沖縄の星、逝く。 | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

昨夜の悲報

翁長雄志沖縄県知事が膵癌の為、67歳で亡くなられました。


7月27日、前知事による米軍基地の辺野古移設の為の埋め立て承認を撤回を表明し、本当に最後の最後まで、命を削って政府と戦いました。
最後の撤回記者会見では、その痩せ細った顔から絞り出す炎のような発言に、かなり体調が良くない様子が感じられました。
そんな僕たちの心配をよそに、産経新聞などは下らない揚げ足をとる様な記事を躍起になって書き上げ、先日杉田水脈議員の馬鹿げた記事を掲載した新潮はイタチごっこだと囃し立てるなど、政府擁護側からはとかく煙たがられていましたが、相手が誰であれ、県民の幸せの為、身を粉にして戦った姿勢。
どれだけご本人は無念であったろう。
翁長知事はまだまだ戦うつもりだった。
しかし昨日の夕方、朦朧とする中、引退するとの報道があり、尚更、あの時の発表が精一杯だったんだ、あの時、ご自身はどこまで身体の事をわかっていたのだろう、そんな事ばかり考えていた矢先の訃報。
昨今の政治家であの人ほど真っ正面に戦った人は多くない。ましてや自民党出身では尚更です。

安倍首相の顔色ばかりを考えた自民党忖度議員。
ここぞとばかりに許されざる戦争法案とカジノ法案を通して、アメリカの言いなり政府。
そして大流に流される空気しか読まない政党。
政府と財界に擦り寄るマスコミ。

巨大な沖縄の星は逝ってしまいましたが
この人が残したものは必ず引き継ぐ人がいます。
魂の叫びは死んでも消えない、消してはならない。
沖縄知事選挙、オール沖縄頑張れ!

翁長雄志知事、本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました!
これからは空から応援してください。
沖縄の怒りはまだまだ続きます!!