もう生まれていることで、既に世界から必要とされている | 澤田 准 生命の輝きを取り戻すセラピー

澤田 准 生命の輝きを取り戻すセラピー

Body, mind, spirit のホーリスティックアプローチから
あなたの心と体、ハートを元気にする身体心理セラピスト 澤田 准のブログ


ちょうど昨年の今頃、私のたまとも(ソウルフレンド)に
ちょっとした気づきのメールを送っていました。


私はこのちょっとした気づきが好きで、嬉しくて、
ぜひみなさんにもシェアしたくて書いてみました。



以前の私は 自分でもびっくりするくらい、
自分を否定して、ダメ出しをして生きていて、
全く自分を認めていなくて。

私のエゴちゃんは認めてもらいたくて、
認めてもらいたくて、
いつもざわざわしていて、

なんとか、自分はすごいんだ!ってことを
見せたくてジタバタ(笑)して、

でも人の目が怖くて、思うようにできなかったり、
バカにされると思ったりしていました。



そんな時に、ふと気づいたことがあるんです。

もう生まれていることで、
すでに世界から必要とされているんじゃないかって。

もうここにいることで、
もう既に世界からその存在が認められているのじゃないかって。



だって、
人類が生まれるずっとまえから、地球の創世記から、、
私たちはその時そのときの環境に適応して
(つまり今を生きて)生きてきてて、

進化の過程でも 必要があったから進化してきた。

その進化の過程で、
やはり生まれるべきものが誕生して、
成長して、変化して、生きてきたんだよね。


っていうことは、
その進化の過程の中で、
誕生して、成長して、変化してきたものの中から
『私』は生まれてきているのだから

もう『ここにいる』ってことだけで、
その存在証明になって、


もう誰にも、
『私がここにいて、すごいよ』なんてことを
認めてもらう必要なんてなかったんだって。



起こるべくことが起こっていて、
起こる必要のないものは起こらない。

だから、
起こるべくこととして『私がここにいる』んだ。って。


だから、私たちがすることって、

ただ、生きて、変化して、
花のように咲いたり、閉じたり、しているだけでいいんだなって。


だから、私を含めてたくさんの人が
『認めてもらいたい』を原動力に動いたり、
『認めさせる』ために
戦争までしてしまう人たちもいるなかで、


このことを知っていたらどんなに、
平和で穏やかな世の中になるんだろうって。


生きているだけで、

そう 生きているだけで、

もうすでにその存在を祝福されている


私たちはそんな存在なんだって。

そんな素晴らしい存在なんだって。






自己肯定感を育てるとか

自己否定の思いを手放すとか

そんなんじゃなくて、


本当は

私たちはそんな素晴らしい存在なんだってことを、

そんなことを思い出すだけでいいんだなって。





パン作りが好きな人がパンを作る。

それを食べたい人が食べて喜ぶ。



私たちがすることって 
ほんとはこんなに単純なことでいいんだって。



なにも特別にならなくったって、特別なんだから、
私たちの心踊ることを好きにやってみる。


そして比べてもいい。

比べることで、よし、私もがんばるぞってやる気になることだってあるしね。
そうやって心踊ることを必死に頑張ることもやはり素敵なこと。

けっして自分を卑下しない。これが鉄則。
自分に味方して優しくして、愛していくこと。


そんなシンプルに生きるひとが増えたら、
きっと素敵な世の中なんだろうなって。


********

そんなことに気づいてから
私は『認められること』に対する思いが薄れ、

自分の好きなことを表現することに
少しずつ開けるようになってきました。

こんな私がいてもいいって
自分が自分を認められるようになってから

自分へのダメだしが減り、
自分に優しくなり、愛おしくなり、


相手に対しては寛容さが出てきて、
相手がすることに対しても
ほとんど気にならなくなりました。
(全ての人に対してではないけれど)



もちろんこうした変化は
頭だけの理解では難しいかもしれません。


少しずつ、少しずつ
自分の心の奥の恐れとハートが望んでいることに向き合い、


感情的な滞りを癒していくと
エネルギー的な変容が起こってきます。


意識の向ける先が変わり、
自分のハートが喜ぶことが基準の選択が
できるようになっていきます。



そして、
生命がそれぞれの人生を通して

一つとして同じものはない、
けれど全てが繋がっている、

生命の神秘を展開しているのだなあと
愛おしくなってきます。





sawada june