1年が半分ほど過ぎました。
みんなさんにおかれましては元気にお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
昨日6月30日は札幌にて私立恵比寿中学 SHAKARIKI SPRING TOUR 2018~New,Gakugeeeekai of Learning~(新・学芸会のすヽめ)北海道公演が行われました。長い。
もちろん僕は飛行機に乗って駆け付けてですね、北の大地からメンバーやファミリーの活躍を大声を送りつつしっかり目に焼き付けたい人生だったんです。うん。無理でした。仕事とかしてました。
ツイッター様とかを見ていると、ライブはもちろん海鮮やらラーメンやらのうらまやましいお写真がたくさん。会社に幽閉されている自分がうらめしくなりましたとも。そして公演では新曲が披露されたそうじゃないですか。eat the 大目玉?どんな曲なんだろう。早く聴いてみたい。
…北海道め。
北海道の話はやめましょう。ふん。
ええと、ひなたさんの舞台が決まったそう。タイヨウのうた。この舞台って、すごいことなんでしょ?
特技である朗読や歌で、どんどん仕事をゲットしてくるひなたさん。得意のフリ付けも楽曲に採用されて、スワローズ好きってところからも番組出演が決まったり、ノッてる感じがよっく見えてきます。お次は特技であるボール投げから、始球式の話がやってくると良いですね。
…ぼくらの真山さんですが、特技であるところの田村ゆかりさんのイントロドン!が仕事に活かされるときはいつやってくるのだろうか。僕は信じてますからね。ね?
それはそうと、そうなんですよ。2018年が半分すぎたんですよ。
きょうは上半期を振り返る意味を込めまして、今年上半期に音源が発表された新曲たちについて考えてみようと思います。僕にとって北海道はなかったことになっていますので、eat the 大目玉についてもなかったことにしといてくださいな。
ええと、6月29日までに発表された楽曲は全部で6曲。
これらについて、メンバー各人に割り振られた歌詞の文字数を数えて、それぞれの曲にどんな特徴があるのかを調べていきたいと思います。むかーしエビクラシーの楽曲でやったやつと同じパティーンですよ。
それではいってみましょう。
まずは響ですね。
この曲は1月4日の日本武道館公演ebichu prideの中途にて初披露。これまでのエビ中とこれからのエビ中の姿と在りかたを知らしめるナンバーとして、春ツアーでも毎回アンコールのラストを担っています。
各人の歌割りを見ると上の図の通りで、真山のソロ歌唱の少なさが目立ちます。この少なさがオリジナル版のMVで真山画像の少なさとなって現れてしまい、それに胸を痛めた真山推しからの猛烈なプッシュがキネオ先生を動かして「でかどんでん」初回特典ミニMV集へとつながっていったのです。
ちなみに安本柏木小林の3人が少し多く見えるのは、担当した歌詞にOrchestrationという言葉が入っているからっぽいです。英単語なので文字数稼げちゃうのね。このあともそれっくらいの誤差があるものだと思って見て行ってくださいね。
歌割りの順序も載せときますね。ソロ歌い継ぎ→全員→ソロ→全員といった基本に忠実な形になっています。
続いて日記です。
こちらはTVKで放映された小林さん主演のドラマ「また来てマチ子の恋はもうたくさんよ」の主題歌で、吉澤嘉代子さんの作品。音源は1月11日配信開始。ライブでの初披露はこの春ツアー初日4月21日の山梨公演ですね。
歌のほうは、見ての通り小林さんのパートが多くなっています。ドラマのイメージも強く、かつ歌の内容が小林さんのキャラクターにも合致していますので、もうこれは小林曲と言ってしまっても良いでしょうね。とか言いつつもライブではりったんさんに見せ場があったり、真山の残念っぷりが発揮されるフリ付けだったりで、とても見どころがたくさんです。
歌い継ぎを見るとこんな感じ。
小林さんから始まって、メンバー各自のソロから全員パート、そして2番も各自ソロから全員パート。そして最後の最後で小林さんのソロで終わる構成。割り当てられたそれぞれの歌詞が、とても各人にマッチしている感じに聞こえます。その中でもやはりラストの全員歌唱からの小林締め。ここはもう納得するっきゃない流れだと思うのです。
続いてでかどんでん。
この曲は3月の自習中山回でタイトルが発表されて、ライブでは日記と同じく春ツアー初日で初披露でしたね。よくも悪くも圧倒される曲。これを6人体制初のシングルにもってくるあたりが運営の頭のワルさで、僕はその姿勢が大好きです。
でも6人体制の意味を知らしめるように、歌割りを見ると全員で歌っている部分が半分以上。6人のグルーヴがしっかり生かされているってことですかね。そういった意味ではシングルにこれを持ってくることは必然だったともいえそうです。
リコ中山がちょっとだけ多いのは、なんか食わせてもらいたい欲求によるものかしら。
歌い継ぎはこんな感じ。
ほとんど全員で歌い上げていることがわかります。得体のしれない迫力は、この声の圧にあるのかもしれませんね。
披露順で続けます。次は椎名林檎さんカバーの自由へ道連れ。初披露は春ツアー5月6日のパシフィコ横浜公演でした。MVでもそのときの様子を見ることができます。
歌の割り振りを見るとだいたい平均的なんですが、小林さんだけ少し多くなっています。これはWake me up,won't you?という英文が入っていることによる計算上のアレもあるんですが、実は彼女だけソロ部が1番、2番、最後と3回出てくるんですよね。サビを任されているひなたさんや、Bメロを歌い上げる美怜ちゃんのことが印象に残りやすい曲だと思うんですけれど、文字数だけでいったら小林さんの圧勝だったのでした。
歌い継ぎはこちら。
そうそう。小林さんの出番が一回多いことも特徴なんですが、もうひとつ大きいのは全員歌唱部分が最後の1フレーズしかないこと。パシフィコ横浜公演の様子を映したMVが公開された際は、個人個人の歌唱力の高さのほか、歌い継ぎっぷりを評価する声も多かったように思うのですが、その理由のひとつには「全員歌唱がない=ほぼ歌い継ぎしかない」ってことが少なからず関係しているかもしれませんね。
続いてスウィーテスト・多忙。
こちらは春ツアー5月26日の新潟公演にて初披露でした。静岡公演での予告があってからのひなた先生による初のフリ付け曲。エビ中にとって、何らかのターニングポイントになる作品かもしれません。
歌詞の割り振りを見るとわりと全員の担当割合が近く、素直な曲であることが伺えます。それでもひなた先生だけちょっと多めに割り振られていますので、ひなた推しの皆さんは、フリ付けはもちろん、歌の方にもしっかり集中してライブを受け止めるようにしてくださいね。
歌い継ぎはこちら。
カホリコはヴォンゴレー!とか短いパートで回数を稼いでますが、ひなたさんは普通の歌唱で何回も出てきているのです。考えてみればフリ付け云々のイメージ以上に、この曲はひなた曲なのかもしれないです。でも僕はやっぱし真山さんのきれいな歌唱とそれにまとわりつくヴォンゴレー!の掛け合いが好き。あの心地の良い落差は、ほかじゃなかなか聴けないものだと思います。
今回のラストは熟女になっても。
初披露はでかどんでん発売のフリーイベント、6月9日のお台場ガンダム前でのことでしたね。とにかくYASUBOYSのラップがすげえすげえと大評判でした。
実際のところ歌詞カードでラップ部分はSUSHIBOYSさんになっているわけですが、歌詞割りでは独断と偏見ですべてヤスにまとめさせていただきました。結果、曲の3分の1がヤス、3分の1が全員、3分の1が残りの衆のものとなっています。安本さんはいろいろな魅力に満ち溢れた人だと思っていますが、ここでもその一部分がものすごい勢いで爆裂していますね。北海道公演ではノドの調子も戻りつつあったとのこと。ハタチの安本さんの活躍には期待するしか、ないでーす。
歌い継ぎはこんな感じ。途中ヤスばかり。
この曲もヤス部分以外は、ほとんどが全員で歌うものになっているということがわかります。加えて言うと、「ないでーす」とかはファミリーも一緒に入るものですので、こりゃもう楽しいというしかないですよ。ええ。そんな曲。
てなわけで今年の上半期に音源化された6曲についてみてみましたが、これらを合計するとこんな感じです。
熟女になってものヤスボーイズのおかげで安本さんに偏重された形になりました!上半期は彩ちゃんのものだったのだなあ。
とはいえちょっと偏りすぎですので、SUSHIBOYS部分を彩ちゃんにカウントしないでグラフを作ると次のような感じになります。
ありゃ、彩ちゃんがほんのちょっとだけ少なくなっちゃった。
でもですよ、ちょっとした偏りこそあれ、メンバー全員がほぼ横一列になっていることがわかると思います。全員の歌唱力も上がってきて、6人の力が合わさってこその私立恵比寿中学。このバランスこそが魅力なんです。下半期もこのまんまのパワーで突っ走っていっていただきたいところですね。
まずは春ツアーが残り4公演になりました。みんな元気に完走できますように。下半期も良い半期になりますように。
といったあたりで少し疲れました。
でも久々にくだらない集計ができて満足です。
それではそろそろ寝ますです。
おやすみなさいグー。