「スゴロクで学ぶ『自分らしい仕事、自分らしい働き方』」講座です。
この講座は、「自分らしい仕事を選び、自分らしく働いている人」を主人公に、その仕事、働き方についてのスゴロクを「ユーチューブ」にして公開しています。
28本目は、モバゲーブームを作り出した「㈱DeNA編」です。
(「スゴロク(スゴロクはカタカナ)で学ぶ ユーチューブ」でご覧いただけます。
スゴロクのタイトルは、「門限夕方6時の女子高校生が、DeNAを創業」で、主人公は㈱DeNAを創業した南場智子さんです。
『不格好経営 チームDeNAの挑戦』『黒子の流儀 DeNA不格好経営の舞台裏』を参考文献に制作しています。
ゲームの内容は
1門限が夕方6時の女子高校生、アメリカ留学
2マッキンゼー社入社、退職前の仕事が大成功
3クライアントへの提案事業を自ら起業化
4「ビッターズ」開始も、ヤフーオークションが先行
5設立4年、ショッピング事業の強化で黒字化を達成
6携帯電話専用の「モバイルオークション」の成功
7モバゲーの開発、設立14年で売上2000億を達成
8「山高ければ谷深し」ネットゲーム・ビジネス
・・・となっています。
南場さんは、新潟県生まれです。
父親の反対を押し切り「お茶の水女子大」に入学、アメリカ留学をへてマッキンゼー社に入社します。
天下のマッキンゼー社に入したものの、コンサル知識が不足したためか、仕事がうまくいかず会社を辞めたいと思います。
転職を覚悟して臨んだ最後の仕事で、クライアントの社長から高い評価を受け仕事を続けることになります。
この成功体験が自信となり、コンサルとしての能力を発揮していきます。
1999年、クライアントの「ソネット」にネットショッピング事業を提案します。
「ソネット」は、ソニーの関係会社です。
ソネットの社長から「あなたがやってみたら・・・」といわれ、起業を決意します。
マッキンゼーの若い社員2名を誘い、1999年3月DeNAを設立します。
1999年、DeNAのネットオークション事業を開始します。
オークション事業は苦戦が続きます。
ヤフーとの競合戦略として、オークションのシステムを携帯電話による「モバイル化(=モバオク)」します。
モバオクが成功、続いて「モバイルゲーム化(=モバゲー)」を開始します。
DeNAは「モバゲー化」によって大化けします。
「モバゲー」が大ブームとなり、会社の売上が急増します。
2007年3月期売上141億円が、6年後の2013年には2024億円まで増加します。
モバイル時代を作りだすことで、驚異的な会社の成長を実現しています。
そして、プロ野球球団・横浜ベイスターズを買収します。
このゲームでは、「モバイルブームを作りだし、創業わずか14年で年商2000億円起業を作り出した南場さんの働き方」を学ぶことができます。