(某SNSにて、「友達」が「高校生なりたい職業ランキング(男女)」にて1位が「公務員」になっているのを嘆いている様子を読みました。直接は関係ありませんが、思い出したことを長文で)
どこでどうとった統計なのか判らないし、ランキング中の職業を見ると「なりたい職業」というより「今の自分が目指すべき職業」になっちゃっている気もしますが、それは私の気のせいかもしれないので置いといて。
数十年前。
私が高校生だった頃、公務員やサラリーマンが「安定している」というのは、我々にとって負に働いていたと思います。「変化がない」「先が見える」という意味で。
毎日同じようなことをして、ただ時間を潰す、退屈な人生……
しかし。
実際に公務員と触れてみると、意外とそうでもない。
皆さん結構、懸命にやっている。
まぁ、私は長年首都圏在住者。他の地域ではどうなのか・どうだったのかは知りません。
当時、高校生だった私は、オールドメディア等が作り上げた「わかりやすく共感をもたれやすいイメージ」をそのまま信じていたのかもしれません。
それから数十年経ち、5~9年前の宮崎滞在・熊本(菊池市)滞在時。
公務員に会うと、本気で「自分たちの住んでいる所を良くしていくんだ!」と考えている人が多く、その情熱にびっくりさせられました。
まぁその結果、変な方向に突き進んでいったり、塾や予備校で長年基礎クラスを担当している人のような雰囲気をまとったインチキ地方クリエイターにコロッと騙されたりする事もあるようですが。
その一方。
幸い私の入った大学・大学院が国立。まぁ、学費は当時安上がりで良かったし、教授など教員(事務職員ではない)には熱心な人もたくさんいたので、その事はよかった……が。
そこにいた事務職員(教員ではない)は、黒澤明監督の映画『生きる』に出てきそうな「ザ・公務員」が多かったなぁ。ベテランそうな人ほど。
いつも暇そうにしているが、何か頼むと面倒くさそうに嫌な顔をする。年配の人ほどそう。中には「知ら~ん顔しておけばいいんだよ!」と聞えよがしに言う凄ぇオジサンまでいる。
それを若い職員さんが見かね、何とかしてくれていたっけ。
私の大学(大学院ではない)では、学生の昼休み時間と職員の昼休みの時間が、同時。
何か手続きをしてもらおうと思っても、同時に休んで窓口を閉めちゃうのでなかなか頼めない。
でも事務職員さんたちは、昼休みになると、とたんに生き生きとして出ていく。
一方、終業時間の方は少しズレているので、その時間に学生が殺到しちゃう。
こんなことが私が出るまで続きました。何も改善されることもなく。
いつも暇そう・面倒くさそうな顔をしているオジサン職員たちを見て「嫌だなぁ……こんな人生」と思わされたものです。
あのオジサン職員たち、結局、どうなったのだろう?
あのとき見かねて何とかしてくれた若い職員さん、今、ちゃんと報われているのかな?
国立大学も平成16年の法人化で大きく変わったようだけれども 事務職員は今、どうなっているのだろう?
