朝晩、ひんやりとしてきて
爪やお肌が乾燥する季節となりました
このブログでは、
お爪が分厚く、硬くなる原因として
主に乾燥と爪水虫についてご紹介してきたのですが
実際には
この他にもお爪が硬くなる原因があります
少しまとめてみます
【爪が硬くなる原因】
①外気の乾燥による乾燥。
これは、季節にもよりますが、夏は冷房、冬は空気の乾燥や、暖房による乾燥によって、爪も乾燥します
②体内の水分不足による皮膚の乾燥。
水分の摂取量が少ないため、全身の細胞に十分な水分が行き渡らず、特に皮脂腺のない足の皮膚は乾燥しやすくなります。皮膚の延長である爪も乾燥し、表面がパサついて、なめらかさを失い硬くなります
③ペディキュアの連用による爪表面の乾燥。
ペディキュア用液は爪の水分を蒸発させる成分を多く含んでいる上、爪全体を覆ってしまうため、爪の新陳代謝が悪くなって硬化します。
また除光液の連用も乾燥の原因となります。
いろいろ改良されているかと思いますので、爪の弱い人、乾燥しやすい人は信頼できるネイリストさんと相談して自宅のケアなども教えてもらうといいですね
④爪水虫等の感染症による硬化。
爪水虫に感染すると、爪体の下に粉状の汚れが付着し、爪を変色させ硬化させます。
進行すると、爪の表面がでこぼこしたり、盛り上がったりします。爪がウロコ状に剥がれたりもします。
⑤薬の長期服用による硬化。
肝臓病、心臓病、あるいは高血圧等の治療薬を長期服用すると、循環や新陳代謝に影響が現れ、爪の変色、萎縮、硬化がおこります。
以上のように、爪が分厚くなる原因は様々で、乾燥する原因も体質なのか、外的要因なのかは一概には言えないのです。
【足爪の硬化の対策】
心配な場合は皮膚科での早期診察が大切です。
お肌や爪の症状は見た目だけで自己判断するのは難しいです
経験豊富なお医者さんできちんと治療されることをおすすめします
病的な原因の硬化でなければ、毎日の保湿と生活習慣の改善、そしてドイツ式フットケアでのお手入れが改善に役立ちます
まとめると…
①保湿する
朝とお風呂あがりにしっかり保湿する。
爪の根元に揉み込むようにマッサージして保湿します。
爪は皮膚が角化したものなので、まずはお肌が保湿されている事が大切です。
全身うるうるになるように保湿してくださいね
②体内の水分量を上げる(適切な水分量に保つ)。
水分摂取量が少ない方は、朝起きてすぐ一杯のお水を飲む事から始めてみてください。
慣れてきたら、食事の前に一杯のお水を飲む習慣をつけると良いですよ
飲み慣れない人が、1.5リットルの水分を飲むのは大変だと思うので、できるところから始めると良いですよね
水分を摂取しながら、出ていく水分を補うためには、カフェインやアルコールの摂り過ぎにも注意します。
カフェインやアルコールは体内の水分を排出します。
また、塩分の摂り過ぎにも注意です。
ナトリウムは水分を取り込む性質がありますが、塩分を摂り過ぎると、その塩分に見合うだけの水分が欲しくなります。
塩辛いものを食べると喉が乾くのは、このためです。
ナトリウムと水分に見合うだけのカリウムの摂取があると腎臓の働きでスムーズに体内の水分量を調節してくれますが
そうでない場合は、血管から余分な水分が体内の組織にしみ出し、むくみに繋がります。
これも、一時的なものだと、体内でうまく調節してくれるのですが、繰り返す事によって、むくみ体質になります。
また、塩分と言っても精製されていない天然のお塩であれば腎臓が健康だと、
体内で数日の間に調節してくれますが、精製されたお塩だと体内に蓄積するとも言われていますね。
あ…脱線してしまいました
むくみについてはまた、別の機会に触れる事にいたします
③病院での診察
普段の生活や保湿を心がけていても爪が硬化する場合は、乾燥以外の原因が考えられるかもしれません。
自己判断せずに、医療機関での診察を受けてくださいね
以上です。
これからの乾燥の季節に備えて
今からしっかり対策を行ってくださいね
次回は、お肌の硬化について
まとめてみたいと思います
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました
今日も1日頑張ってくださいね
THERAPIS(セラピス) 木澤 紀子