今週はお休みの方も多いと思いますが
僕はこの映画ともう1本観る予定です。
フジコ・ヘミングの時間
この映画は6月から公開されていますが、既に観に行った者からのオススメで行く事になりました。
フジコヘミングさんは80歳を超えた現役ピアニスト。
父親がスウェーデン人、母親が日本人のハーフ。
この事が原因で子どもの頃はよくいじめられていました。
長く無国籍だった事や耳が聞こえなくなるなどのハンデもさることながら、60過ぎまで売れないと言う貧しさの中でも活動を続け、テレビのドキュメント番組に取り上げられた事をキッカケに一躍有名となりましたが、年齢を重ねてもずっと1日4時間の練習は怠らず今日に至ります。
そんな彼女を追いかけたドキュメンタリー映像。
僕に勧めてくれた人はどんな思いでそうしたんだろう。
間違いなく、とても良い映画でした。
感動に涙が出るシーンもありました。
しかしドキュメンタリーなので、作り物ではない、ひとりの人間の生き様を見る事がこの映画の根幹です。
生き方に迷ったら歴史に学べ。
これは僕が普段から人に話しています。
まさしくこれが言いたかったんじゃないでしょうか。
当然、フジコさんはまだまだお元気で、90歳に近い年齢ながらも、2か月で18回ものリサイタルを国内だけでなく、世界を駆け巡っています。
諦めない事、生きているうちにやらなくてはならない事、フジコさんはあの御歳ながらマネージャーも置かずご自身で行動されている。
過酷な日程もご自身が決めた事。
人間がやる気になれば、やる事、やる方法はいくらでもあるんです。
誰も見ていなくても、やるのは自分。
自分の力量を信じ、ブレずに進んで行く。
僕も時々、この歳で大丈夫?と思いますが
やるのは自分。
あらためて続けて行くモチベーションになりました。
さてと、この映画に感動したキッカケに
ギターを見に行ってきます。
買うかどうか?
それはまたまわかりません(笑)!