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くじゃくのブログ

ワイルドとしか言いようのない父。
そして、家族の思い出になればいいな。

おばあちゃんの話は


その日、いつものように、まだ暗い時間に起き畑に出かける準備をし、まだ暗かったけれど歩き始めたそうです。


歩いているとだんだんと明るくなってきました。
すると、霧が出てきて、せっかく明るくなったのに道がよく見えなかったそうです。

しかし、行きなれた道、田舎道。多少よく見えなくても、足元さえ見えていればつくはずと思っていたそうです。



ところが、いつまでたっても霧は晴れず、明るくもならなかったそうです。


いつもなら30分もあればつくはずなのに、もうすでに1時間以上は歩いただろうと思った時に、ふと


おばあちゃんは「キツネだな!!」

「この、キツネめー、騙されないからなー」
と言うと霧は晴れ、すっかり道は開けたそうです。


1時間以上も歩いたけれど、結局ほとんど家から離れてはおらず、その日は結局


畑には行かず、家に帰ってきたのだそうです。



その話を終えると、おばあちゃんは

「みんなも、キツネとむじなには気をつけろよー」


とはなしていました。
とても真面目なおばあちゃんは、季節が暖かくなると、朝4時に起きて

畑仕事をします。


家の周りにもたくさん畑があるのですが、なぜか家から遠く離れた所にも畑があり、

家族が寝ている薄暗いうちに、家を出て、畑仕事をし、私たちが起き出す6時過ぎには一仕事終えて帰ってくることも、ありました。



その朝もいつものようにおばあちゃんは帰ってきました。

私たちは、それぞれ学校に送りだしてもらいました。



しかしその日の夕食の時、おばあちゃんはその日の朝にあったことを、話し始めたのです。
いつもの雰囲気とは違い、

食に対してチャレンジャーであるおばあちゃんの料理そご紹介していきましょう。


東北では、おやつにゼリーではなく寒天が出されることが多く、
町のスーパーや乾物屋さんでは。棒寒天が売られています。


しかし、メジャーなのはあの白い無着色の観点ではなく、緑の棒寒天、と赤の棒寒天が主流です。
冠婚葬祭のときもこの、クリスマスの配色の緑と赤の寒天が仕出しの中に入っています。



作り方はいたって簡単

決められた量のお湯にそのビビットカラーの棒寒天をちぎっては入れ、完全に溶けたら、お好みで砂糖を増やし、バットに入れ、固まったのもを、羊羹サイズに切って食べるのです。


私は、甘いだけの食べ物が嫌いだったので、ほとんど食べた事がありません。しかし、


そのうち、おばあちゃんのまじめのタガが外れ、アレンジが始まったのです。
普通にミルク寒天にミカンの缶詰めを乗せた、定番のころは良かった。



バットに流し込みその表面にマヨネーズを敷き詰めた、マヨネーズ寒天。

(ご近所のおばあさま方には評判が良かったのです)


その後余ったごはんを牛乳で少し炊き、今度は寒天を流し込む前のバットに敷き詰めその上に、ビビットカラーの寒天を流しいれ、冷やしかためた、ごはん寒天。


何でも、ブチ込み始めた時には、さすがにご近所のおばさま方も残すようになり、寒天ブームは終わってくれました。
ブームは突然やってきます。