「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」はベストセラー作家のリック・キャッスルとNY市警のベケット刑事の活躍と恋を描いた大人気海外ドラマです。
魅力的なキャラだらけですが、キャッスルの母親・マーサがイイ味出しています。
演じるスーザン・サリヴァンが素晴らしいのはもちろん、吹き替えを担当する凰芳野さんが秀逸。
キャッスル(ネイサン・フィリオン)とマーサ(スーザン・サリヴァン)
"CASTLE AND MOTHER GIMPED..." Photo by Bill Strain
source: https://flic.kr/p/aMoqo6
キャッスルは2度の離婚を経て現在シングルファーザー。キャッスルは思春期の娘アレクシスの気持ちがわからず苦労することもしばしば。
マーサは今も現役の(売れない)舞台女優で若い時から今も自由奔放でキャッスル宅にて同居中。
そういうマーサですがキャッスルを叱り、励まし、絶妙のタイミングでキャッスルに豊富な人生経験を元に助言してくれるのです。
キャッスルが子どもの頃、貧しかったけれども、マーサは素朴ながらも精一杯のクリスマスを欠かさずしてくれた、という思い出を回顧するくだりがありましたが、マーサとキャッスルのあいだには愛着の絆があるのですね。
お父さん子のアレクシスもおばあちゃんのマーサが大好きで、三世代に渡って愛着の絆があります。
愛着関係とは愛情と信頼関係の基礎。だからずっと互いのことを気遣うことができる。
家族の形態がいかなるものでも、大事なことは親子(親的な存在と子)のあいだにしっかりとした愛着関係があるかどうか。
一番近くに一番の良き理解者がいるって心強い。そして愛着の絆は親から子へ相続するもっとも価値あるものですね。