「ビジネス成功者の仕事ゲーム」第53弾が完成しました。
ゲームは、39歳まで専業主婦の人が、ハンバーガーショップ「ドムドムフードサービス社長に就任」です。
「ビジネス成功者の仕事ゲーム」について、男性中心ではないかとの指摘を受けました。
たしかに、全体として男性が主人公のゲームが大半です。
その反省もあって、「ビジネス成功者の仕事ゲーム」の前回・52弾は、「産直・直販サイト『食べチョク』を事業化」した27歳の女性編を公開しました。
さらに今回も女性が主人公です。
それも、専業主婦だった方が39歳で働きだしたケースです。
主人公は、元区議会議員の奥さんで、39歳まで専業主婦だった「ドムドムフードサービス社長・藤崎忍」さんです。
『ドムドムの逆襲 39歳まで主婦だった私の「思いやり」経営戦略』を参考文献に制作しました。
ドムドムバーガーは、日本初のハンバーガーチェーンです。
スーパーのダイエーが昭和45年に東京町田市に1号店をオープンします。
(マクドナルド1号店が銀座三越1階に開店したのが昭和46年7月ですので、開店はそれより早くなります。)
平成元年ごろは、全国に400店舗ほどありましたが、ダイエーの業績不振で事業を縮小していきます。
現在は、ドムドムフードサービスが経営、店舗数は28店です。
藤崎さんは、短大を出てすぐに区議会議員の方と結婚します。
ご主人は都議会議員選挙に立候補しますが落選します。
その疲れから心筋梗塞で倒れます。
生活費が必要なため、自分が働くしかないと覚悟します。
友人達に求職の依頼をします。
すると、「母の店はどうか」と「渋谷109」アパレル店長の話が来ます。
働いた経験がないまま、「渋谷109」の6階・10坪「MANA」の店長になります。
店長としてお店の改革「①店舗の整理 ②清掃ルール ③在庫の整理 ④棚等の有効活用」を進め、業績を伸ばしていきます。
お店のスタッフと月1回の食事会で信頼関係を作ります。
入社3年後、経営者との方針の違いが生まれ退社します。
お店の業績が良くなったので、経営者が自分の身内に店を継がせたくなったようです。
「109」での経験から、将来自分でお店を持ちたいと思います。
ご主人の病気の問題もあり、再就職を急ぎます。
自分の得意な料理の能力をいかそうと居酒屋のアルバイトで働きだします。
お店を人気店にする働きをしているうちに、自分で居酒屋を始めることになります。
まず、開店資金集めを始めます。
居酒屋の事業計画書を作成して金融関係を回ります。
運と努力の結果、1200万円の借りいれが決まりました。
開業したお店は好調で、2店目を開業します。
すると、ドムドムバーガーの経営に関与する常連のお客様からメニュー開発を依頼されます。
この開発をきっかけにドムドムフードに入社します。
そして入社9か月、ドムドムフードサービス社長に就任します。
このゲームを通じ、専業主婦で働いた経験のなかった女性が、自分の能力を発揮して社長に就任するまでの働き方を学ぶことができます。