ビリー・ジョエル「Uptown Girl」(1983年) | ネコ人間のつぶやき

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 ビリー・ジョエルの「Uptown Girl」はアルバム「イノセント・マン」からのセカンドシングルです。

 

  初めて聴いたときはビリー・ジョエルぽくない感じがしましたが、大ヒットしたこの曲は代表曲の一つとなっていますね。

 

 

 タイトルの「Uptown Girl」とは「山の手女子」の意味。高級住宅街に住むハイソな女性のことです。

 

 対して歌詞の主人公は下町に住む労働者階級のタフガイなんですね。

 

 その彼が山の手女子に恋をした意気込みを歌っています。身分違いの恋に挑む男の歌なんですね。

 

 MVは、ガソリンスタンドで油まみれで働くビリー・ジョエルが高級車で現れたアップタウンガールに同僚たちとレンチをマイク代わりにして愛を歌う、という作りです。

 

 「君にはこの俺しかいないぜ!」とばかりにアタックする男の姿が清々しい。

 

 店に来ていた少年2人がロボットダンスをしだすのも時代ですね。「フラッシュダンス」でもこういう場面がありました。いいなぁ~。

 

 MVで山の手女子を演じたのはスーパーモデルのクリスティ・ブリンクリー。

 

 当時ビリーと交際していた彼女はビリー・ジョエルと後に結婚しました。

 

 「Uptown Girl」は「でもね、俺はタフガイじゃなくなったんだ。だって君に恋しちゃったからさ」という男の可愛さを歌ってもいるんです。

 

 MV観てるとですね、思わずビリー・ジョエルと仲間たちに合わせて「タイヤイヤ~♪」とコーラスしている自分を発見、なんですね。