ドノヴァン公爵とカエール侯爵は二人も黙り、ティーを飲んでいた。私は朝食を終え、立とうとしたら
「アリアネ、父上と練習したら?」
「わしを試すつもりか、カエール」とドノヴァン公爵は言う。
「いいえ。ただ最近腕が落ちたと聞きましたので。アリアネは強いですし、いい練習になると思います」
「ただ観察したいだけだろう」
「いいえ。ただワタシ達の賭の結果を分かる前に、父上が死んだらあまり面白くないです」
私とドノヴァン侯爵と練習をしていた。部屋のもう少し奥で、侯爵は椅子に座って、本を読んでいた。こっちの練習に全く興味なく、本に夢中のようだ。
「父上」と突然カエール侯爵の声は響く。言葉が丁寧だが、口調は子供に注意をしている時と同じ。
私とドノヴァン公爵が止まり、侯爵を見る。
「前にもう言いましたが、右にすきがあります。死にますよ」
ドノヴァン公爵は答えられない。
「アリアネ、少し剣を借りてもいいですか」と私の手からもう既に剣を取っていた。
「しかし休んだ方がいいのでは・・・」と言っている私を侯爵が睨んだ。私は口出ししていいものではない。
「はい、父上」と剣を構える侯爵だった「ドノヴァン将軍の前で剣を持つのは今日最後ですからね」
「ここはお前の父しかおらんぞ」
侯爵笑った
「では、子供の頃を思い出して」と侯爵は真面目になり、ドノヴァン公爵の攻撃を待った。
ドノヴァン公爵が動いた。数秒後、剣が飛ぶ。カエール侯爵は自分の立っているところから動かず、公爵の攻撃を封じた。
「だからいつも言っています、右に気をつけないと」
ドノヴァン公爵は苦笑い
「アリアネ、右のすきを攻撃しながら、父上と練習してください」
「わかりました」
「それから、自分の、気づいているでしょう」
「はい、左のことでしょう」
「いいえ。左の偽のすきでごまかしている右のことです」
「気づきましたか」
カエール侯爵は微笑んだ。
「二人とも練習を続けてください。すぐ戻ります」と言いながら、カエール侯爵は部屋から出た。
私は侯爵を追うかどうか、ドアを見ながら迷っている時に
「助けを求めていない時に、カエールを一人にした方がいいぞ」とドノヴァン公爵は言う「アリアネが来てほしいと思っていたら、言ったはずだから、心配しなくていい」
「はい。カエール侯爵はあまり重要なものを口にする人ではありませんから、対応にまだ困っています」
「お前がやるべきことと知るべきことは必ず言うから。それ以外のことについては、お前に言っていないなら、アリアネが知るべきものではないとカエールは思っているだろう。上に立つ者として言葉の重さはちゃんと理解できているからこそ、そういうことをやっているだろう」
「ドノヴァン公爵は自分の息子を尊敬しているのですね」
「誇りに思う息子だ」とドノヴァン公爵は綺麗な微笑みを見せてくれた「わしがカエールを守れないところで、あいつのことを頼む、アリアネ」そして私に頭を下げた。
「この命にかけて、カエール侯爵お守りします」
つづく
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