靴修理のお話 -22ページ目

昨日の息子

私が、作業を始めようとした11時頃、電話が…



『パパ~、幹ちゃんお見送りしたかったん~、帰ってきて~…』

と、泣き声の幹太から… う~ん仕事があるし、帰る訳には… と、説明したら納得してくれた。



少し間を置いて、妻に電話したら、幹太が寝起きに私を探してもいなくて、寝ぼけていたこともあり、寂しくなって、電話してきてくれたようです。
かわいい息子です!



その後、妻と幹太でお出かけ
『トイザらスに行きたい!』
と、幹太のご希望。
香川に帰省する度、じいちゃん・ばあちゃんに連れて行ってもらう大きなおもちゃ屋がお気に入り!



おもちゃは、買わないとママと約束して、近くの難波ではなく、住之江まで行ってきたようです。



ママとの約束を守って、おねだりする事なく、大好きなトーマスコーナーをひたすら眺めてたらしい…

『じいちゃんとばあちゃんは、買ってくれるかな~?』
と、言ってたようです。それは、お盆帰省した時、自分で聞いてもらうことに…



朝だけ、少しぐずっただけで、終始ご機嫌だった幹太君

昼食時の1コマ
靴修理のお話-090808_1551~02.jpg


夜は、近くの川原から、遠くで上がる花火も観たようで



仕事から帰って、幹太から話を聞くと、充実した1日を過ごしたようで、楽しそうにいっぱい今日の出来事を教えてくれました。

靴修理のお話-090801_0110~01.jpg

幹太、今日も楽しい1日になるといいね!
お父さんも楽しく仕事をしようと思います。


ライニング補修(スニーカー)

スニーカーのライニング補修。スベリ(腰裏)と、言われる部分です。



スニーカーのライニングは、キャンバス地(布地)が、よく使われているので、一旦、ほつれて痛み出すと破れがどんどん広がっていきます。



その状態を補修する時は、同じキャンバス地でも作業はできるのですが、素材を耐久性のある革にする事をオススメしています。

修理前靴修理のお話-090807_1423~01.jpg

耐久性を考え、厚みのある革を使用するのですが、スニーカーの柔らかさを損なわないように、硬さには気を付けます。



選んだのは、床面の色が、靴のライニングの色に近いベージュの革

靴修理のお話-090808_1034~01.jpg

カットの高い靴は、一枚の革では、曲線が出ないので、靴の踵に革が沿うように、型紙を作り二枚の革を縫い割り作成

修理後靴修理のお話-090807_1828~01.jpg

素材は、変わりましたが自然でしょ?



靴修理って言えば革靴!って、思われがちですが、スニーカーも、メンテナンスしてあげれば、長く付き合うことができるんですよ!



皆さんも、痛んでる箇所がないか、靴を見てあげて下さいね!




thick trunk
大阪市中央区谷町6丁目5-26 1階
TEL 06-6761-2887
定休日:毎週水曜日
谷町6丁目駅より徒歩5分
http://thick-trunk.com

意外と大変でした。

修理前靴修理のお話-090725_1738~01.jpg

修理後靴修理のお話-090726_1451~01.jpg

靴に、ベルト状の革を取り付けた修理。



簡単な作業と思われるかもしれませんが、この形に至るまでが大変でした。




『サイズはピッタリなんですが、つま先が浅いから、踵が浮くんです。甲を固定させるように革でベルト作ってくれますか?』
と、女性のお客様より、的確な修理依頼。
歩きにくいので、何年も履いてなかったらしく、捨てようと思ったけど、一度相談してみようとご来店。



私は、少し悩みました…甲部にベルトを取り付けると、確かに歩き易くなると思うけど、靴がウーブン(あみあみ)で、強く固定できないし、ピッタリにしたら、より固定した部分に負担がかかるし…



そこで、お客様にゴムで作成する事をご提案…
ゴムが体質に合わなく、かぶれてしまうらしいとの事…


それならと、以前見たことのある靴を思い出し、ゴムの表面に革で覆うように取り付けてみては?(シャーリングゴムではありません)…
ゴムの締め付けが嫌なんです…と。

ゴムは、却下です。



次の提案は、ストラップを作り、バックルを使い長さを調節できるようにして、ホックを取り付け着脱しやすく。これを、足首か甲部かどちらかに取り付けましょう!…
手間かからず、スッと履きたい…と



う~ん、こうなったら、最初の希望通りやるしかない。



と、いうことで先ずは、お客様の足を図って、サンプルを作ることに!
為し履きの後、微調整して、またサンプル。OKもらっていざ本番!



革で作成する時に重要なのは、革の伸びる方向。これをしっかり確認して、ライニングには足当たりの良い革を!貼り合わせる前に、補強テープを仕込み、最後に縫い合わせる。



次に、靴への取り付け。ストラップの端を漉き、その上から補強。靴と仮止め程度で固定、その上に、外から見えないように、大きめの革を充て、縫い合わせる。
完了~



長々と記事にしてみました。単純そうにみえて、考えることがたくさんあるんです…



数日前に、お客様に渡していて、昨日、お渡し後、初めて店に寄ってくれました。
『兄ちゃん、履きやすくなったわ!毎日、買い物行く時履いてるわ。』
ホッ!気になってた靴。そのお言葉がありがたい。



thick trunk