戦場。
兵達は剣を剣とぶつけ合う。今日の戦は広く広く広がる。
カエール侯爵は敵の隊長と戦闘中。
疲れている様子だ。都を離れてから、殆ど食べることなく、寝ることもなかった。敵の動きにあわせて、新しい作戦をずっと考えていた。
敵隊長に重い傷を背負わせ、地面に倒す。そして自分の剣の重さに負けたようで、
ヴェンドメ准将軍は膝をつく。
私は動き出した。
准将軍の手は土を求めるようで、地に。
やっとヴェンドメ准将軍の居場所に、私、ファオラン隊長、副隊長がついた時に、見る
ヴェンドメと呼ばれている男の口から新鮮な血
立とうとしたが、無理のようだった
また地面に手が届く。そして吐いた、大量の赤い液体を。
私と副隊長がヴェンドメ准将軍を立たせる。自分の首に腕を回すようにとし、ファオラン隊長が開いていた道を歩き出した。
我が軍が泊まっているところから、戦場は少し離れているから、馬に乗るしかない。
ヴェンドメ准将軍を副隊長に任せ、私は別の馬に乗った。
20センチ位の身長の差を始めて憎いと思った。
着くと、副隊長の手をかりて、ヴェンドメ准将軍の血まみれの体をふき、横にさせた。戦場に来る前に、私に渡された薬から、ノートに書いてあったように、適切なものを選んで、飲ませた。
この状況になると、睡眠薬も必要となる。感じているはずの強い痛みを抑えるために。
やっとカエール侯爵は居眠りに落ちた時に、私は副隊長に言った
「私はヴェンドメ准将軍の看病をするために残ります。副隊長は戦場に戻ってください」
「分かりました」と帰ろうとした副隊長を私は引きとめた
「副隊長!」
「はい」
「今日見たことについて口外したら、次の日に頭が飛びますから。必ず」
「肝に銘じておきます」と副隊長は深々と頭を下げた。
つづく
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