ティンママの母 
は
60代で亡くなりました 
まだ若かったです
母の実家 
は
裕福だったらしく
学校 
の集合写真で
周りの生徒たち 
が
着物 だったのに
母だけは
当時としては珍しく
セーラー服でした 
＊当時のイメージ
何でだろう 不思議と顔も昭和だよね
昭和生まれをバカにしてるのか
そういえば 長女と次女が口げんかした時に
劣勢だった次女が 苦し紛れに
『なんだよ！昭和生まれのくせに！』 と言ったら
長女は何も言い返せず 逆転負けした ということがあったなぁ
長女だけ昭和生まれ 次女と三女は平成生まれなもんで
若きゃいいってもんじゃないでしゅ
ティンママが
小学生 
の時でした
授業参観 で
母 が教室に入ってきたとき
『 あれは誰のお母さんだ？ 』
『 すごい
きれいなお母さん 』 と
生徒たちが
授業そっちのけで
うしろ振り返って
ザワザワし始めたって
ことがあったよ 
へぇ きれいな人だったんだね
まあね 若い時の写真とか見ると きれいだったよ
そうなんだ ホントにママのおかあさん？
似なかったでしゅか？
なんだよ～ それ どういう意味さ？
いえ ご想像にお任せします
ママだって 若い時は いけてたぞ
いけてた って言葉が古いでしゅ
ティンママが長女
妊娠中に
母が癌 
になっていることが
分かり 長期で入院しました 
その頃 西多摩郡の
田舎に住んでたティンママは
急に母に会いたくなって
虎ノ門まで電車 
を
乗り継いで
入院中 の母に
会いに行ったことがあったな
悪いけど父
と母ってのは
やっぱ 違うんだよね 
戦争中 
とか
無念にも死んでゆくときは
必ず 『お母さん 』 って
言って亡くなるって話
聞いたことある
母は偉大なのだ 
母は偉大だけど ママはそうでもないでしゅか？
ママは まちがいなく ママだね
どういう意味じゃ
母が よく
『 
百恵ちゃんと淳子ちゃんの
見分けがつかない 
』 と
言ってて
そんなわけないでしょ 
と
ティンママは思ってたけど
今 ティンママは
ゆきぽよと みちょぱの
区別がつきません 
舞祭組の二階堂と
千賀の区別もつきません
ティンママは
多くの アイドル の
見分けができん
ばばあです ハハハ
でも
生きてくのに
そんな不便じゃないよ 
そりゃ 不便じゃないかも知れないけど
確実に若者とは話があわないだろうね
別にあってもらわなくてけっこうだよ
そうやって 年取るとドンドン意固地になるでしゅよ
負うた子に教えられ浅瀬を渡る
老いては子に従え って言うじゃない
そんなに年寄りじゃな～いぃぃ
～ ちゃぶ台をひっくり返して暴れる星一徹
柱のかげで明子が泣いている ～
ママは年寄りじゃなく
星一徹になるのぉ～ 
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わかるでしゅ？わからない人は
古本屋さんに行って
【 巨人の星 】 を買って読むでしゅ ！