みなさんに支えられて開催しました「 OZZIFEST 2024 = Rock Day Eve = 」、無事終了いたしました。
ご参加、応援くださった皆様、本当にありがとうございました。
思えば昨年10月辺りから共演バンドさんを集め始めて、以前からお付き合いのあった312さん率いる又平westさんと一緒にやることを決め、でももうひとバンドは京都のバンドにしたいよなぁ、でも実力と動員力兼ね備えているバンドってどこがあるだろう、なんて考えてたところにたまたまスタジオでご一緒したDamnation Armyさんが候補に上がり。。。。なんてやってた昨年の秋口。
そこから調整開始して、去年の大晦日に情報公開。
各種準備開始。そして今回のライブ日程が6/8。半年以上、かかるのです。
一回のイベントに注ぎ込むエネルギーは、半端ではありません。
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2022から始めた「OZZIFEST」も今回で3回目、となりました。
毎回優れたバンドさん、そして素晴らしいお客様に恵まれた、良いイベントになっていると感じております。
みなさんありがとうございます。
(ここから間違っとるな。。。。)
3回目となった今回、2年前からの反省を取り入れて、出演バンド数を減らし、主催イベントならでは、という我儘を通させて頂き(共演の又平westさん、Damnation Armyさんの寛大さに心からの感謝を)、普段からはなかなかやれないこと、を詰め込んだイベントにさせて頂けました。
All Standingで4時間超え、は、お客様にとっても大変キツい状況だったと思います(僕なら嫌ですw)。
それでも最後まで残ってくださったお客様が本当に多かったことに感謝を、その上で、時間いっぱいになってしまって帰らざるを得なかったお客様に心から謝罪を。毎回この終演時刻との戦いが上手くいかず、主催者としてどうなんだろう、僕は主催者には適任ではないのではないか、と自問自答してしまうのです。でも、やらざるを得ないからやってますけど。。。。
まぁ色んなことを今回も考えました。
海外のOZZY Tribute BandのYouTubeなんか見ていると、ステージセットもかなり凝ったものを用意しています。世界観の演出には、そうした「舞台設定」と、お客様に喜んで頂くための細かな演出などが必要ではないか、と考えた僕は、今回いくつかのステージ演出を試みました。
一つ目、10年前にBig Catで一回だけ使用した「巨大十字架」の再現。。。まだ、持ってたんだなぁ、コレをwww
これは以前から考えていた舞台演出でしたが、今回SilverWingsさんに初めて持ち込みました。
流石にBig Catのように縦にはレイアウト出来ませんでしたが、ステージ後方であの十字架が二つ並ぶ絵はなかなか壮観だったのではないかと思います。真ん中に設置した「OZZIKI電飾看板」も含めて、OZZIKI OSBOURNEの世界にみなさんを誘えたのではないかと思っております。
そういや、電飾看板。実は前回の名古屋から、電飾システムを一新したのです。
今回、OZZIKIの開演前に幕の後ろで色々やってたら「あ、キラキラが明るい、キレイ!」とおっしゃってる声も聞こえました。みんな案外、ちゃんと見てくれているのだね。やりがいがあります。
二つ目、「映えスポット」の作成。
お客様に「フェスに来た!」感を持っていただくため、映えスポットを作ることにしました。
その一つ目は、昨年の大阪城音楽堂でデビューした、ハニーさんお手製の応援幕の展示。
今回作成者のハニーさんが所用でご来場頂けなかったのですが、彼女の「魂の参加」を具現化できました。
予想外の使われ方もしたwww
これは2年前のSilverWingsで初めて転換幕を使用した際に、みなさんの投稿で気づいたことでした。
転換幕の前で記念写真を撮影していただいた方の、多かったこと!このSNS時代、お客様が撮影して投稿してくださる場は必要だなぁ、と感じていたのです。
これに僕が以前から「ツアー用」として持っていた十字架を添えて、お客様に自由に撮影していただこう、と言う企画。うまく使っていただけなかったかもですが、この辺は回数を重ねて浸透していかないと、ですよね。それでも何人かのお客様には使っていただけてた様子で嬉しいです。
同じような考え方で、今回は入り口脇にA1サイズのポスターを二枚、貼りました。
お待ちいただいている間にも、撮影していただければ嬉しいなぁと思いましたし(実際『パワースポットw』とか言って投稿もしていただいてた様子です)、インパクトはあったかなぁ、なんて思っています。
↑理想的な使われ方w
「パワースポット、作成中」
OZZIFEST 2024チーム、記念写真!
そしてやはり、幕は「落とす」。
引き幕も空気感は出るんですけれどね、やはりあの「一気にステージが現れる」感じは落とし幕でしか出せない情景です。
今回はSIlverWingsさんでの設定(カーテンレール使用)が都合良くて、そこまで「引き幕」だったのをOZZIKIの時だけ「落とし幕」に出来たのも良い演出となりました。
そして事前にブログなどでも書いていましたが、ご来場/ご予約プレゼントのステッカーも大事なアイテム。
ちょっとしたノベルティーですが、バンドからの感謝は何かの形でお伝えしたかったのです。
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当日(6/8)は13:30入りでした。
うちはメンバー全員真面目(笑)なので、遅刻者などなし。みんな車から荷物下ろしてSilverWings前で待機、気合いが溢れておりました。
サポートの方々もこの時点で来てくださっていて、早速機材搬入、組み上げなどお手伝い頂けました。
今回は上にも書きましたが、幕の設定、十字架の組み立てなど普段より多めの作業があって、大変だったのです。
今回は、自前のMarshall キャビネットも持ち込みました。
KISHIKENくんは「いや、JCで良いですよ?」とも言ってはくれてたのですが、やはりギタリストの後ろにMarshallが並ぶ、というのもステージセットの一部、でしょう。(外タレとかでもがらんどうのMarshall並べてますからねぇ(苦笑)、今回は主催ライブ、という事もあって、全バンドの背景としても持ち込んだのでした(だからロゴいきなり修理してたんですよ💦)
サウンドチェックはつつがなく終わり、メンバーみんなで「昼飯!」、と向かいの天下一品へ(笑)。
SilverWingsを出たところで、又平westの312(サイツー)さんがタバコタイム。
「お、みんな揃ってるし、写真一枚撮るわ!」とおっしゃってくださったので、ポーズをつけて撮影していただく。。。っていうか、その間にスタスタラーメン屋に向かってしまったTeam Bと真面目にポーズをとってるTeam Aよ(笑)。
またバンドの溝が明らかになった瞬間でしたww
店について(ちょっと入店待ちして)早速ビール!となったのですが、、、この日、ビールサーバーの調子が悪いとかでビールが冷やせない!ヌルいビールしか飲めない!ということで。。。メンバー全員結構テンション下がる(あかんやんライブ前に!w)
気を取り直して「八坂さんにお参りに行こう!」と店を出たら、店の前で名古屋からわざわざご来場のお客様と遭遇、色々お話ししてここで気分Up!
そのままのテンションで八坂さん行って、お参り終わったらやはりOZZIKIを応援してくださるお客様と遭遇。しばしお話ししてたら、東京からご上洛いただいたお客様からプレゼントまでいただき。。。(後述)
いただいたのは、これ。
きっちりメンバー全員分のうちわを作ってきていただきました。
「ありがとうございます、でもこれは多分、今日、客席で使っていただいた方が良いものです」と言うと、「じゃぁKeiさんだけでも!」とおっしゃってくださいまして、自分の分を受け取りました。
その時点でこの日の脳内ステージプランが出来上がったのでした。<意外と色々考えているらしい
うーん、アイドルのライブみたいだwww
ハコに戻るともうDNAさんのサウンドチェックは終わっていて、慌てて物販の準備など始める。
準備に没頭してたら「 Openします!」とSIlverWingsさんのスタッフさんの声。え?もうそんな時間?
と慌てて物販の方を設置してたら、お客様が入ってこられて。。。
って、え?
おいおい!舞台、幕しめてないやんっ!なんでーっ!!!???
と、慌てて閉める。一部のお客様には見られてしまった。。。。
あとで気づいたのだけれど、勝手に開場時刻を30分l繰り上げられてたみたい。。。💢
予定では17:30、とフライヤーにも書いてあったはずなのだけれど。。。
開場直後にもうコレ。いやはやよー入った!
ともかくも、入場開始。お客様とのお話もこういうイベントでは大事。
色々仕事をこなしつつ、でもご来場頂けた皆さんとなるべくちょっとづつでもお話しする。ありがたい時間ですよ、これって。。。
そうこうしているうちにもう開演時刻。この時点で結構なお客様の入り具合。
この日もたくさんのイベントが被った中、OZZIFESTに足を運んでくださった皆様に感謝です。
Topを飾ってくださるのは又平westさん。
当然の様にMotorheadのカバーから。
。。。のはず、なのに。。。
一曲目、なんでか知らんけど、日本語、っぽい。。。っていうか、日本語?あれ?
聞けば「人間椅子」のカバーから始めたらしい。(僕が人間椅子知らなくてスンマセン💦)
流石、312(サイツー)さん。一筋縄どころか、八筋縄でも多分足らんwww。
てっきり「海援隊」で来るかと思ってたのにw
MCもええ感じで笑い取れてる、流石だ。
Damnation Army(以下DNA)さんのステージは楽屋からでしか聞けないので、又平さんと DNAさんの間で楽屋入り。
楽屋で聞いていても素晴らしい客席とのコミュニケーションをきかせてくれてるDNAさん、お客さんの反応も良い感じで安心!(後日Youth Gone Wildの動画を拝見、そりゃテンション上がるわ!って演奏でした、ありがたいことでした)
さて、 OZZIKI OSBOURNEのステージについて。
長い間(20年!ホント長いよね)OZZIKI OSBOURNEをやってきて、近年出てきてた問題。
「スタンダード曲だけで普通のライブハウス尺が埋まってしまう」こと。
これを解消するためにはどうしても長尺のライブをする必要がありました。
今回のSet Listはこんなことになりました。
01 I Don't Want to Change the World
02 Desire
03 Mr. Crowley
04 I Don't Know
05 Revelation ( Mother Earth )
06 Steal Away ( the Night )
07 Zombie Stomp ~ Drum Solo
08 No More Tears
09 Flying High Again
10 Suicide Solution 〜Guitar Solo
11 Goodbye to Romance
12 Shot in the Dark
13 Crazy Train
~ encore ~
E1 Changes
E2 Bark at the Moon
E3 Paranoid
(ワタクシの足元に置いておいたセットリスト)
全16曲、OZZIKI OSBOURNE、走り切りました。まずはいっぱいの応援で完走させて頂けたことに、心から感謝です。
まぁ演奏的には僕を筆頭に、みんな色々やらかしたりしてたと思うのですが、nobody is perfect!
練習のように行かんから、Live(生き物)なのです。その考え方に甘えてはいけませんが、ミスがあったことなどで萎縮することなく、前に向いていければと思います。
今回のライブで特筆すべき点をいくつか、挙げておきます。
05~06の流れは、普通のライブでは組み込みにくい尺のものです。でも片方だけ、ってわけには行かない、この二曲で一曲、という組み合わせ。これが再現したかったものの一つでありました。
「なおぢ祭り」のうちの一曲でもありました。
07、10
Randy Kakutoro、KISHIKENのソロタイム
これも普通は入れられないですよね(笑)。
特に今回のライブではステージが低いこともあって、センターに僕が立つと角ちゃんが客席から見えにくいことが想定されていたので、僕はインストタイムにはなるべく舞台袖に引っ込んで、角ちゃんが見えやすいように心がけていました。長尺だし、その方が休めますからね(トシだってのっ!💦)
E1
今回の「なおぢ祭り」の真骨頂であり、今までのOZZIKI OSBOURNEならこんな楽曲を入れることはなかったでしょう。Black Sabbathの曲を一曲は入れたいな、と思っていたのですが、KISHIKENくんからこの曲の提案を受けた時には正直「大丈夫かなぁ、みんなついてきてくれるかなぁ」という不安もありました。
なおぢちゃんにも相当なプレッシャーだったようで、かなり練習してました。本番の音、楽しんでいただけてたなら嬉しいです。
E3
いや、ガチでセトリストには入れてなかったのですよ。ありがたいお話しです。
最終リハーサルの時にふと僕が、「Barkで締め切れん、って空気になること、あるかなぁ。。。」と不安になったのでした。みんなに声かけして、
「万が一、アンコール追加が来たら、これ、やる?」
と打ち合わせと軽くジャムはしておいたのですが、まさか本当に要求されるとは💦
おかげで最後まで見れなかったお客様が出てしまった様子。本当にすいません。。。。
でも、おかげで、最高の盛り上がりで終えることができました。みなさんありがとうございました。
今回のライブ、開演直前のセッティング時に僕の足元に長年おいてあったサーキュレーターがぶち壊れてしまい(電源確認中に落として割れた😭)、急遽、又平さんのをお借りしました。又平さん、無断借用すいませんでした。
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ってなわけで、長い長い僕のブログによる「OZZIFEST 2024」の総括でありました。
改めて、共演いただきました又平westさん、Damnation Armyさん、会場として使わせて頂けました祇園SilverWingsさん、ご来場いただきました皆さん、スタッフとして活躍してくれたつつみさん、HIro-Beeさん、Naoさん、本当にありがとうございました。
OZZIKI OSBOURNEの次のライブは8月末の「中国(地方)ツアー」となります。
会場にいらしたみなさんには現場で報告しておりますが、
8/24(土曜)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
8/25(日曜)広島 SIX ONE Live Star
となっております。
広島の方の正式発表はまだなので、岡山のフライヤーだけ貼っておきますね。
最後にいただいた写真を(これでも全部ではないのです、すいません)まとめてここから貼ります!
今回のOZZIKI OSBOURNEのライブ、胸に刻んでくださいね。
ライブの写真などいただきました皆様:
ハルさん、312さん、Damnation Armyさん、Naosieさん、Nukuiさん、つつみさん、ちえさん、恒川さん、西岡岳彦さん、喜美さん、佃さん、あけちんさん、Araさん、Akiさん
間接的にいただいた方もいらっしゃると思います。本当に沢山の写真と動画をありがとうございました。