ここは仙台だったんだなと実感。なぜだか丁寧な歌い方には感じられなかったのだが、なぜだか色々が去来して涙がこみ上げる。
・とあるロック系の曲もご披露。安本さんのフェイクがロックにかっちりはまってかっこいい。
■そのほかの事件など
・自己紹介。安本さん柏木さん普通。りったんさんは「牛たんたん、りったんたん、みんなで一緒にエイエイオー！」とアレンジ。
・小林さん。牛タン屋さんに並んでいる仙台駅の人がこっちにならんじゃうくらい盛り上がっていきましょうとのこと。
・まやま。せり鍋を食べたとのこと。胸がキュンとなったと感じたそうなのだが、単なる胸焼け説が正しかったご様子。
・りったんさんは仙台と牛タンを取り違える自由っぷり。今日も平常運転で会場のお兄ちゃんたち安心。
・きょうもミレリーナグランデさん来日。先週の物販には時間を使いすぎたとのことできょうは短縮バージョン。魚へんの漢字クイズを出題。
・鮎を的確に答えるひなたさん。
・鯱をサバと読んでしまう小林さん。「誰が小林アホじゃ！」と切り返すも不発。舞台袖のスタッフにまで目をそらされる始末。しかし本人はこれで何かを掴んだご様子。
・鮟を見て、魚編にヤスだから「人魚姫」だと答えた安本さん。舞台から退場させられそうになる。
・グランデさんが退場したのち、入れ替わりで戻ってきた美怜ちゃん。会いたかったなーと寂しそうにひとこと。周りから突っ込まれると「はい、おわり」と雑な話題転換。今日も平常運転でみれりーず安心。
・２階席最前列には東北拠点のアイドルさんが並んで座っていた模様。退場時のファミリー兼皆産がこぞって手を振る。それにこたえて大きく手を振り返すメンバーみなさん。
・お疲れさまでした。
■まとめとか
・きょうで２回目の披露となったMUSiC楽曲群。それぞれ楽しいんですけど、振り返って思い起こすと、それぞれまだきっと完成していないんだろうなあと感じたりもします。未完成っていう意識も別にないんですけどね、まだまだ生まれたばっかりの曲たちという印象。
これはメンバー皆さんの表現力云々とかじゃなくて、ファミリーの耳へのなじみ加減もまだ薄いから。ライブハウスツアーはあと８か所。それらを経てどのように曲が育ってゆくかが楽しみです。
・美怜ちゃんの「参加している感」が増しているように思えます。みれりーずの皆様にとっては何いってんだという話でしょうし、その通りであることは最初に認めておきます。でも、参加できる曲の所では相変わらずしっかり存在感を放っていますし、エビ中のライブを観る側に回ってのフレッシュな感想の言葉もまた輝いている。間違いなくここにいるのだなあ、間違いなく近い未来に帰ってきてくれるのだなあと、そんなことを感じさせてくれます。
もちろん実際には復帰するまでもっと紆余曲折あるのかもしれない。でもまた一緒にできそうな未来がそこにある。「未来しかない」とかそういった歌詞にも後押しされて、彼女が笑顔と話してくれる内容には元気をもらえるような気がするのでした。
といったあたりで。
体調も悪くあまりよく覚えていないのです。
僕の春ツアーはこれでしばらくお休み。
次回は大阪になります。
福岡と熊本に参加される方、楽しんできてください！
それではそろそろ寝ますです。
おやすみなさいグー。