6月12日 対楽天4回戦 観衆人
D|100000040|5
E|100000100|2
勝 ネルソン5-3 敗 青山1-2 セーブ 岩瀬10S
ネルソン初回失点病治らず。序盤は球が高めに浮き捕らえられ続けるも野手の守備範囲内で助かる
上位打線で先制、下位打線で逆転と全員でもぎ取った勝利。無援護に苦しむネルソンに勝ち星をプレゼント
荒木センター前に抜けそうな当たりをダイビングキャッチで止めるも送球を佐伯が後方に弾き失点
岩瀬全く危なげなく三者凡退で10セーブ目。高津の持つ日本記録286セーブに並ぶ
楽天に逆転勝ち。
先発のネルソンは課題の初回を今回も乗り切れず。序盤はボールが高く芯で捕らえられたような当たりを繰り返すが、外野手の定位置付近に飛ぶことが多く何とか切り抜けたが大丈夫かと不安になるくらいの出来の悪さだった。
7回の失点は1アウトランナー二塁という場面でセンター前に抜けようかという当たりを荒木が二塁ベースの後方へ飛び込みキャッチ。そのまま一塁へ放るのだが、これがライト方向へ少しだけ逸れ、佐伯が弾いて後方へ逸らすというミスでのもの。荒木のエラーとなっているが、早急自体はあれこれ言うほど悪くなく、佐伯の処理の仕方が悪かったという印象。ランナーが二塁にいた為にキャッチャーがホームを開けられない(一塁のカバーに入れない)以上、少なくとも前に弾かなければならない。そもそもブランコだったらちゃんと送球を捕っていたであろう。
打線の方は荒木のツーベースに井端のバント、森野のタイムリーツーベースと今までのドラゴンズの得点パターンを見ているかのよう。直後に同点に追いつかれ逆転されるもチャンスは8回。3連続四球と相手に貰ったチャンスを野本と小池がしっかりものにした。
ここで注目すべきはヒットを打ったことよりも3四球を選んだ三人の選球眼だ。逆転され是が非でも追いつき追いつきたい場面で和田さん佐伯さん平田と相手の誘い球に乗らずに見極めチャンスを演出したのだ。
特に平田などチャンスで回ってきたのだから打ちたくて仕方がなかった筈だ。それがしっかりバットが止まる。前日の藤井のように自分で決めることしか考えていないと変化球に手が出てしまう。
野球は一人でやるものではない。自分が決めなくても繋ぎさえすれば次の打者が何とかしてくれると頭の片隅にあれば無茶はしないものだ。そこが平田が活躍する理由であり、藤井が凡退する原因である。
藤井はその類い稀なる才能を生かしきれないのは自分がヒーローになろうとし過ぎるからだと思っている。それは周囲の頑張っても落合は使わないという言葉を真に受け不貞腐れる(と週ベのインタビューに答えていた)ことからも伺える。もっと周囲を見てチームの歯車の一つになろうとした時、彼の才能は開花するだろう。果たしていつになることか・・・