数か月前に洗濯機を買い換えました。
それまで使っていたものはもう10年以上
活躍してくれた機種で、
運動部だった息子の泥んこ練習着やタオル類を
毎日のように洗ってくれました。
本当によく働いてくれたと思います。
最後の方には異音がし始めて、このまま突然壊れて
しまったら困るなと思い、壊れる前に手放しました。
新しい洗濯機は今の暮らしに合わせて
少し小さめのものを選びました。
夫婦ふたりの暮らしなら、毎日まわさなくても
十分間に合います。
洗濯機の大きさも、洗濯物の量も、気づかないうちに
小さくなっていたことに
買い換えて初めて気づきました。
こうして少しずつ生活のペースが変わっていくのだなと
感じています。
思い返すと梅雨のこの時期はとくに大変でした。
天気に関係なく泥だらけの洗濯物が容赦なく出てきて、
部屋の中にのれんのように干していた日々がありました。
どうにも乾かない日はコインランドリーに通い、
その前にはたわしとウタマロ石けんで毎日ごしごしと下洗い。
手袋などケアもせず構わずごしごししていたので
手も荒れてしまっていました(今思えば後悔)。
毎日洗って干して、それだけで一日が終わってしまうような
感覚もありました。
今日は朝から晴れの予報だったので
ベランダに洗濯物をたくさん干してから出勤しました。
空の青さと、風に揺れるシャツやタオルを見ていたら、
あの慌ただしかった頃のことをふと思い出しました。
子どもが巣立って、家族のかたちが変わり、
いつの間にか「洗濯」という家事が自分の中で
占める割合も大きく変わっていました。
以前は、毎日の中で食事の準備と並んでとても手間と
時間がかかっていたのに、
今は少しの量を好きなタイミングで済ませても
大丈夫くらいなものになっているのです。
手を抜いているわけではないですが
力の入り方が変わったように思います。
家事というのは毎日同じことの繰り返しのようでいて、
その背景には「誰と暮らしているか」が
いつもあるのだなと感じます。
ベランダに揺れる洗濯物を見ながらそんなことを考えました。
そしてこの記事を書きながらも、こういう変化に
あらためて気づかされた感じがしています。