復活呪文② | アマチュア無線局 HF&ローバンド JP3DDL

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遠く離れていても、簡単に相手に気持ちを伝えることができ、便利で多彩な通信手段、離れた人とのコミュニケーションをとるホットな通信手段です。電話回線が今ほど発達する以前から、世界を軽々と電波で結びコミュニケーションツールがアマチュア無線です。

串本、先輩OM局様から、先日リグを頂きました

北斗の拳のみならず、死兆星を見て、昇天してしまったリグです。

3台お譲りさせて頂きました

ICOM製のリグは、フイルムケーブルの断線、電解コンデンサのパンクで難易度は低かったので

1番目に直り、JK3OB◎局へ 再び里帰りして頂きました

マイクなどは、当方手持ちが無く、当時とても高価なリグと思いました

末永くご主人様の元でお使いに、頂くのが筋だと思いましたので、お返し致しました

2番目はTM-255ですが


定番のコンデンサ破裂と思いましたが

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長らく 昇天した時間が長く、液漏れした液体が近くのCPU?の足にまで流れてしまって

足のハンダがにぶい、輝きで…

ディスプレーの周りの上部は金属はさびて 真っ赤になっていました

出来るだけ、錆を取り除いたのですが

基盤の内側まで入り込んだサビは取り除く事は不可能と判断し、コンデンサを入れ替えました

2箇所のコンデンサを入れ替えましたが、トキ$JP3DDL


すでに御寿司!
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電源は入るが切れる事も出来ず、ディスプレーの液晶が蘇る事も御座いませんでした

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かなりの腐食で なすすべを失いました。

メインパネルの交換しか道は残って折らず

丁寧に荼毘に移したのあります。

オクで255を発見したときには 蘇りの呪文を唱えてあげたいと、思います

無念…

さて…

3台目のリグは C5600

プラス、マイナスの逆接による、事故のリグです

焼けてしまい、部品が2箇所溶けて、居なくなっていましたT0T)

シルク基盤の文字も見えずに困っておりました

ファイナル部に 電源ケーブルが入っております

回路図は 外国にありまた。C5650だったと思います

逆接により、弾け飛んだ部品は、QT05 QT09のダイオードであると回路図から判断しました。

メーカーもきちんと、設計されています

逆接した場合も考え、ダイオードから先には電流が流れないようにしていました^^)

で、手持ちのダイオードを空中配線で検証!!

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試しに電源を入れると、無事に息を吹き返し、この世に蘇りました。

その後、ファイナル部を、ばらし、ダイオードを綺麗に元に収めました
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大切に末永く、使わせて頂きます 有り難く頂戴致しますね

しかし、ばらすのと…、回路図だけで、部品を探すのに少し時間が掛かりました めでたしめでたし