ひき算の概念 11 「文章題4」
3⃣ 次の [ ] に、下の語句から適切なものを選んで入れてください。(解答)
1⃣ , 2⃣ の (1) は、[ 1つ ] の [ 事態 ] を把握し、操作後の [ 事態 ] を把握する。
1⃣ , 2⃣ の (2) は、[ 2つ ] の [ 事態 ] を把握し、その関係を判断する。
よって、
たし算の文章題 と ひき算の文章題 は、
その構造を考えると、
ともに少なくとも [ 2つ ] のタイプに分類できる。
使うおはじきの数に注目すると、
1⃣ の (2) と 1⃣ の (1) とは [ 同じ ] 5つ なのに、
2⃣ の (2) は、2⃣ の (1) とは [ 異なり ] 、[ 8つ ] である。
ここに、
2⃣ の (1) と (2) を区別するための名がある。
2⃣ の (1) は、[ 求残 ] 、
2⃣ の (2) は、[ 求差 ] である。
問題文の構造が、
1⃣ , 2⃣ の (1) のタイプなら、つぎのように子供に問うことができる。
① はじめ、何がいくつありますか。
② それについて、いくつどうしますか。 【 加えます ・ 減らします 】
③ そうすると、いくつになりますか。
1⃣ , 2⃣ の (2) のタイプなら、つぎのように問うことができる。
① 何処と何処にいくつずつありますか。( 何がいくつで、何がいくつですか。) など
② それらをどうにしますか。 【 合計します ・ 比べて差を求めます 】
4⃣ 次の問いに、答えてください。
太郎は、5つのおはじきを、花子は、3つのおはじきをもっています。
どちらがいくつ他方より少ないですか。
また、
どちらがいくつ他方より多いですか。
次回 ひき算の概念 12 「文章題5」 につづきます。