昨夕は杉落研にて『細川の松飾り』を勉強させてもらいました。
この話、実は講談教室の発表会にて、前半だけ一度やらせてもらっています(後半は別の方)。
家で稽古をした時も、前半部分は何とかなりそうな感じ。
だが後半部分はうろ覚えで「またカンペを見ながらやるか」と言った感じ。
杉落研で高座に上がった時には後半部分のカンペだけを持って上がるつもりでしたが、念のため、全部の原稿も持って上がりました。「多分こちらは見ないだろうけど」と思って。
で高座に上がると……最初から、言葉が思うように出てこない。
家でやっていた時にはこんな事、無かったのに……
ちらりと前半部分の原稿を見たら、ふっと安心しちまった。
それから結局、最初から最後まで、原稿を読みながらやっちゃいました。
あぁぁぁ……
6日後には、某デイサービスにてこの話をやらせてもらいます。
その時は、原稿を見ずにやるつもりなのだが……やばいぞこれじゃ。
しかも当日はいつものように、まずプレゼンからやらせてもらう予定。こちらの準備はまだ全くしていない。
大丈夫なのだろうか……と、かなり不安になっております。
そして私の後。
私と同様、講談を習っている方が出ました。
このお方は、神田鯉栄先生の教室に通っていたお方。鯉栄先生はここのところお休みしておりましたが、今年の正月に、復活!!
そのことについては、また改めて書くことにして。
そのお方が「これからこのように活動していく」というお話をされた際、改めて「あぁ、そうだ。そうだよ。そうだった」と思わされました。
我々のようにアマチュアで話芸をやっている人は、どうしても自分たちだけが楽しみがちです。
プロの方の芸をそのまま無許可で真似したり、新作を勝手に有料で(交通費・食事代という名目でもダメ)やっちゃって著作権を侵害したり(著作権侵害は刑事罰の対象)。
浮かれてプロに迷惑をかけっちゃったり、うっかり犯罪をやっちゃったりしがちですが、改めて「我々アマチュアの役割」というのを考えさせられました。
感謝しております。
私も、しっかりしなくっちゃね。
1月2日(金)昼過ぎは、浪曲を聴きに神社へ。
中野区の八幡神社で行われる『寿ぎ(ことほぎ)』という催し物で行われたものです。
出演は、浪曲師・東家千春さん、曲師・伊丹秀勇さん。
場所はギリギリ中野区である野方駅近くで、ほとんど高円寺。
ということで、演目は『高円寺情話』(新作)でした。
(※画像は御本人から許諾済み)

笑いの多い新作で、しかもここから近い高円寺の話。野方も出てくる。
「浪曲を聴くのは初めて」という方が多そうなので不安もありましたが、楽しく身近なこともあり、皆さんよく聴いてよく笑っていました。
演者の方々、さすがです。
敷地内には幼稚園も併設されており、パンダの置物があって、烏骨鶏(鶏の一種)が放し飼いにされている。
高座の前にはパンダが置かれ、浪曲師が唸る前を烏骨鶏が横切るという、なかなか稀有な状態でした(笑)。

全体的には笑いの多い話でしたが。
終演後の質問タイムではいろいろ質問も飛び交い、お客さんは浪曲初心者中心でも、みなさんかなり興味津々だったようです。
そしてこの『高円寺情話』には。
昨年12月24日に逝去された、曲師・伊丹秀敏師匠も出てきます。
この日、曲師をつとめた伊丹秀勇さんは、そのお弟子さんです。
新年の神社で行われる催し物らしく楽しい話でしたが、その中に、決して湿っぽくならないよう、追悼の意が込められていたように思えます。
千春さん、秀勇さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
終演後、私は神社にお参りし、そのまま歩いて東高円寺~新高円寺へ。
このあたりは、43年前の12月終わり、中学3年の私が、家族と東京に出てきて初めて住んだ場所です。
そこをちょっと散策し、中野へ帰宅。
帰るまで晴天したが、予報では夕方から湿り雪らしい。
「本当かなぁ」と思っていましたが、日が沈んだら、本当に湿り雪が舞い降りてきました。



