スモールフェイセスについてなら
ずっと書き続けられますよ。
自慢じゃないですが
ネタが有り余っている訳じゃないですが
好き度加減が半端なくてって意味です。

とにかく、このバンドほど
見てよし、聞いてよしのバンドはない。
オシャレかつカッコイイ。その上カワイイ!
こんな事ってあるんでしょうか?
僕にとっては、「カワイイ」というキーワードははじめからありませんが
このカッコ良さ感は追いかけたいですね。
今回はファーストアルバムから絶品の曲を紹介します。
完全独断と偏見で!
Small Faces/Small Faces(1966年)
このアルバムでまず驚きなのが1曲目。
看板ボーカリスト・スティーブマリオットでなく、あえてのベース・ロニーレインで
さらに驚きは、カバーナンバーで「Shake」!
アルバムの1曲目で、こう来るか!と言うヒネクレ具合もMODなのかも知れません。
ただ、これがまたイイ感じで、アルバムのスタートを飾るに充分な1曲です。
なにがイイって、ベースがボーカルをとるので、ベースラインがコード弾きの単音!
これはこれで非常に良くって、計算したのかしないのか、絶品のシンプルさを魅せています。
「You Better Believe It」や「Sorry She's Mine」、「Sha La La La Lee」などの
シングルヒットバリバリ路線は当然ながらも、この曲は僕個人のゼッタイ押し!
「One Night Stand」!
静かに始まり、しっかりと歌い込んだマリオットのボーカルが圧倒的に力量を示しています。
途中、力任せにシャウトしていますが、これが彼ならではのシャウトで、
他の誰もこの味を出せないでしょう。
この1曲だけでも充分聞いてもらうに値します。
すご~くイイ。他の誰かはあまり評価していなくとも、これは僕にとって是非モノの1曲です。