少し前のことになりますが、4月のはじめにたまたま目にした
ヤフーニュースの記事が、今も時々思い出されます。
タイトルは「入社3日目で『辞めたい』と言い出した新入社員に
社内から賞賛の嵐 なぜ?」というもので、
最初は自分には関係のない話だと思って読み始めました。
ところが思いがけず自分自身のことを
見つめ直すきっかけになりました。
記事の中で紹介されていた「トランスセオレティカル・モデル」
という理論が妙に心に残っています。
人が行動を変えるときには
「無関心期」「関心期」「準備期」「行動期」「維持期」と
いくつかの段階を経て進んでいくという考え方で、
喫煙習慣の変化をもとにした研究に基づいているそうです。
自分の中にある「やりたいこと」。
それはなんとなく思い描いているものができてきています。
思いつきではなくて、少しずつ出来上がってきた思いです。
そのために頑張らないといけないことがるのですが
思い返すたびに心がざわつくし、
何かの拍子に思い出してはああやっぱりまだ向き合えていない、
と思うのです。
でもこの理論で言うところの「準備期」にたどり着けていません。
何をどこから始めればいいのか、
実はぼんやりとわかっている気もするのに
それを形にしようとすると手が止まってしまいます。
頭では「やったほうがいい」「今しかないかもしれない」と
思っているのに心のどこかがまだ追いついていない。
そんな感じです。
進みたいのに進めない、その気持ちの間で
ぐるぐるしているのが今の自分です。
決して無関心ではないのです。
でもかといって準備が整っているわけでもありません。
まさに「関心期」と「準備期」のあいだで
立ち止まっているのかもしれません。
あれから2か月が経ちましたが未だに進んだようで
進めていないという現実に少し落ち込む日もあります。
でも、それも自分なのだと思うようにしています。
焦らなくていい、と何度も言い聞かせながら
それでも心の奥ではどこか焦っている。
それでもこの記事を読んで「自分の今の位置」に
気づけたことはやはり大きかったように思います。
今すぐ行動に移せなくても、見ないふりをしないこと。
心のどこかでずっと手放さずにいること。
進みたい気持ちと止まる足のあいだで揺れながらも
自分の状態を素直に受け止めることで
逆に動き出せるようになるのかもしれないと思いました。