昨昼は渋谷のM学院で1コマ(2時間)だけ個別指導。
相手は、春に見ていたクラス生徒さん。「これから数学Ⅲの微分・積分に入るにあたり、不安があるので事前に数学Ⅲへの導入を」という、教務からの依頼です。
 
しかし。
私は、数学ⅡBの復習をやっちゃいました。
 
実はこれ、引き受ける時、事前に教務へ「数学ⅡBの復習から入る可能性が高いのですが、いいですか?」と言ってあったのです。
 
「数学Ⅲの微分・積分は、数学の総合格闘技」と私は考えてます。
もちろん「数学Ⅲ独特」の話もあります。
しかし、私の経験だと、生徒さんたちが引っかかってくるのは、ほとんど数学ⅡBの内容・発想なのです。
数学ⅡBが不完全なまま数学Ⅲの微分・積分に入り、あやふやなことがどんどん増える状態で新しい事を詰め込まれていく。わけのわからない事がますます増え「あぁぁ解らない事だらけじゃん!」となっていく。それでも我慢してやっていくが、やっぱりわけがわからないまま。
これの繰り返し。
でも、数学ⅡBがしっかりしていると、数学Ⅲの微分・積分って、数学ⅡBをやる時より楽なのですよ。覚えることはそれなりにあるものの「あ、またあの話の繰り返しね」な部分も結構あって。
数学ⅡBが不完全だと、それが見えてこない。新しい話が次から次へと出てくるように見える。
「富める者はますます富み、貧しき者は……」がここでも起こってきます。
 
「え? でも、数学Ⅲをやるってことは、理系でしょ? 数学は得意なんでしょ? だったら数学ⅡBなんて楽にクリアーしているはずじゃん」
と思われるかもしれません。
理学部や工学部だったら、確かにそう。
しかし、医学部など医療系の場合、必ずしもそうではないのです。
「数学は苦手だけれども、受験科目にあるから」という理由で、仕方なくやっている人もいます。
そして、数学の個別指導を依頼してくる生徒さんは「仕方なく」の方が結構多いのです。
もちろん全てではなく、中には数学が得意で「より得意にしたい」という生徒さんもいます。その場合、私も早々に数学Ⅲに入り、どんどん進め、課題(強制ではない)もドサッと出してより実戦力を高めていってもらいますが……
今回私が担当した生徒さんについては、最初に問題を解いてもらったり話を聞いたりした際「もう一度、数学ⅡBから確認しておいた方がいいな」と思わされました。
ただ、総合的な復習は、自分でもできそう。
なので今回、私は数学Ⅲの微分・積分に繋がってくるところだけに特化して、やらせてもらうつもりです。
その方が、結果的には、微分・積分が早く、楽に、マスターできると思うからです。
 
……と書くと、この生徒さんは「計算が下手くそで不器用な人」と思われるかもしれませんが。
この生徒さん、中学受験の経験があり、珠算の高段者。普通の計算とかは私より圧倒的に早い。覚えるのも早い。
元々かなり器用に思えます。
「じゃぁ、教える方は楽だね」と思われるかもしれませんが。
何らかの理由で「潰れた・潰された」可能性が高い。
そういった事も見ながら、これからやっていくつもりです。

中野区でも【救急車ひっ迫アラート】が出ましたが。
願っているのは、あくまでも「適正利用」。
「なるべく呼ぶな!」ということではありません。
リハビリ病院でお世話になった理学療法士の話からすると、担当患者を見て「もっと早く呼んでくれれば……」と思わされることがほとんどのようです。
その一方、軽症で呼んじゃう輩のせいで逼迫しちゃっているのも事実。
本当に必要な人が変に遠慮して呼ばず、不必要な人が気軽に呼んじゃっている……こんな事が起こっているようです。
正しい判断基準の普及が必要かと。
 
私は去年の夏、急に平衡感覚がなくなった時「暫くすりゃぁ治るだろ」と思い、寝て我慢していました。
それで治ってきたので「あ、良くなった」と思って安心したら、また平衡感覚がなくなり……を数度繰り返し。
そのうちに吐き気も催してきて、やがて動けなくなり、聴力もなくなってきて、救急車も呼べない状態に。
「俺……このままここで死ぬんだな。数カ月後、腐った肉の塊として発見されるんだな」
と覚悟を決めて暫くしたら……聴力も戻ってきて、体も携帯を使うぐらいなら動かせるようになってきたのが、最初に平衡感覚がなくなってから2日後の未明。
手元にあった携帯から「#7119」に連絡したが、時間外で繋がらない。
結局、救急車を呼んじゃいました。
「メニエール病をこじらせたのかな?」と思いつつ救急搬送先の医学部附属病院に入ったら……早朝にもかかわらず急に周りが騒がしくなり、体中に管をつけられ、やたらと大げさな検査が始まる。
脳梗塞(小脳)でした。
救急車を呼んだ時、あそこでまた我慢していたら、本当に腐った肉の塊になっていたようです。
それから3ヶ月近くの入院生活が始まり、1年近く経った今もリハビリは続けています。
退院後、残った症状は「相変わらず」な感じですが……少しずつ……本当に少しずつ、良くなってきてはいるようです。
 
異変を感じた時、すぐに救急車を呼んでいれば、遥かに軽症で済んでいたと思います。
私は「もっと早く呼んでいれば……」の方。
「あまり呼ぶな!」という風潮を煽るような記事も目にしますが、あくまでも「適正利用」を願いたいものです。

 

【もしものときの救急車の利用法 どんな場合に、どう呼べばいいの?】(政府広報)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201609/1.html

参院選が近いせいか、無駄に不安を煽ったり、一体感を求めたりするだけの、思考停止的なフェイクニュースをよく目にします。
国内からだけでなく、国外からと思しきものも。まぁこれも確証があるわけではありませんが。
最近はAIを使った偽動画もあったりするので、かなり注意が必要です。常に「それは本当なのか?」と確かめながら見聞きする必要性があるように思えます。
 
しかしこの「『それは本当なのか?』と確かめながら」の必要性、今に始まったことじゃぁない。
むしろ「昔ながら」の方が怪しかったりします。
 
「情動を煽り、思考停止させて思うように動かす」テクニック、ちょっと注意深く見れば「よく恥ずかしげもなくやるな」と思わされるくらい見え透いているのですが、そういうの、選挙活動にも、それ以外にも、結構ありますよ、昔から。
それに気がつかない人も多い、というか、そういう人たちが圧倒的に多いようで、世の中そんなものが溢れていますが。
こんなのに乗せられる人が多いままだと、「とにかく投票に行きましょう!」的な施策で投票率を上げても結局、安易・安直な情動操作・イメージ戦略に乗せられた票が増えるだけかと。
そして、そんな思考停止的な情動操作の長けた候補者ほど通って、そんな候補者ばっかりになって、より安易・安直な決定・選択が増え、社会はいよいよ貧しく愚かになっていくかと。
的確な決定・判断をしてもらいたい人から見たら「選びたくない」、見え透いた情動操作に長けただけの候補者ばっかりになったら、結局、まともな人は選挙に行きたくなくなり、その自治体に愛想を尽かし外に出ていく人も多くなる、そして残された人たちは……てな負のスパイラル……
 
……なことを、フェイクニュースらしきものを見たり、適当にデータを集めくっつけて安直な二者択一を迫ったり、刷り込み・イメージ戦略中心の「昔ながら」な選挙カーの通っていく音が聞こえたり、「選挙に行こう!」的な投稿を目にしたりすると、思ってしまうのでした。
 
そういう私は、というと、情動操作的な戦略を積極的に取る候補者はまず外し、掲げる政策を見て、それが的確で実行可能そうな人から選ぶつもり。
100%は無いにしてもね。
まぁ、そういう人はこんな世の中だと弱小な場合が多いから、結局、何もできず埋もれちゃう可能性も高い。
そう考えると、結局、尻馬に乗った方がいいのでしょうが。
私みたいな「愚かな意地っ張り」も、世の中にはいるということで。