靴修理のお話 -24ページ目

踵ゴム交換

サンダルの季節によくある婦人靴のゴム交換。



ゴムは、足にフィットさせるのに良い材料だと思うのですが、伸縮を繰り返しているうちに、痛んできます。そんな時は、新しいゴムに交換!

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途 中靴修理のお話-090730_1209~01.jpg

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今回は、元と同じ出し幅でゴムを取り付けたのですが、よくあるご相談は、サイズが大きくなってきたので、ゴムの幅を縮めて下さい…と。



作業的には、全然可能なんですが、サイズが大きくなった状態で足を固定するように調整すると、ヒールの中心に対して、体の重心がかからないので、靴自体が傷んでくることになります。



そんなときは、中敷きなどでのサイズ調整をオススメします。



サンダルやミュールを購入される時は、少しきつめのサイズを選ぶのが、後々を考えると良いと思いますよ!




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大阪市中央区谷町6丁目5-26 1階
TEL 06-6761-2887
定休日:毎週水曜日
谷町6丁目駅より徒歩5分
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間に合った~

今回の靴修理は、なかなか大掛かり。




就職されて、始めて購入された靴。なんと、25年も修理を繰り返し履いてこられたそうです。



靴の履き心地・靴への想いがあり、これからも長く履いていきたい…と!



もちろん、その気持ちを大事にします!しかし、
『無理だったらいいんですが、8/3から旅行に行くので、出来ればこの靴を履いて…』
との事。お預かりした日を考えると、納期が厳しかったので、素直にお伝えしてお預かりしました。



その話を聞いたからには、他の修理との兼ね合いもあるのですが、頑張ってみました。



まず、一番手間が掛かったのが、25年の年月が物語る、ライニングの交換。劣化して割れている状態でした。
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先ずは劣化してしまった革を取り外して、半洗いで革の癖を直す。その後、新しい革でライニング作成。



次に、痛んだ金具の交換。長く使っているので、歪んでピンが折れていました。
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修理後靴修理のお話-090802_1055~01.jpg


ちなみに、画像残してないのですが、ライニング補修の時、中底を外すので、痛んだ部分の補修と中敷き交換しています。



ここまで、終われば一安心!最後に靴底の補修

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薄くなってしまったハーフソールを交換。踵は、元はもう少し高かったはず…という事で、バランスの良い高さへリフトアップ。



8/1の夜に完成!間に合いました~



お客様に連絡。翌日、ご来店して頂きとても満足して頂けました。履き心地がとても良くなったと、その靴を履いて帰られました。



今日、旅行に出発。私の修理した靴を履いて行ってもらえる事を嬉しく思います。行ってらっしゃ~い




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同じ靴 同じ修理

7/12に紹介した『安定感のあるヒールへ』
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『ビックリするくらい履きやすくなりました。以前は、歩きにくく、気を使って歩いてたけど、ヒールが変わるだけで全然違いますね~』
修理人として、最高に嬉しい言葉。実際に生活の一部の中で、自分が修理した靴が、活躍してると思うとホッとしますね~



そのお客様が、同じ靴の色違いを預けて下さいました。修理内容も同じです。



デザインが気に入ったら、2足は購入されるようで、同じタイミングで靴も痛んできたようです



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前回は黒、今回は濃い茶。
前回と違うのは、一度修理をされていたことです。



その修理は、折れた中底を補修するために、中敷きの下にファイバー芯という材料を使って補修されていました。

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お客様は、修理後少し履きやすくなったけど、足当たりが悪くなった…と。
これは、人の体で例えると筋肉みたいなもので、私が、中底補修に使ったのは、シャンクという材料

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これは、靴底を剥がして、中底の底面に入れる鉄の芯で、人の体でいう背骨みたいなものです。



この靴の状態を考え、靴の姿勢が良くなるのと、足当たりに影響が出ないという事で、この方法が選択しました



まだまだ夏は長いです。この靴も、活躍してもらいましょう!




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