日本で有数の人気商品のラベルに注目があつまっているみたいです。
一つは、サントリーの緑茶・伊右衛門です。
今月末まで、伊右衛門のラベル裏に印刷された応募マークを送れば、抽選で景品が当たる(おみくじ)「おおきに 満員御礼大入りキャンペーン」を実施しています。
もう一つは、日清食品のカップヌードルです。
フタの形状が「Wタブ」にかわりました。
見方によっては「猫の耳」のように見えます。
「Wタブ」によって、プラスチックの「フタ止めシール」は廃止されました。
この形で、フタに裏に印刷した「猫の顔」が人気だそうです。
「フタ猫」と呼ばれているみたいです。
「よだれをたらした標準的な猫のイラスト」が基本ですが、6%の確率で「チベットスナギツネ」が印刷されているみたいです。
なかなか個性的で魅力的な猫顔です。
両社のパッケージの変更は、いずれも廃プラスチック削減・リサイクルという環境問題への取組になっています。
サントリーの場合は、ペットボトルのリサイクルのためには、ボトルをすてるときラベルをはがしてほしいからです。
そのために、ラベルの裏に「おみくじ」を印刷しています。
「おみくじ」を見るにはラベルをはがす必要があり、剥した状態でボトルを捨てることになります。
カップヌードルの場合、「フタ止めシール」を廃止するための「Wタブ」だそうです。
恥ずかしながら、「フタ止めシール」がカップヌードルの底についていたことをしりませんでした。
今回の変更で、「フタ止めシール」の存在を知りました。
ひょっとして、知らなかったのは私だけでしょうか・・・?
たかがこのフタで、年間33tのプラスチックが削減できるそうです。
プラスチック削減は、SDGs時代の販促活動かもしれません。
店頭に、多くのペットボトルやカップ麺が並んでいます。
これらで使用されているプラスチックは、膨大な量です。
スターバックのストローが紙製に変わる時代です。
まず、ラベルやフタのプラスチックを削減するなり、有効なりサイクル法を実現してほしくなります。
さらに、容器そのものを自然に優しい素材に変更する時代のように思えます。
カップ麺の本体で、年間使用するプラスチック量は、どのくらいなのでしょうか?
その使用量と、どのくらい環境負荷を増出させているか、数字で明らかにしてほしくなります。