20年と笑顔と現実そして今と未来と紅の詩の話 | 考えてる途中。

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ふしぎと意味のない文章ばかり書きあがります。

今回ご縁がありまして、柏木ひなたさんの生誕祭『Dear you.』に参加させて頂きましたよ。

マイナビBLITZの一番うしろから楽しませて頂きました。

至極簡単にではありますが、ライブのメモなどを綴らせて頂きます。

僕の所感が大きく出てしまっていたり、思い込みであったり、記憶違いであったりと諸々あるかもしれませんが、そこはそういうものだという前提で眺めて頂けますとありがたいです。ナタリーさんの更新を待ったり、ツイッターとかにもたくさん感想が流れておりますので、それらで補完してくださいね。


■開場まで

・お仕事の都合であまり寝られず、千代田線で二駅ほど寝過ごすお茶目なおっさんぷり発揮しつつ会場着。あらかた入場が終わったあとなので落ち着いて館内へ。ポジションはいつもどおり開場の最後方。

・ステージセット。スクリーンには黒地に白淵黒字でdear you.というデザインロゴ。落ち着いた感じ。
・客入れBGMはたぶん安室ちゃんとか渋い系の女性ヴォーカルもの。BODY FEELS EXITとかかかっていたのかな。
・フロアにはオレンジ色の照明が灯されている。そしてオレンジ装束の方が多い。推し色率は今日か星名さんの時が高いのではないだろうか。ムラサキの日の推し色率は、僕がフロアの前の方に行ってしまうのでわかりません。
・ステージ上には小道具や大道具が何もなさそうに見える。シンプル。いつもの生誕祭。

・開演時刻数分前。円陣の声が聞こえたのか、フロアの前の方から歓声と拍手。
・ほどなくしてエミコ先生がPAヨコの席へ。そろそろだ。


■開演

・会場暗転。ステージのモニタにビデオが映し出される。ひなたがしゃべっている所に校長の声がかぶる感じ。
・ひなたさん「今年もノンストップだよ」と宣言。「それではカウントダウン!」とお告げ。会場と一緒に10を数えてさっそくスタート!

・ハタチのひなたさん登場!!
・衣装は去年の秋ツアーのものにオレンジのジャージを合わせたような感じ。すんませんがファッション的な語彙が絶望的に少ないもので。髪は軽くソバージュがかった感じ。大人っぽさは…その、ええ。はい。



M.01 キングオブ学芸会のテーマ
・この曲をソロで歌ったのはひなたが初めてではないでしょうか。ソロ歌唱だと少し寂しく感じましたが、僕のポジション取りもしくはPA側の調整、もしくはひなたの緊張で声が出し切れていなかったせいなのかもしれない。
・でもちょっと久しぶりなライブだったため、学芸会の始まり感があってよかった。そして「幸せだなあ」のクダリ。ここでは色々伝わってきたように思います。

M.02 イート・ザ・大目玉
・勢いを出して大目玉。基本的にエビ中全員のときと同じような振付をするひなたさん。フロアはフリコピする人や、ペンラでリズムをとる人に分かれていました。少しずつ温まってくる会場。
・トラックでのハモりパート、全部ひなた声だったような気がするのですが、どうでしたでしょうか。

M.03 誘惑したいや
・前2曲との落差ありで、しっとり感満載。フロアの「ひーなた」のコールがひときわ大きくなりました。
・印象よりBPMの早い曲だけれど、ひなちゃん独特の声の伸びや揺らぎがたっぷり堪能できました。



M.04 桜色舞うころ (中島美嘉)
・ここで更に落ち着いたカバー。ピアノの音色が美しく、さらにしっとり感満載に。中島美嘉の曲だったのね。
・振り付けはおやすみで歌に集中したため、やはり歌唱力の高さが引き立って感じられます。ファルセットも良い感じに決まって流石の出来です。

M.05 a walk in the park (安室奈美恵)
・カバー2曲目は少しアップテンポの曲。
・安室ちゃんの曲っぽいけど、どうなのかなーって感じでややきょとん気味のフロア。歌姫はそこに手拍子を要求。会場が少しずつグルーヴしてゆく様子が感じられる。
・サビの「ウォークインザパーク!」の部分はひなちゃんとかけあい。楽しい。それを経て、終盤でいつもの、なんつうかひなたさんの「嬉しそうな歌声」に出会うことが出来た。伝わってくれい。

M.06 頑張ってる途中
・コ気味良い聴きなれたドラムフレーズから。会場も安心してウリャオイ。
・ステージには当然ひなちゃんひとりだが、イントロでのフリが大きく感じる。つまり表現力があるということか。
・ポリポリ中の所など、ファミリーをうまく鼓舞して対話しているような空間に。
・後半にはボール投げ。軽いモーションからアイドルらしくない弾道の20球。失投もあって鋭角にファミリーの顔面へ。謝るひなちゃん。本人的には調子悪かったとのこと。マリーンズ石川歩みたいな自己評価。
・ここでエビ中曲に戻すあたりの構成もさすが。

M.07 Ride on time (MAX)
・MAXの曲だったんですね。にこやかに歌うひなちゃんがとても楽しそう。照明も華やか賑やかで会場もHAPPYに。
・PA横のエミコ先生は、頰に手を当てじっとステージを見ている。楽しそうな曲だけれど、ここはとても真剣な空気。




■ビデオ休憩
・叩いてかぶってじゃんけんぽんをやることに。

 


VS マネージャーとぅーさん
・攻守交替の入り混じる白熱した良い闘いに。そして徐々にラリってくる二人。一瞬の隙をつかれてひなた敗戦。罰ゲームで顔に落書き。水色のペンで顔に落書き。ドラえもん的なヒゲと鼻に。アップの顔を見て会場から「かわいい!」の声が上がる。
VS うっちー
・短い勝負でひなた敗戦。容赦なく顔にペンを入れるうっちー。ドラえもんにレトロな泥棒がたくわえるヒゲが追加された。全勝する予定だったとつぶやくひなたさん。
VS 校長
・沸き立つ会場。じゃんけんで全くひなたに勝つことが出来ず、ほどなく負けてしまう校長。「わたしより弱い人がいた!」と喜ぶひなたさん。容赦なく校長の顔にペン入れ。不思議な絵づらのモニタ。額に「バーカ」と書き込みごきげんひなたさん。

・「以上、楽しいコーナーでした」とのことでした。コーナー名がストレート。



M.08 恋のダンスサイト (モーニング娘。)
・後半戦スタート。再登場のひなちゃんは上着を脱いで戦闘準備完了。あのオレンジはジャージじゃなかったのか。
・曲はアラビア音階が心地よい恋のダンスサイト。賑やか。ジンギスカンぽさが懐かしい。フロアと掛け合いたくさん。曲中のセクシービーム!のポーズや声が力強くキマって会場みんなの意識が吹き飛ぶ。
・モー娘。さんの振付がばっちりなひなたさん。なんでこの曲をこんなしっかりご存じなのだろう。調べてみたら2000年に発表された楽曲。ほぼひなちゃんと同い年なんですな。

M.09 赤い日記帳 (あか組4)
・英語のつぶやきから入る、なんかかっこいい曲。僕は知りませんでしたが、ハロプロのシャッフルユニットの曲なんですね。後藤真希とか。
・ここまでの構成で感じたのは、アーティスト系ではなく、だいぶアイドル系に寄せた選曲になっているということ。背伸びとかするわけではなく、自分が歌いたいから&しっかり歌いこなせるからこその組み立てなのだなあと、なんとなく肌で感じたものでした。

 



M.10 紅の詩
・聴きなれたやつ登場!実際は久しぶりなのかもしれないけれど、住み慣れた我が家のような感覚。ひなちゃんにとっても同じ感覚だったのか、絶好調な感じでした。

M.11 Story (AI)
・ピアノから始まるしっとりした曲。ここも振り付けをせずに、しっかり歌い上げる。基本的に笑顔で、中空を見つめたり、たまにフロアの方に視線を送ったり。
・歌が好きなこと。自信があること。楽しそうなこと。真剣なこと。いろいろ前向きなパワーが伝わってきた気がします。

M.12 Wishing On The Same Star (安室奈美恵)
・似た曲調のカバーで、さらにしっとり。
・大事に歌っている感覚。英語の発音もファルセットの音程もフェイクの入れ方も素晴らしい。フロアの空気をだいぶ掴んでいたように思える。
・この曲では陶酔の域に入っていたように思う。歌声で僕らをどこかへ連れ去ってくれるタイプのステージングだ。目を瞑じて発する声と旋律がとても美しく聴こえる。聴くことができて良かった。
・ただ、感極まってしまったのか、曲の最後に涙が出てきてしまい、声が出てこなくなってしまうところも。正直なところもったいなく感じたけれど、本人ももどかしい思いがあっただろうけれど、大事にしたかった曲なのであろうことがしっかりと伝わってきた。

 

M.13 キミとセカイ (ももクロ)
・そんな悔しさを吹き飛ばすようなロック。いつかどこかで聴いたももクロさんのB面ナンバー。照れ隠しなのか曲に合わせてキックなどをかまし、いろいろ振り切った印象。
・会場の皆さん、けっこうなノリノリ具合。踊れる人おおいのね。

M.14 えびぞりダイアモンド!!
・聴きなれたブレーキ音とともに「ラストでーす!」という残念なお知らせ。フロアの皆さん一斉にひーなた、ひーなたの怒号。「ダイヤモンド!」のところはファミリーに言ってもらうひなたさん。
・スターダストの柏木です。
・セリフ部分では戦争をなくし忘れそうになるものの、ギリギリでぶちこんでセーフ。
・最後のダイヤモンド部分は愛嬌とともに「ハタチになったぞ」と一言。ハッピーでウハハ。
・銀テープがパーンと放たれ、本編は終わってゆくのでした。20本にサインを書いておいたそうなので、捨てずに帰ってくれとのこと。

■きょうはじめてのMC

 


・ハタチになりましたー、という宣言に対し、会場からたくさんの「おめでとー」の声。以下、本人の言葉メモ。

・取材のときなど?に『柏木ひなた(20)』と書かれると思うとやばい。前髪も短くてやばい。昨日もちょっと切っちゃった。
・去年も前髪を切っての初披露がこの生誕祭だった。若返ったと言われたけれど、今年はさらにコドモ感が増してしまった。今後もガキみたいのは消えないと思うけど、このまんまでいれればいいなと思っています。
・年度末で平日で忙しいところなのにみんなありがとう。普段はメンバー任せで締め方がわからないけれど、大人になったから頑張る。勉強する。


・ニヤニヤしながら舞台裏に帰るので、一旦さようなら。ニヤニヤの意味、伝わるよね?そうやって暗にアンコールを指示しながら本編終了となりました。
・舞台暗転。薄くオレンジの客電点灯。

■アンコール
・フロアの声は「アンコール!アンコール!」からすぐに「ひーなーた!ひーなーた!」に変わる。あちこちで乱れ飛ぶひーなーたコール。
・しかしなかなか出てこない。長い。「はーやーく!」コールなど始める者などもいてひと笑い。


・ステージ明転!ツインテール&オレンジTシャツに身を包んだ主役登場!

En.01 Lemon (米津玄師)
・ちゅうおんに引き続いての披露。聞き入るフロア。はぁかっこいい。ステージ後ろには光るロープのセットが増えてました。

En.2 HOT UP!!!
・ハタチも全力投球でいくぞ~!!!との叫び。大目玉がラインナップされてから少しお休みだったホッタップですが、ひなちゃんはこの曲が好きなのね。きっと。

 



■ラストMC
・ブログでツインテールやるかなーとか書いたけど、はい、やりました!とのこと。会場から上がる「かわいい!」の声。
・会場に向かってライブの楽しさについてを語るひなたさん。小さいころは人前が苦手だったが、たとえば失敗を見せる所もまた自分を出すことの一つ。それがわかったのもファミリーのお陰だと感謝の言葉。



・私には下らない夢がある。サイン会のときに生誕祭のことを聞かれて、最終的に「バカだなあ」と思われる形にしたいといった。それを今からやっちゃう。と、不穏なことを宣言するひなたさん。何らかの準備が始まるステージ。
・何が起きるのか不安感に苛まれるフロア(笑)。「たばこー?」と聞かれて「バカじゃないの?」と返すひなたさん。千鳥にネタとして喫煙してたと言われた過去を引きずっているらしい。


・足元と背後に広げられるブルーシート。そしてパイを持ったうっちー登場。ハタチになってやりたかったパイ投げの夢をかなえるひなたさん。尊い。パシフィコの一万倍の緊張をしているうっちー。尊い。
・カウントダウンとともに叩きつけられるパイ。白塗りのひなたさん。会場からアンコールの声。二投目を投げるうっちー。白塗りのひなたさん。

En.03 ちちんぷい
・白塗りのままダンソン。お疲れ様でした!



・このあともう一度、けっこう長めのスピーチが入りました。メモ的なものもあるのですが、ブラックタイガーの方で「文字ではなくひなたの言葉で伝えたい」とのことで、後日動画がUPされる模様。そちらの意図を尊重しようと思います。

・とはいえ参加できなかった方は気になると思いますので、断片のみ。
・ライブが好きなこと。エビ中が素晴らしいグループであること。スポナビのナレーションなど好きな仕事もできるようになったこと。安室ちゃんに感謝していること。今10周年を迎えるタイミングは、6人で出来ることを魅せたかったこと。エビ中に期待してほしいことなどをお話されています。


■まとめなど
・ひなたさんが、グループや仲間を大事にしていること。色々なことを考えていること。自分を俯瞰視できていること。立派にハタチを迎えていることがよくわかりました。
 

・僕がへったくそにまとめる文章なんかよりも、彼女自身の声を聴くようにしてほしいです。彼女のまとめ方もへったくそでしたけど、そのぶんだけ、気持ちと決意が大きかったのだということが伝わってくるのです。Dear you.というタイトルのyouとは誰のことなのか。そのあたりも含めて、色々感じてみてほしいです。
・ブラックタイガーの会員でない方は、入会しちゃえばいいと思うのです。良い考えだ。そうしましょう。


・ライブとしての構成も素晴らしいもので、アゲ曲からしっとり曲のふり幅の大きさ、すべて歌いこなす技量。流石の一言です。それでいて、本人が歌いたかったのだろうなーというチョイスも光っていて、それを冗長に感じさせない所も立派なものでした。

・あとこれ言ったら叩かれるかもですが、ひなちゃんの変人性というか、そういったところも余すところなく見ることが出来まして。なんだか安心もさせられるのでした。

・エビ中をしょって立つ存在であるひなたさんですが、もっと色々な人の目にとまってほしい。そんな日がきっと遠くではないのであろう、遠くではないのかもしれない。それを信じていたいなと思いました。

二十歳の誕生日、おめでとうございます。
良い1年を、良い未来を、送ってください。



それではそろそろ寝ますです。
もうツアー始まっちゃうのね。
早いものだなあ。
おやすみなさいグー。