二日後。
私は朝食をとる部屋に入ったら、カエール侯爵はテーブルに座っていた
「おはようございます、カエール侯爵」
「おはよう、アリアネ」
前と比べると、体調が良くなっているが、まだ呼吸は困難のようだ。
「もう少し休んだ方がいいじゃないですか、侯爵」
侯爵は苦笑い
「今日は少し外の空気を吸いたいから」
アンヌが入ってきた
「おはようございます、カエール、アリアネ」
「おはよう、アンヌ」とカエール侯爵は笑顔で言う
「もう体調は大丈夫なの」
「二日前より、よくなったよ」
「無理しないでね」
「無理してないよ。少しアンヌと話したいから、庭で少し話せないかな」
「もちろん」と嬉しそうな顔をアンヌはしていた
女を喜ぶ方法をよく分かっている男だとまた実感した。
庭で
「ワタシのいない間に何をしていた?」とカエール侯爵は聞く
「自分の部屋を片付けたり、カエールに言われたらように舞踏会に出たり・・・」
「楽しかった、舞踏会?」
「名前まだ覚えていない人がたくさん挨拶に来て、少し困ったわ。ジェアン伯爵はその度に、名前を教えてくれましたが、もう半分以上忘れている」
カエール侯爵は元気よく笑った
「間違ったら、大変なの。笑わないでください」と少し困ったアンヌだった
「大丈夫だよ。ワタシかジェアンかいつもいるから、名前が教えられるよ」
「ジェアン伯爵とまた舞踏会にでることになるの」
「ワタシがいない時に、アンヌのことをジェアンに頼んでいるからね」
「また戦いにいくの」
「いくよ」
「体調が悪いのに?」
カエール侯爵の顔にあった微笑みが消えた。そして侯爵は空を見上げた。が、答えることなかった。
「自殺行為よ、カエール」とアンヌは言った
「自殺行為か・・・」とカエール侯爵はアンヌの髪に手を伸ばした「それでもいいほど、今やっていることを使命だと思っている。それは分かってほしい」
「分からないよと言っても、カエールをとめることができないわ」
侯爵はアンヌの額にキスをした。
「男は勝手だね」と侯爵は皮肉混ぜた言い方をする
アンヌは黙った。そして下を向く。
侯爵は私を見る。
そして私は二人に背中を向けて、屋敷に入った。
つづく
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