学力の創造と向上 高校・大学受験は通過点 -10ページ目

学力の創造と向上 高校・大学受験は通過点

学力の創造と向上において
何が必要か・何が障害になるのか
などについて考えます
  さらに、必要なものをいろいろ提供してゆきます 

     ひき算の概念 11 「文章題4」

  3⃣ 次の [    ] に、下の語句から適切なものを選んで入れてください。(解答)

   1⃣ , 2⃣ の (1) は、[ 1つ ] の [ 事態 ] を把握し、操作後の [ 事態 ] を把握する。
   1⃣ , 2⃣ の (2) は、[ 2つ ] の [ 事態 ] を把握し、その関係を判断する。

   よって、
   たし算の文章題 と ひき算の文章題 は、
   その
構造を考えると、
   ともに
少なくとも [ 2つ ] のタイプに分類できる

   使うおはじきの数に注目すると、

   1⃣ の (2) と 1⃣ の (1) とは 
[ 同じ ] 5つ なのに、
   2⃣ 
の (2) は、2⃣ の (1) とは [ 異なり ] 、[ 8つ ] である。

   ここに、
   2⃣ の (1) と (2) を区別するためのがある。
   2⃣ の (1) は、
[ 求残 ] 、
   2⃣ の (2) は、
[ 求差 ] である。


 問題文の構造が、
  1⃣ , 2⃣ の (1) のタイプなら、つぎのように子供に問うことができる。

   ① はじめ、何がいくつありますか。
   ② それについて、いくつ
どうしますか。  【 加えます ・ 減らします 】
   ③ そうすると、いくつになりますか。


  1⃣ , 2⃣ の (2) のタイプなら、つぎのように問うことができる。

   ① 何処と何処にいくつずつありますか。( 何がいくつで、何がいくつですか。) など
   ② 
それらをどうにしますか     【 合計します ・ 比べて差を求めます 】


4⃣ 次の問いに、答えてください

太郎は、5つのおはじきを、花子は、3つのおはじきをもっています。
 どちらがいくつ他方より少ないですか。
  また、
 どちらがいくつ他方より多いですか。



次回  ひき算の概念 12 「文章題5」  につづきます。