3階建てとは2階建てに比べて面倒なもので手すりの高さまで考えることに。


建築基準法施行令第126条(屋上広場等)の第1項に 「屋上広場又は2階以上の階にあるバルコニーその他これに類するものの周囲には、安全上必要な高さが1.1m以上の手すり壁、さく または金網を設けなければならない」 との規定があります。 但し、この規定、その前段階として117条に適用の範囲が規定されていて、特殊建築物や階数が3以上である建物等には適用されますが、2階建て以下の住宅は適用の範囲でないとのこと。


それでは、3階建て住宅の3階は1.1m以上必要なのですが、3階建て住宅の2階部分はどうか?というと、どうなんでしょう。 


まあ、とりあえず、我が家の3階のバルコニーの高さは1.1mで、これに合わせて窓の下端は床面から1.1mにしてあります。 2階にはベランダはなく、窓の下端は床面から90cmになっていています。 窓に手すりが必要かな?

Cか・・・・・・


マンション生活の時はケーブルテレビ(インターネットも)を楽しんでいましたが、新築に当たりどの方法でテレビ番組を受信するか、これまた悩むことに。

ケーブルの場合、地上波がパス・スルーで配信されている場合は良いのですが、その他の番組はセットトップ・ボックスを経由しないと視聴できません。 ということは、その他の番組を見る場合、ビデオ入力端子経由で見ることになり、テレビのリモコンにある地デジ・BS・CS切り替えボタンは無用の長物になります。 特に、セットトップボックス経由となるとHD録画が面倒で、HD録画機に内臓されている番組予約機能が使えず、ビデオ入力端子経由のタイマー予約という方法になってしまいます。 いくつかセットトップボックスとHD録画が一体になった製品も出ているようですが、そういうのは種類が少なく、HD録画機の選択枝が極端に制限されてしまいます。 家電メーカーもケーブルテレビのユーザーよりも、大多数のアンテナ・ユーザー向けに製品を作っているということなのでしょう。


Aか・・・・・・


そういうこともあり、案外使い勝手の悪いケーブルテレビよりも、テレビのリモコン機能がフルに使え、HD録画機の選択肢も広くなり、使い勝手の良い アンテナに戻ることを計画して当初から仕様に入れていました。


ところがインターネットを考える段になって、ケーブルより光がダウンロードでは早いかなと思ってNTT東日本のホームページ(読みにくいデザインで好みではない)で調べているとき、ちょっと垣間見たフレッツ・テレビのところをよくよく読んでみると・・・。 テレビやHD録画機にチューナーが内臓されていることが大前提ですが、別の専用チューナーやセットトップボックスなしで地デジもBSデジも110度CSデジ(スカパー!e2)も見られたり録画できるではないですか(さすがにスカパー!光には別にチューナーが必要ですが)。


そしてFへ・・・・・・


電力系やその他の選択肢もありますが、初期費用もアンテナよりは安いことだし、テレビもインターネットも、ぜーんぶフレッツでまとまちゃえ!ということになりました。

ビルやオフィスの3階以上の窓によく赤い逆三角形のシールが貼ってあるのを見かけますが、3階建て住宅の場合もこれが必要になってくるとは。


建築基準法では、3階以上の階には非常用の進入口を設置しなければならないとされていますが、非常用進入口の構造はかなり大掛かりな構造なので、代用進入口という簡易な方法を通常の住宅では採用しているようです。 でもこれも結構な制限。 一般的な方法は、窓の大きさを基準に合わせること。 消防隊が進入するための窓ですので、それなりの大きさの窓を3階にそれも道路側に設ける必要があります。 高さ120cm以上、幅75cm以上の窓か、直径1mの円が内接できる窓か。 普通の家は掃き出し窓とベランダの組合せで、基準に合わせるのですが、我が家の当初の計画では、3階は掃き出し窓もベランダも無い予定でしたので、掃き出しではない高さ120cm、幅75cmを満たす窓を付けるつもりでした。 でも、この窓、天井の高さの関係から床からの高さが90cm程度が窓の下端となってしまいます。 ベランダもなく手摺りが90cmの高さだと3階では怖いですし、他の建築基準法でも落下防止のため手摺りは110cm以上となっているので、どうしようかと。


結局、他の理由で間取りを変更し、広いベランダを3階に設けることになったので、掃き出し窓を作ることになり、この問題はあっけなく解消されたのですが、色々考えなければならず大変でした。 ではなくて、先人達が人命を重視してよく考えてくれたと感謝すべきでしょうね。


住宅が完成したら、あの赤い逆三角形のシールを我が家でも見ることになるはずです。

建築基準法は3階建てから条件が厳しくなりますが、避難の点もその一つ。 

法律は別としても、火事の時、2階や3階からどうやって脱出するか。 

飛び降りるのも痛そうだし、縄梯子か何かを用意しておくことも考えねば。 

使われない保険みたいなものですが、価格次第。


2階用避難はしご   これなんかカッコよさそう

3階用避難はしご

引き続き階段の話。 3階建てで最もお勧めとされているのが家庭用エレベーター。 新築時に付けた方が良いとか、将来設置出来る様にスペースは確保した方が良いとか、甘い誘いがネット上には溢れています。 そうですよね。 付けた方が良いとは思うのですが・・・

結構初期投資が高いですし、法律で毎年検査を受けなくてはいけないし、何かあった場合のメンテナンスや通報システムも完備しておかねばならずランニング費用も馬鹿になりません。 そして何より家庭用エレベーターに踏み切れない最大の理由が、なんといっても不安であること。 何が?といって、ここは関東ですよ。 関西人の私にしてみれば、地震の多いこと多いこと。 エレベーターに閉じ込められて、誰も救出に来ない画像が頭に浮かんでしまうのです。 自分で脱出することも困難。 外部にも連絡が取れない。 悲しい映像がどうしてもフラッシュバックするのです。

子供の頃見たアメリカのテレビ番組「宇宙家族ロビンソン」(LOST IN SPACE)の宇宙船ジュピター2号の船内にあった、ロボットのフライデーとドクター・スミスが良く乗ってた昇降機なら、万が一止まってもどーってことないでしょうが、エレベーターはどうしても二の足・三の足を踏んでしまいます。


とはいうものの、機械仕掛けで昇るというのも捨てがたいし・・・・


こうしたもやもやした思いを解決してくれたのが「階段昇降機」。 階段の壁にガイドレールを設置してそのレールを伝って椅子が電気で動くというもの。 最近のものは自動車でよく使われているラックアンドピニオン方式で、階段の内側の急角度でも設置が出来るようで、優れもの。 設置にあたっては階段幅は720mm以上確保する必要あるようですが、後付も出来るし、価格もエレベーターの半値程度。 何より止まっても自力でなんとかなるのが安心。 ということで、将来取り付けることもできるという昇降機の存在が、エレベーターを止める最後の一押しとなりました。


参考例: 中央エレベーター工業 いす式ステップリフト