ジャムになる為には、何よりもスーツですよね。
当時は3つボタンのスーツ自体がなく
僕がスーツを着て働く様になった時は、奇しくもバブルの頃。
やたらとだらしなくコンポラな2ボタンが主流で
モッズとはかけ離れたデザインでした。
ジャムになりたかった 7
3つボタンスーツ

ジャムのスーツと言えば
襟の細い、Vゾーンの狭い3つボタンでサイドベンツ、チェンジポケットのある
いわゆる60年代モッズスーツ。
これが当時はどこを探しても見つからなくて
今でこそモッズスーツをパターンで作る店もありますが当時は皆無で
結局はオーダーメードで作るしかなかったのです。
僕らはバンドでスーツを作る事を相談して店探しをしました。
結局、本格的なテーラーではオーダーは出来ますが、圧倒的に高い!
どこも¥50,000を下る所はなかった、、、。
当たり前ですね。
今でこそ、割とリーズナブルなオーダースーツもある様ですが、
この時代は普通のダサいスーツが¥40,000程で、デザイナーズブランドなら¥100,000位していました。
結局僕らが辿り着いたスーツ屋は紳士服チェーン店。
フルオーダー¥50000でお釣りが来ました!
フルオーダー¥50000でお釣りが来ました!
しかしメンバー間では、このスーツに対する思いがそれぞれで、
スーツの完成と共に亀裂が広がり、スーツを着てステージに立つのは数えるほどでした。
スーツの完成と共に亀裂が広がり、スーツを着てステージに立つのは数えるほどでした。
僕個人はこれ以降、スーツは違う店を見つけてフルオーダーする様になりました。
ただ最近はクールビズで夏場にスーツをほとんど着なくなり、
デザインも年々変わるなどもあってオーダーしなくなりました。
デザインも年々変わるなどもあってオーダーしなくなりました。
いつまでもモッズスーツとは行きませんが、
mizuochi & the understanding のアルバムジャケットで着用しているスーツ以降は
既製品で気に入ったものを着ています。
mizuochi & the understanding のアルバムジャケットで着用しているスーツ以降は
既製品で気に入ったものを着ています。