ティンママ
先日お散歩 
してましたら
珍しいお方に
遭遇いたしました
ある団地の一角に
人口のお池 
がありまして
その周りは木 
が密集してるので
夏場のお散歩 には
丁度いいのです 
これから暑く 
なったら
お散歩どうしようかなぁ
暑いからやめよう
と言ったら
絶対 ブーブー
と
文句言うやつら 
がいるし
やつら ①
やつら②
ママは具合が悪いのよ 
ってごまかすのは
せいぜい2日しかもたないし…
ということで
ここは 
夏散歩用に
いいなって思うところを
確認していた時です
ふと 足元を
見ると 『 
』
こいつは 石のふりをしてるが
石じゃないぞ 
このティンママ様を
ごまかそうったって
そうはいかん
見ーつけた
いや～ン 見つかっちゃった
野良亀ちゃん でした
ちょっと 元気なかったけど 
お散歩用のお水 
を
かけてあげたら
もぞもぞ抵抗するくらい
元気出てきました 
そういえば
はるか昔
ティンママが小学生
のとき
お祭り 
に
カメすくいって
金魚すくい 
の
カメ 版があったんですよ 
ポイですくうと
カメ がジタバタして
足の爪でポイを
やぶって逃亡して
テキヤのお兄さん 
の
思うつぼ 
って
夜店なんだけど
もしかして カメにポイ破りの技をしこんでた？
しかも 10匹すくわなきゃ
カメもらえないっていう 
ほぼほぼ不可能な 
お兄さんまるもうけっていう
商売でしたねぇ 
良心の呵責に耐えられるなら
そういう商売はなりたつでしゅね
他の子供たち 
が
せいぜい1匹か2匹しか
すくえないとこ
ティンママは9匹まですくって
あと1匹ってとこまで
いったんだけど
他の子どもたち が
こんなの無理だよって
ブーイング 
してた時
お兄さん ってば
ティンママのこと
『こんなちっこい子だって
たくさんすくえてるんだぞ
』 って
（ティンママその時小っこかった）
ティンママのあふれる才能
を
言い逃れのネタに使った 
今思えば
それって
舎弟が路上販売とかで
サクラになって
売り上げ 
に貢献するって
図式に似てないか 
ティンママタダ働きだったぞ
いやいや 
かめすくいの代金 
しっかりはらってるし
その頃
ミドリガメ って
大きくならないよって
ウソばっかの売り文句 
で
一時期ブームだったよね
結局 大きくなっちゃて
川や池に
捨てられちゃったんだね
この子もその子孫かもね
そっと
日陰にもどしたけど
どうしてやるのが
正解だったのかな
難しい問題だね
命がかかわってくると なかなか正解って
見つからないでしゅ
でもね 人間が間違ってかかわっちゃって
問題を大きくしちゃってる場合があるんだよね
それを修正できるのも また 人間なんだけどね
そうだね‥‥‥