引き続き階段の話。 3階建てで最もお勧めとされているのが家庭用エレベーター。 新築時に付けた方が良いとか、将来設置出来る様にスペースは確保した方が良いとか、甘い誘いがネット上には溢れています。 そうですよね。 付けた方が良いとは思うのですが・・・
結構初期投資が高いですし、法律で毎年検査を受けなくてはいけないし、何かあった場合のメンテナンスや通報システムも完備しておかねばならずランニング費用も馬鹿になりません。 そして何より家庭用エレベーターに踏み切れない最大の理由が、なんといっても不安であること。 何が?といって、ここは関東ですよ。 関西人の私にしてみれば、地震の多いこと多いこと。 エレベーターに閉じ込められて、誰も救出に来ない画像が頭に浮かんでしまうのです。 自分で脱出することも困難。 外部にも連絡が取れない。 悲しい映像がどうしてもフラッシュバックするのです。
子供の頃見たアメリカのテレビ番組「宇宙家族ロビンソン」(LOST IN SPACE)の宇宙船ジュピター2号の船内にあった、ロボットのフライデーとドクター・スミスが良く乗ってた昇降機なら、万が一止まってもどーってことないでしょうが、エレベーターはどうしても二の足・三の足を踏んでしまいます。
とはいうものの、機械仕掛けで昇るというのも捨てがたいし・・・・
こうしたもやもやした思いを解決してくれたのが「階段昇降機」。 階段の壁にガイドレールを設置してそのレールを伝って椅子が電気で動くというもの。 最近のものは自動車でよく使われているラックアンドピニオン方式で、階段の内側の急角度でも設置が出来るようで、優れもの。 設置にあたっては階段幅は720mm以上確保する必要あるようですが、後付も出来るし、価格もエレベーターの半値程度。 何より止まっても自力でなんとかなるのが安心。 ということで、将来取り付けることもできるという昇降機の存在が、エレベーターを止める最後の一押しとなりました。
参考例: 中央エレベーター工業 いす式ステップリフト