■うっすら生きている、そんなあなたへ（その1）
こんばんは。
（社）日本プロセラピスト養成協会
認定セラピストの加藤えみです。
もうすぐ平成も終わり。
「平成という一時代を生き抜いた」と思うと、
感慨深いものがあります。
ザ・昭和生まれな私（笑）
そして、「平成」という時代を
振り返ってみると、
・バブルの崩壊
・オウム真理教事件
・度重なる大規模な地震/自然災害
など、
どちらかというと暗いニュースが
多かったように思います。
もちろん、悪いことばかりではなく、
「日本に戦争がなかった」ことをはじめ、
いい側面もたくさんあります。
ただ、全体的を通してみると、
”先が見えず不安的で、よりどころがない”
”ものごとが停滞している”
そんなイメージの平成。
そして、そんな平成を
生き抜いてきた私達自身も、
将来への漠然とした不安や
生きづらさを感じていている・・・
「自分の核」や「生きる支え」となるもの
「自分らしさ」が、よくわからない・・・
という方が多いのではないでしょうか？
食べることには事欠かないし、
住むところもちゃんとある。
安定した仕事にも就いているし、
イヤなことや人間関係の煩わしさもあるけど、
そこそこやりがいも感じている。
パートナーや職場の不満は、
もっぱら友人との愚痴大会で発散している。
ランチをしながらお互いの愚痴と近況報告を
話し出すと、時間がいくらあっても足りない。
これといって不自由はない。
それなりに恵まれた毎日を過ごしている。
いや、きっと自分は幸せに違いない。
・・・・
なんだけど、
今の自分に
心から満足しているか？
本当の意味で、
人生が満たされているか？
と聞かれると、
「Yes」とは言い難い。
よくわからないけど、
毎日が窮屈で息苦しい。
生き死にに関わる深刻な
悩みはないけれど、なんか生きづらい。
そんな、
うっすら幸せ
な状態で生きている人が、
意外に多いのではないでしょうか？
衣食住が確保されて、
仕事も
健康も
人間関係も
これといって
大きな問題はない（ことにしている）
「まぁ、私の人生はこんなもんだろう」
と自分で自分を納得させる。
でもね、
この、「うっすら幸せな状態」って、
実は、すごくタチが悪い。
うっすら幸せってことは、
うっすら不幸せってこと。
本当は、心の奥底では
自分の人生に満足していない。
生きることに、どこか
息苦しさや窮屈さを感じている。
いつも、よくわからない
「生きづらさ」がついて回る。
そんな、
うっすら幸せで
うっすら不幸せな生き方。
このまま続けていくと、
人生はどうなっていくのでしょうか？？
続きは次回へ。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます
加藤えみ
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