ありのままの自分を愛すると成長することができない? | 澤田 准 生命の輝きを取り戻すセラピー

澤田 准 生命の輝きを取り戻すセラピー

Body, mind, spirit のホーリスティックアプローチから
あなたの心と体、ハートを元気にする身体心理セラピスト 澤田 准のブログ

心理学講座を受けてくださった方からいただいた質問。

きっと、皆さんもこんな風に思われたりされる方もいらっしゃるかなあと思います。

 

今日はこの質問に答えてみますね。

 


 

<Aさんからのご質問>

『ありのままの(不完全な)自分を愛する』という話のところで、自分が成長するためには目標に向かって努力する必要があると思うのですが、、『ありのままの自分を愛する』ということと、『こんな人になりたい』『こんなことができるようになりたい』と思うことは、全く別で考えたほうがいいのでしょうか?

どんな不完全な自分もOKすると、成長することができない気がして...

 

 

『ありのままの自分を愛するということ』と『成長する』ということは、

相反するのではないか。。。というAさんの疑問。

 

だって、ありのままの不完全な私をOKしちゃったら、

トンデモないことになってしまいそう!(笑)

 

きっとそんな風に思う方が他にもいらっしゃるのかもしれませんね。

 

この質問に答える前に、まず成長ってなんだろうということとからお話していきたいと思います。

 

 

成長とは...

 

成長するということ

  辞書には『成長とは、育って、成熟すること』と書いてあります。

 

私自身、『成長すること」とは、

生まれ持った生命の本質に組み込まれているものだと思っています。

 

それは、草木が太陽の光と空から降り注ぐ雨を栄養に、

空に向かってその芽を伸ばしていくときのように、

 

もう伸びようと意図しなくても、自然な流れとして伸びていくもの。

 

そうして育ちながら、

時が経ち、葉が枯れ、落ち葉が堆肥となって、また新たに芽を育てるように、

 

 

私たち人間も、生まれもった生命本質の中に、

 

生命の喜びとなるものを栄養にその芽を伸ばし、

 

様々な環境を経験しながら過ごしていき、

 

やがて年を重ね、成熟して堆肥となった私たちの姿が

 

自然と新しい芽を養っていくものだと思っています。

 

 

*~*~*~*

 

さて、質問に戻ると、、、

 

普段、すべての人が自分の成長に意識が向いているわけではありません。

もしかしたら全く考えない人もいるでしょう。

 

それではなぜ『成長すること』に意識がいくのでしょう?

 

そして、『ありのままの自分を愛する』と『成長できない』、

『成長するために、目標に向かって努力しなければいけない』と思っている時、

 

自分の心の中ではどんなことが起きているのでしょうか?

 

 

 

ありのままの自分を愛すると成長できないと思っているとき、そこにはどんな自己イメージがある?

 

 

『ありのままの自分を愛する』と『成長できない』

自分が成長するために、目標に向かって努力する必要がある』と思っている時、

自分という存在の根底に対してどんなセルフイメージ(自己像)を持っているのでしょう?

 

 

特に『ありのままの自分を愛する、不完全な自分にもOKすること』と

『成長すること』が相容れないと思っている時、

そこには『ありのままの自分』に対して、どんなセルフイメージがあるのでしょうか?

 

もしありのままの自分のイメージが「快活で行動的で、前向きで、吸収力が早い」など、肯定的なイメージのとき、そこには「ありのままの自分を愛すると成長できない」という思いはおそらく生まれてこないでしょう。

 

きっと何かしらの否定的なイメージが「ありのままの自分」についているからこそ、そんな自分では成長できないと思っているはずなのです。

 

 

 

例えば質問にもあるように、

〇〇のような人になりたい、〇〇ができるようになりたいと思いがあって、

 

 

っともっと勉強して知識を身につけたい。

〇〇になりたい! 

〇〇さんみたいになりたい!

そのために、講座を受けたい!

 

 

と思っている時、

 

そこにあるのが純粋な好奇心

例えば『人間の体を知りたい!』というハートからのものなのか、

 

 

それとも

 

もっと知識を身につけないと、周りに追いつかない、

私には何かが足りない、

私はバカだから、たくさん学んで蓄えないと人の役に立てない。

 

役に立てない私はダメな私

私はいつまでも不十分だ

 

 

などといったネガティブなセルフイメージからくるものなのか、

自分の心を探求してみるのがいいかもしれません。

 

 

このネガティブなセルフイメージを持ちながら、努力する時、

私たちはとっても苦しみます。

 

それは、無意識に人と比べて自分の不十分さを感じ、

「まだまだだ」と叱咤激励し、

仕事でミスがあれば、「こんな私だからダメなんだ「と自分を責める、、、

もっと他の勉強が必要なのかもと自分の不十分感を埋めようとする、

 

つまり、たとえその資格を取得しても何だか満足できない、不十分な感じがいつまでも離れない『私は不十分だ』ストーリーをずっと人生のテーマとして流して生きるようになります。

 

 

 

 

 

ありのままの自分を愛すると成長できない?

 

ストーリーの中のセルフイメージはありのままの私ではありません。

 

たとえどんなに、『不十分な私』が本当に思えようとも、

自分が育った中で作られた(刷り込まれた)セルフイメージで、

 

ただの自分に関する『思い』『解釈』で事実ではありません。

 

ただ、私たちの人生を大きく左右する深い思い込みであることは確かです。

 

確かに、この思いを信じて、このセルフイメージが自分だと思ったら、

受け入れるのは難しいし、こんな私をなんとかしなければならないと思うのが当然かもしれませんね。

 

 

ありのままの私とは、こう言った自分の中にできてしまった、刷り込まれてしまったセルフイメージやビリーフから自由になった、

 

もっとも自然体でナチュラルな生命としてのわたしです。

 

 

 

ありのままの自分を愛するとき、自分らしさが成長する

 

ありのままの自分を愛する時、

私たちはもっともナチュラルな自分でいます。

 

それは、純粋な好奇心や喜びを栄養に、

自然に目や意識がその対象に向かっているので、

きっと努力(頑張る)という思いすら浮かばないかもしれません。

 

ナチュラルな自分でいる時、

それは一番リラックスしている時。

 

私たちはリラックスしている時に、

創造的なアイデアや能力が発揮されやすくなります。

 

ありのままの自分でいること、それは一番自然体な自分です。

そして私たちがそのような時、

自分らしさの花が開いて、最もいつの間にか成長している時なのです。

 

 

 

 

 

P.S

長くなってしまったので、

次のブログで

ありのままの自分を愛する』と言うとき、知っておいてほしい視点

をお話ししますね♪

 

 


 

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あなたの心のかかりつけセラピスト

澤田 准