物語6ーもちろん続き カエール侯爵個人の屋敷は都から少し離れたところにあった。驚いたことに、ドノヴァン公爵の屋敷より大きかった。が、使用人は二、三人だけ。 ここ来てからもう一週間が経っている。侯爵は毎夜出かけ、遅く帰り・・・そしていつも女性の一人でも部屋に入れる。なぜ私はそのような男を護らなければならないだろう。 今夜も帰りは遅い。足音がうるさくて、いつも起きてしまう。 落ち着いたと思ったら、部屋のドアに強いノック。 「アリアネ、部屋にきてくれ」と つづく