昨日は、かかりつけ医のところへ。
健康診断の結果を聞き、ついでに、薬の処方箋をもらってきました。
 
健康診断の結果は、どれも理想値近くで問題なし。去年発症した脳梗塞(小脳)のため基準は一部厳しくなっていますが、それもクリアー。健康優良。あくまでも数値上では(笑)。
 
去年の退院後、緊急入院した大学病院へ2ヶ月ごとに通院し、薬も貰っていました。
しかし症状も落ち着いてきたので、今月からは近所のかかりつけ医に診て頂き、薬も近所の薬局で貰うことになりました。
今日はその初回です。
先生、これからもよろしくお願いします。
 
帰りに中野駅に寄り、「高円寺~渋谷(新宿経由)」の定期を「継続」でまた半年分買う。
かれこれ15年以上、同じ条件で定期を買い続けています。
去年の入院時、もう買わない・買えないだろうと思っていました。でも結局、1月、そして7月と、買い続け、使い続けています。
まぁ、今の状態だと、定期を買わない方が安く上がると思いますけどね。あった方が気軽に電車に乗れるのです。
 
一度家に帰り、かかりつけ医から貰った処方箋の画像を、近所の薬局へアプリで送る。
しばらくするとその薬局から「薬のご用意ができました」と通知。取りに行き、薬をまた2ヶ月分買う。
これからはこうやって、薬を貰い続けるんだろうな。
 
今回からこんな調子で、通院は近所で済ませ、薬も近所で買います。
定期もまた買っちゃいました。
昨日は「相変わらず」な部分と「また変わった」部分が入り混じった一日となりましたが。
夜、買い物をしに外を歩いていると、ふと、新しい「章」が始まっているような気がしたのでした。

昨日(7月6日)の映像です。
最初は「早口、滑舌が悪い」という悪い癖が出ていますが、講談本編では、今までに比べ「ゆっくり、はっきり」でやれて、今回課題としていた、一番の弱点「早口、滑舌が悪い」はマシになってきたかも。
一方、自分の下手さが改めて浮き彫りになっているし、所々間違えちゃっている。
自分で考えたマクラや最後の部分は早口で潰れがち。ずっと稽古していたところはまだマシだが、最後の大事なところで噛んでいる。
しかも、この日一番ウケていないし。
人に見せるからには「眼の前のお客さんを楽しませて」でしょうが、暫くは自分への課題を最優先とさせていただきます。
「まずはウケたい」という欲望との戦いとなりそうです。
 
・相変わらず、いろいろなところにしがみついて這いずりながら高座に上がっています。
・座った途端に足が攣ったが、それほど大きな痛みはなく、モジモジと足をずらしながら続けられました。
・マクラで「おもろい上方落語ではありません」と言っているが、私の前の人が、私の釈台を見台代わりに使って「おもろい上方落語」をやったため。これに言及したらかえって滑っちゃった。
・終演後「なくなったお茶入れが何で出てきたのか、よくわからなかった」という意見をいただく。「『いい人の、いい話』でなはく『出入商人としての意気地と覚悟を』」と思ってやったが……それ以前でした。でも、率直に「よくわからなかった」と言ってもらえるのはありがたい。わからないことをわかったふりをする人たち、自分にとって「わかりやすい」やり方を押し付けようとする人たちよりは、遥かに好感が持てる。感謝。

 

昨夜は「べ瓶・幸乃ふたり会in新橋」へ。



出演は順に、三門綾(りょう)さん、笑福亭べ瓶さん、京山幸乃さん。曲師は広沢美舟さん。

・三門綾さん(浪曲)
幕が開くと、案内に入っていなかったイケメン。「だ、誰、この人……」と思ったら、綾さんでした。以前から画像はよく拝見していて「丸坊主で目がギョロリとした、市川海老蔵みたいな人」だったのですが、髪が伸びてイケメン青年実業家みたいに。しかし喋るとプロの芸人。関西(和歌山)出身だが東京で浪曲の修行をしたみたい。喋る時は関西弁、うなる浪曲は力強い標準語。私としては、予想外のかなり得をしたような気分でした。
 
・御三方によるトークコーナー
ここでは、べ瓶さんが中心となって盛り上げます。老人会で落語をやった時の話が印象的だったなぁ。私もデイサービスのボランティアで講談をやらせてもらうようになったので、いろいろ考えさせられます。鹿児島のある小学校で『時うどん』をやったら、教師から「子どもたちの前で詐欺を奨励する話をするのよくない」と指摘されたんだって。本当かどうか判らないが、実際にいるねぇ、こんな人(笑)。『手紙無筆』を聴いて「無筆な人を笑いものにしている!」と怒り出す人もいるらしいって聞いたことがあるが。そういう見方をしちゃう文化レベル・知的レベルの人たちは相手にしない方が良いんじゃないかと。ちなみに、私の本籍は鹿児島。べ瓶さん、済みません。元・南九州人として私も情けなく思います。ちなみにどうやら、芸の世界に入った順は「べ瓶さん>幸乃さん>綾さん」みたい。幸乃さんが綾さんよりちょっとだけ先輩らしい。御三方とも、曲師をつとめた美舟さんのことを「この人、天才!」と絶賛していました。曲師が浪曲師に合わせるのって、やはり大変な才能が要るようです。
 
・笑福亭べ瓶さん(落語)
ということで、入った話は『時うどん』。江戸落語の『時そば』とほとんど同じ噺ですが、出だしがちょっと違い、やはり上方落語らしく賑やかです。関西人らしく、うどんへのこだわりが感じられる。関西、讃岐、関東の、汁の違い、麺の違いなど。ちなみに宮崎のうどんは、コシがなくて柔らかく出汁の効いた透明なスープが中心で関西に近い。私はこれが一番好きかな……なんてことを、べ瓶さんの熱演を見ながら考えちゃいました。
 
・京山幸乃さん(浪曲)
トリは幸乃さんの『小鉄の少年時代』。途中までは「いつもの、おもろい浪曲」だったのですが……小鉄が剣を抜いて闘う後半、めちゃくちゃ引き込まれました。講談の「修羅場読み」で凄まじいのを聴いているみたい。これは、御本人の才覚なのか、幸枝若先生のご指導によるものなのか、あるいは、神田松鯉先生の講談教室に通っていた時のことが生きているのか。ちなみに、途中で「馬庭念流」のことが出てきましたが、これ、松鯉先生の地元・群馬で盛ん。松鯉先生へ弟子入したばかりの松樹さんが馬庭念流の使い手。

この日は
・関西(和歌山)育ちで、関東の浪曲師である、綾さん
・関東育ちで、関西の浪曲師である、幸乃さん
・上方落語だが、関東で活躍中の、べ瓶さん
と、関東・関西が入り乱れた会となりました。
皆様、楽しいながらもいろいろ考えさせる夜を有難うございました。