物語24 | Thinelの世界

Thinelの世界

私の描く世界へようこそ


   私はある場所の見張りという役目だった。
   もう作戦開始から一時間、物事はうまく行っていたようだが、侯爵のいる場所に妙に人が集まっていた。三・四人ぐらいの男。そして敵。
  昨日寝る前に、アリアネは自分の持ち場から離れるなとしつこく侯爵に言われたので、我慢していたが、四人から七人になった時に、我慢できなくなって、走り出した。
もう戦場で誰も失いたくない。
  
敵と戦い始めた私。侯爵の姿を少し離れたところに見つけて、少し安心してしまった。剣を合わせていた相手以外、もう一人右からきた。その時、
  「アリアネ!」と厳しい声が響き、右の敵の頭と私が戦っていた相手の首が飛んだ。その後二人の味方の兵も来た。
  侯爵は私を土に倒し、首を軽く絞めながら
  「剣を離しなさい」と怒りを抑えた声で言う。
  私に剣を離すほかなかった。
  「アリアネを連れて、ワタシの所で椅子か何かに縛ってくれ。それと一人の見張りも」と味方の一人の兵に私のことを任せていた。 
  
                                      つづく
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