音楽ノート ② | mizuochi understanding

mizuochi understanding

ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

季節は過ごしやすくなって来ました。

先日も少し触れましたが、

サッカーワールドカップ日本代表選考はサプライズがあるのか?

昔、サッカーをやっていたくせに

プロ野球のドラフトが近くなると

もしかすると、、、?と、勝手に思っていたバカな自分を思い出しました。


バンドの思い出 その37

音楽ノート ②


旅行に行ける経済状況ではない僕ですが

おかげさまで昔のノートをじっくり読み返す事が出来ました。

前回にご紹介した中学生の頃のノートはまさしくバカの壁を乗り越えていましたが

高校生になってもそれ程進歩していません。

ちょっとマシになったのは落書きの質が上がっている事。




これはストーンズのキースとミックですね。

なかなかうまく書けていますね、、、。

これが中学の時は、、、




出た!誰もがよく書くリーゼントとヒゲとサングラス。

憧れていたのでしょうか?

やたらと自分のレコードの宣伝をしています。

当然、架空の。


おっと、落書きの進歩を見て笑っている場合じゃないです。

この高校生の時はサッカーに明け暮れ、わずかな時間でギターを弾いたり

3年になってからはドラムを叩いたりしていました。

試験前のクラブが休みになる時や、試合のない日曜など

むさぼるように音楽にしがみついていました。

そして、ツタナイ曲を作ってはカセットに録音して

ノートが増えて行きました。

高校を卒業し、勉強もしていないから浪人となり

大学生になり、その後もノートは綴られて行きました。

1冊づつ読み返すと、その時代の僕が仲間と楽しんでいる様子が分かります。

新しいメンバーが入って僕の部屋での「入団インタビュー」が記載されていたり

ライブがある前の曲順の相談やステージの反省、

時には僕でなく、メンバーが書き残したものも見られ

このバンドに入った決意や将来の事

激しい叱責や泣き言、感動の言葉。

あまりに青くて気持ち悪い程、僕らがバンドに一生懸命だったかが分かります。

そんな音楽ノートも、30代に入って仕事が忙しくなり

ライブハウスに出演しなくなって、書かなくなりました。

しかしあの頃の純粋な気持ちと、今はもう離れてしまった仲間たちの

あの頃の書き込みを胸に

彼らが忘れていたとしても、最後のロック・バカとして

全うしたいと思います。

僕が結婚して、子どもが生まれて、音楽活動が生活のすべてでなくなり

ライフワークだと宣言した答えが今、目の前にあります。

順風満帆とは行きませんが、

積み重ねた時間という重い足跡は

今となっては自分の宝となっています。

時々引っ張り出して、バカさ加減を笑いつつ、、、。